スモールビジネスで起業を始める方法
こんにちはKenです。
今回は「スモールビジネスで起業を始める方法」について執筆していきます。
この記事を読めば「コストゼロでビジネスを始めることができる」ようになります。
■実績がなくても始められるのか?
スモールビジネスは、資格がなくても実績がなくても始められます。
重要なのは「やり方」です。
スモールビジネスでは「何を売るか?」ではなく「どこで、誰に売るか?」が最重要です。
それではより詳しく理解していきましょう。
■スモールビジネスの3つのルール
スモールビジネスではの下記の3つのルールがあります。
まずは「1.思考スタンス」から理解していきます。
■1.スモールビジネスの思考スタンス
スモールビジネスを行う上で、まず重要なことは「ダイナミックプライス」を定めることです。
「ダイナミックプライス」とは、商品やサービスの需要に応じて価格を変動させる仕組みのことを言います。
ダイナミックプライスがないと、大手企業と同じ商品価格に落ち着いてしまい、勝ち目がありません。
なのでダイナミックプライスを設け「常に自分のビジネスに対し、試作発案思考を促すこと」が必要です。
先に販売価格を設定し、その価格でどのように販売するかを考えることが、新しいアイデアを生み出します。
そして順調に販売数が増えたら、購入者を減らす為に値上げを行います。
値上げした価格でさらに販売していくために施策思考巡らせて、新しいアクションを行います。
これを「価格弾圧」といいます。
スモールビジネスではこの「価格弾圧」という挑戦は必須です。
なぜならば、この挑戦がないとマンネリが生まれ、このマンネリ化がビジネスの成長を妨げてしまうからです。
■価格弾圧をどのように行っていくか
ここからは先程述べた「価格弾圧」を行う上で「値上げした価格に見合うサービスをどのように生み出していくのか」を具体的に理解していきます。
例えば、現状で売り上げが500万円あり、この売り上げを1000万円に上げたいとします。
ここでの差分の500万円がGAPであり「すべきこと(To Do)」になります。
この段階でまず行うべきことは「なぜ500万円を上げられないのか?」といった「Whyの部分」考えて深掘りしていくことです。
いきなり「すべきこと(To Do)」を考えてはいけません。
「価格弾圧」には順序があり「すべきこと(To Do)」の作成までに5つのステップがあります。
ここからは「価格弾圧の正しい方法」を、この5ステップで順番に理解していきます。
■価格弾圧の正しい方法
◆ステップ1です。
まずは「現状」と「理想の姿」を書き出しましょう。
そして書き出した後に、その2つの間のGAPが生まれている理由について3回以上「Why思考(なぜ?)」で深掘りしていきます。
この深掘りをすることで「課題の原因」が明確になります。
この深掘りが無いと「課題の要因」について思考してしまうので、必ず3回以上深掘りをしましょう。
◆次にステップ2です。
次は「課題の原因」について「自分でコントロールできるかどうか」の選定をしていきます。
◆そしてステップ3です。
課題の選定ができたら次は「課題の原因の優先順位」付けを行います。
この優先順位は「重要度」と「緊急度」で区分していきます。
数人でMTGを行う際は、あらかじめこのステップ3まで準備しておきましょう。
◆次にステップ4です。
優先順位をつけて終わったら、それらをスコアリングして点数を付けます。
事業で重要なことは「やることを決めること」よりも「やらないことを決めること」です。
◆そして最後のステップ5です。
ここまででできて始めてTo Do タスクを作成していきます。
スモールビジネスでは大手企業にはない「スピード感」のみが勝ち筋です。
なので「価格弾圧をして課題を解決するサイクル」をスピード感を持って継続していくことが重要です。
■2.スモールビジネスのコスト戦略
次に「スモールビジネスの3つのルール」の2つ目「2.コスト戦略」についてです。
事業をコストゼロで行う為には「コストを持たない仕組み」をつくる必要があります。
そこで今回は3つのコスト戦略を紹介します。
◆隙間ビジネスモデル
これは「時間と場所の隙間」を探すビジネスモデルです。
例えばお店の閉店時間に場所を借りたり、お寺でヨガ教室を開いたりといったことです。
◆マッチングモデル
これは「日常に溢れる需要と供給を観察して、お互いのニーズをマッチング」させるビジネスモデルです。
例えば「広い駐車場を余らせているコンビニ & 場所が欲しい八百屋さん」であったり「人が来ないお寺 & 場所が欲しいヨガ教室」をマッチングすることになります。
◆クロスコストモデル
これは地域コミュニティを巻き込んでコスト分配するビジネスモデルです。
例えばチラシを作る際に自社のみで作成するのでなく、地域コミュニティのお店も巻き込んでチラシを作成します。
そうすることで、コスト分配が可能になり、作成するチラシのコストを削減できます。
■3.スモールビジネスのサービス戦略
最後に「スモールビジネスの3つのルール」の3つ目「3.ビジネスのサービス戦略」について理解していきます。
スモールビジネスのサービス戦略について、ここから4つ挙げていきます。
1.不透明市場に誘導する
これは「相場に縛られない価格」での販売を可能にする戦略です。
例えば「動画制作」という案件に対しては「1本につき数万円」という相場が決まっています。
そこで、この相場を超える価格での販売をするために「動画制作の前後の行動プロセス」もサービスに包括して、自分のビジネスを「メディアコンサルティングの仕事」まで膨らませます。
具体的には「動画作成」だけでなく「映像の撮影・メディアの立ち上げ・動画投稿後のSNS運用」もサービスに含んでしまいます。
このように「メディアコンサルティングの仕事」とすることで「動画制作の相場」から逃れることができ、まだ市場価格が定まっていないポジションから営業をすることができます。
2.いま売れ筋のサービスを専門的に打ちだす
これは先程とは逆に「専門性に特化」してして市場価値を高めるサービス戦略です。
「ニッチ戦略」ともいえます。
例えば「美容院➡︎ヘッドスパ専門店へ」「パン屋➡︎エッグタルト専門店へ」という具合に、売れ筋の商品に特化して価値を高めることができます。
3.プロダクトマーケットフィットを理解する「カスタマーが求めている価値」を正しく理解する必要があります。
これがないと生き残ることができません。
ここで美容院を例にみていきます。
なぜ人は美容院へ行くのでしょうか?
ただ髪を切りに行く訳ではなく「デートでおしゃれをしたいから」「SNSに写真を上げるから」などの理由が挙げられます。
こうした理由から美容院のサービスとして「コスメルームをつくる」「スタジオで写真を撮る」といった価値を提供することで、競合との差別化をすることができます。
4.長期的なビジネスは必ず既存顧客を大切にする
古くからある定食屋さんしかり、銀座のお寿司屋さんしかり、長期的に続いているビジネスは既存顧客で成り立っています。
そして「既存顧客にかかるコスト」は新規顧客の5分の1です。
既存顧客をしっかりと定着させるためには、顧客同士を繋げることです。
そのために顧客同士が繋がれるようなイベントを開催するなどのアクションをとっていきます。
ここまでの「スモールビジネスの3つのルール」をスピーディに行っていくことが重要です。
■まとめ
ここまでで「スモールビジネスで起業を始める方法」は以上です!
MUPカレッジで学んだ内容のアウトプットです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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