俺は変われるのか【舌癌編】26
舌癌治療後の経過観察が始まって、間もなく2年と半年が経とうとしているが、最近ちょっと気になり出したのが「酒量」である。
ハッキリ言って、酒量は舌癌罹患前と変わらない。
何故か?
酒が相変わらず旨いのだ。
以前、大腸癌に罹った方の記事を拝見した事があるが、その方はビールが大好きなのに、ある時その大好きなビールが不味く感じ、結果としてステージ4の大腸癌に罹っていたという。
酒の趣味が無い人にとってはバカな話かもしれないが、私の中で「酒の味」は心身の異常を察知するバロメーターなのだ。
例えば、風邪をひいた時の酒は不味いし、嫁と喧嘩した時や、会社で嫌な事があった時も不味い。
酒マズ記事を書いている最中、私は舌癌に罹っていた時期の晩酌を思い出したが、初発の癌の時も、再発の時も、以前記事にもしたが再発治療の入院前夜も、いずれも酒は旨かった。
酒の旨い不味いはバロメーターにはならなそうだ。
しかし、とうとう酒が不味くて飲めなくなったその時は、本当に最期なんだろうな。
そんな妄想も、今夜の晩酌の肴だ。
タコだよ私は。
本当に俺は変われるのか。
※たまにこのBGMを聴いている。
癌への勝利近し…それを望んで。
https://m.youtube.com/watch?v=qg77_w0247U
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