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松橋萌の欧州散歩伝2024其の18(グッゲンハイム美術館)

雨のため、美術館へ行った。ビルバオのことを犬の町だとは思っているものの、旧市街に売られている花でできた犬の置物は一体何だろうと気になっていた。なるほど、ジェフ・クーンズだったか。(工事中)
ビジュアル、ポップアート。大戦以降であること。アメリカ。

ジューン・クレスポはグッゲンハイムにおいて初のバスク出身アーティストであるとハビエルさんから伺っていた。但し恐らく、彼女の作品のどのあたりがバスクの歴史と接点があるか理解して帰った観客はかなり少ないのではないかという展示に思えた。(それは彼女の作品の良し悪しには関係しないことだが)

フランス語のキャプションを合わせて四つの言葉に翻訳される
orangcosongのキーワードの中に"透明な壁"というものがある。

この作品の間は通り抜けることができなかった。その時に、ビルバオ美術館の作品には作品テープが無かったことが頭にふっと浮かんだ。この後も、彫刻に少し近づいた時に監視員が移動してスッと私の隣に立つなどのこともあった。(優しげな表情ではあったが)

巨大な作品を見下ろして鑑賞できる。客観性
たまにであれば自己言及もする
"ピノキオ"

つづく

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