最期の夢を叶える、黄色い救急車
AmbulanceWens 2019年1月訪問
最期の夢を叶えるチーム。
6台の救急車と270人のボランティアで年間2000の夢を叶えている。1日あたり5件以上。研修に行った日は救急車は2台だけが残っていて、その時今、オランダのどこかで4つの夢が叶っているってこと。
「行けないところはない」
と、ポリシーを設立者のKeesVeldboreさんは言いました。実際に見せていただいた写真では吹雪の中を進むチームの姿。そしてエッフェル塔を見に、ローマ法王に会いに、海外にまで行く黄色い救急車。
夢を一緒に叶えたいボランティアは募集せずとも待機が出る。
日本はこれから多死時代。
たくさんの“最期の夢”も溢れる社会。日本の夢は、どうやって叶えていきますか?
オランダで始まったこの夢を叶える救急車。
海外から視察に来て、その国にも同様の財団が立ち上がることが増えている。
「そういえば、日本からも問い合わせがあったことがあった。それっきりだけど」とKeesVeldboreさんはおっしゃっていました。
帰国してから東京で参加した、在宅医療の教科書の編集会議で、この黄色い救急車の話をしていたら
市橋亮一先生が「俺、日本でやりたくって問い合わせしたことあんだよねー。それっきりだけど」
ここにいた!