ゆる

とりとめなく、ゆるく書き散らします。絵と小説を書くタイプのオタクです。低空飛行net/…

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とりとめなく、ゆるく書き散らします。絵と小説を書くタイプのオタクです。低空飛行net/ひきこもり/精神疾患/生きづらさ/生活保護。

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  • 低空飛行note

    • 98本

    ひきこもり・メンタル系の当事者会〈低空飛行net〉から生まれた書きものサークルです。表現したい、発信したい、そんな何かを載せられるnote。物好きなメンバーが気の向くままに更新中。

最近の記事

泣きながらハムスターを探した日

訪問看護の日だった。 今のところ何かお手伝いしてもらわなければならないような状態ではなく、基本お話をするだけだ。 でも、看護師さんとはいえ外の人を家に上げるために、部屋を掃除する動機になるので助かっていた。 というわけで、今日も部屋を掃除していたら、ハム①が外に出して! とケージの戸をかいていた。 はいはい、とすぐ出してやった。脱走できないようにサークルも作ってあったので、油断して廊下の掃除に向かった。 十五分か二十分ほど経っただろうか。そろそろ一度様子を見に戻ろう、と部屋

    • 久々にけっこう病んでた

      前回のノートを描いたとき、それはそれは心が荒んでいた。 一、二週間にわたって息苦しさのようなものがあった。 最近じゃほとんどなくなった、「帰宅してから自分の今日の言動を振り返ってクソほど反省し死にたくなる消えたくなるタイム」がじわじわ復活してきたり、 いつもだったら「まあ、自分に変えられないこと手をつけたってしゃーないし」という適度な無関心、自他境界の壁が揺らいでしまったりもしていた。 先日の就寝前なんかは、家のベランダから落ちていく自分のイメージが頭から離れず、「やば

      • 火にくべる

        母はいつも疲れていた。 子ども、特に私に対して、今で言うモラハラをする傾向にあった。 うちでは、「勉強に必要なものは親が買うから言いなさい」という方針だった。 とてもいいことだ。当たり前のことかもしれない。すべての子どもが得られるわけではない「当たり前」だ。私は恵まれていたと言える。 でも、いちいち申告するのは少し息苦しくて、私はある日、お小遣いでコンビニのカッターナイフとペンを買った。 紙をスーッと切るのも、自分で選んだペンでぐりぐりと字を書くのも、ささやかながら楽しか

        • #3 夜目が利く 君の世界の低い空 どれだけ広く、眩く映る?

        泣きながらハムスターを探した日

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        • 低空飛行note
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        記事

          #1 夜の窓 レース透かした街の灯が 君の生涯 照らす星空 #2 君が知る 私らしさは ぬくもりと、よくよく洗った手のひらの匂い

          #1 夜の窓 レース透かした街の灯が 君の生涯 照らす星空 #2 君が知る 私らしさは ぬくもりと、よくよく洗った手のひらの匂い

          ハム短歌

          昨年末にハムスターを迎えた。 子どもの頃からずっと、いつかハムスターと暮らしてみたいなあと思っていた。ある意味、夢のひとつだった。 店頭でたまたま見かけて一目惚れし、飼育に必要なものを一週間ほどかけて揃え、まだ売れてしまってないか、まだいるか、とちらちら何度も覗きに行って、ようやくお迎えした。 思い立ったが吉日、人生やりたくないことやってる暇はねえ、のマインドだった。 ふわふわであたたかく、見ていて飽きない愛しい生き物だった。 魚たちも可愛い存在だが、やはり同じ哺乳類かつ毛

          ハム短歌

          生存報告

          わりと元気になってきた。 人間関係で色々あって、消耗していたこの所。 その件についても書いて昇華した方が……と思いつつ、書き物は義務感のようなものに押されながら生むものではないと思い直し、パソコンを閉じました。 参ってはいたものの、関西に東京に遊びに行ったり、B型事業所の見学体験を済ませて受給者証の申請までいったりと、動けてはいました。ヨシ! 今後とも、 書きたくなったら、ゆるゆると。

          生存報告

          もともとゆるくやってたけど、経験則で「これはやばい」を察知したのでしばらく意識して休みます。ゆるくいこう。

          もともとゆるくやってたけど、経験則で「これはやばい」を察知したのでしばらく意識して休みます。ゆるくいこう。

          イラスト 2023.11.14

          イラスト 2023.11.14

          おすすめ¥0書籍/三森みさ 著

          ※著者:三森みさ様へお問い合わせの上、見出し画像への使用許可をいただいております。 前回予告した内容とは異なりますが、 「過去の傷やトラウマ持ちのみんな、これ読んでくれ〜〜!!!!」 という気持ちで宣伝させていただきます。 コミックエッセイの形をとっているので難しいこと考えず読みやすく、 しかもなんと、無料で読めます。Amazon Kindleか、そのままWEBで読めます。 Twitter(X)でも読めます!が、個人的には本にまとめられてる方が続きを探す手間が省けるし集

          おすすめ¥0書籍/三森みさ 著

          皿洗いが嫌すぎて風呂に入れない

          すべての家事の中で皿洗いがいっちゃん嫌だ。やりたくない。 皿洗い自体が不得手なわけではない。ちゃんと洗える。 ただ、手が濡れて、食べ物の汚れに触れるという作業がどうにも苦手。 とはいえほぼ毎食自炊をして都度皿を洗っていた時期もあれば、飲食店やカラオケのバイトで洗い物をやっていた間は「何も考えずできる作業」のひとつになって、バイト先の余韻でさっさと洗うこともできた。 でもこの一年、ほんとダメだ。 家にある食器や調理器具の九割がシンクで洗われないまま九龍城になっている。総菜の

          皿洗いが嫌すぎて風呂に入れない

          誰かを「嫌い」になるということ

          先日のnoteから若干つながった記事になる。 突然だが、私は高校生くらいまで「人を嫌いになっちゃいけない」と思っていた。 思い込んでいた。 人を嫌いになるのは悪いことだ。誰だって理解する努力をしなければ。そんなふうに考えていた。 平和主義(この言葉も適切ではないかも)というよりは、「私だって十分罪深くゴミみたいな存在なのだから、人を嫌いになるなんて『贅沢』をする資格はない」とでもいうような心理だったように思う。 以前に別のnoteで書いたが、自己認識がヒト以下の泥人形だ

          誰かを「嫌い」になるということ

          本と文と嫌悪と

          てめぇの脳を割りたい。 某文学作品のタイトルをもじって自分の今を表すならそんな感じ。そう思うくらい《てめぇ(自分)》の頭が痛いし、そう思うくらい《てめぇ(お前)》の脳を食って血肉としたい。 今日、図書館で本を借りた。それだけのこと、たかがそんなこと、と思われるかもしれないが私にとっては大きいことだった。 一年前だったか二年前だったか定かではないが、あまりにも家から出れなく、文章も書けなかったとき、書籍化ネットノベルの原作を小説投稿サイトで流し読みするだけでは思考力が鈍っ

          本と文と嫌悪と

          たまに見る夢

          たまに見る夢。 高校に入り直す夢。 『やり直している』夢。 夢の中の私は、これが「やり直し」だと自覚していることもあれば、完全に人生一週目のつもりでいることもある。 自覚しているときは、夢の中で自分を鬱に追い込んだ同級生にしっかり怒って反論していたり、最後まで辞めたくても辞められなかった部活をさっさと辞めたりしている。 やり直さなくては、今の頭と体力でもついていけるかな、頑張れるかな、と、どこか現実での自分のスペックや肉体年齢を認識したような心配をしていることも。

          たまに見る夢

          過去の恨みと現在の許し

          (帰省に関する記事はまた後日、と書きましたが、筆が乗って書き上がったので投稿します。)  *** 二年ほど前、曾祖父の葬儀の日。伯母と私と妹で、近くのコンビニにおかしを買いに行った。集まった親戚たちへのお茶請けだ。田舎なのと、曾祖父に子どもが多いのもあってサマーウォーズ並みに親戚が多い。当然、買わなければいけないものも多くなる。 結構な量を買ったが誰もエコバッグは持っていなかった。大きいレジ袋を購入した。そのとき、妹がてきぱきと袋を広げ、店員さんがバーコードを読み取った

          過去の恨みと現在の許し

          長ネギ落とした

          なんのひねりもなくタイトルのまんま。 スーパーに買い物に行った帰り、家に着く直前でエコバッグに差していたはずの長ネギがないことに気付いた。 よりによって今日は雷がゴロゴロ鳴るような雨天で、自転車を諦め徒歩だった。体感労力は倍。でも、おうどんにネギ入れたいしなあ……せっかく買ったしなあ……と引き返し、スーパーへの道を半分ほど行ったところで無事に拾った。 無事回収できたのと、一応Twitterで「ネギ 落ちてた」でサーチして自分が落としたものは投稿されてなかったのを確認したの

          長ネギ落とした