紅谷は“こどもホスピス”の設立に反対です。 そして…、こどもホスピスを創りたいとも思っています。
紅谷は“こどもホスピス”の設立に反対です。
「こども」「ホスピス」という誰かと誰かを分けようとする言葉が二つも入っているから、です。
お正月の親戚の集まりに、赤ちゃんが一人加わった瞬間、雰囲気が変わるじゃないですか。幸せな気持ちになるじゃないですか。
弱っちくて、気が利いた一言も言わない。なのにあいつは、皆を幸せにする。
それが、こどものエネルギーであり、強さです。
自分で飯が食えて、ウンチができる。そんな強さを得た大人が、
大人になる過程で代わりに失う強さ、を彼女ら彼