改めて自分の”好き”を問う。

選抜制度導入。

朝起きて、タイムラインを見ると色んな意見で溢れている。
僕は正直、「ごんすな〜」としか言えなかった。
正直、朝一の一言目が「ごんすな〜」は勘弁してほしい。

でも、「ごんすな〜」の中には色んな考えがあって、感情は動いているらしい。

僕は、あまり意見がパッと出る人ではないけど、流石に「ごんすな〜」のみは気持ち悪いので、「ごんすな〜」の中身を少し考えてみようと思った。

色んな意見があるのは、それぞれ「好き」が違うから?

まず、考えていたのは、本当に色んな人が日向坂46のことを考えていて、色んな意見があるな〜と思ったこと。

全員選抜から選抜制度導入という流れを受けて、受け入れる人、怒る人、楽しみという人、応援する人、批判する人、たくさんいた。

なぜ色んな意見で溢れかえるかというと、
「同じ”日向坂”が好きでも、日向坂のどこが好きなのか?」
が違うからなのではないかと思った。

・日向坂の面白いところが好きな人(ひなあいがあれば十分って人、面白かった)
・日向坂の、あるメンバーだけが好きな人
・日向坂の可愛いところが好きな人(これは適当にあげた)
・日向坂を大きなグループにしたいと本気で応援している人(これも割と適当かも)
etc…(本題じゃないから適当)

まあ、色んな意見が溢れかえるってことは、それほど色んな人が感情を動かされる出来事だったのだと思うし、”好き”が問われる事態だったのだなと思う。

一方で「ごんすな〜」しか言えなかった自分も、タイムラインで溢れかえる意見を見ているうちに、自分は日向坂46の何が好きなのだろう?と否が応でも考えることになり(何度目か)、これを書くに至った。

正直、今までも何度も考えていたことで、下書きにもPCの中にも、就活中にも考えた形跡が山ほどあるが、まとめることができずに眠っていた。

選抜制度発表を受けて、なんとなくまとまりそうだったので、こうしてまたチャレンジしている。

自分は「日向坂46」の何が好きなのか?

本題。
選抜制度発表を受けた自分の感情はというと、
「むしろ応援したくなった」「楽しみ」
という感情が強い。

日向坂の何が好きだから、そのような感情に至ったのか?
自分には、明確に2つあると感じた。

  1. 面白いところ

  2. 組織力

「1.面白いところ」に関しては、「組織力」とももちろん繋がる部分ではあるのだが、今回の本題ではないので割愛する。「面白さ」は選抜とはあまり関係がなさそうだし、選抜が導入されたことによって、彼女らの面白さには変化がないだろうから、怒りや批判は湧かなかった。

でも、「面白さ」だけが好きだと、僕は選抜制度発表には感情は動かされなかったと思う。

今回の件で、
「特に自分はここが好きだから『”むしろ”応援したい』『楽しみ』という感情が湧いたんだ!」と思ったのが、「2.組織力」の点。

ここについて、これから自分の好きを語りたい。


日向坂の「組織力」が好きなのは、「野球部での経験」があるから

なぜ日向坂の「組織力」が好きなのか?を語る上で、自分の経験や語りが混じってしまうが、許してほしい。

理由は、僕の大学野球での経験にあると思う。
野球部で主務(マネージャー)という役職に就いており、その時は野球部が日本一になるにはどうしたら良いか?と色々考えていた。

その目標に向かうにあたって、
一番難しかったのが「チームをまとめること」だった。

100数名いるチームを一つの方向に向かわせることがとにかく大変だったというか最終的にできなかったと思っている。

具体的には、
・ミーティングの必要性や重要性を説明することができなかった
→もちろんごく少数だけど、「その時間は練習したい」「早く帰りたい」と言われた。強く言えるほどの人もいない。自分も言えない。

・監督と選手間での不信感の解消ができなかった
→監督の方針を違うと思ったら自分で選手に伝わる前に止めるとか、うまく伝えるとか。選手の意見を監督に伝える、選手とコミュニケーションを取るだとか・・・。能力不足。(不信感が解消できないと判断すれば監督を”敵”として選手でまとまるということも意外と強くなる方向だったが、その舵にも切れず、中途半端だったとか・・・)

・一人一人に役割を説くことができなかった。
→最後まで諦め切れないのは痛いほど理解しつつ、最後の最後までレギュラーに対して嫉妬や文句のようなのがあったと感じる。選手としては良いと思いつつ、チームとしては良くない状況だったのかなと思う。それを素直にお願いできなかった。僕にも不信感があったんじゃないかな・・・?

まあ、長くなったし、野球部時代の友達に見られたら嫌われそうだし、就活みたいだけど、こんなことがあったのだ。

日向坂の組織力①:「チームのことを話し合える」

そんな経験があったから、僕は「日向坂」に感動したのだ。

まず、ミーティングを開いてそれを「意味がない」などと言う人が一人もいない。(いなさそう)

それがいないのは、佐々木久美さんを中心とする一期生の力なのだと感じるが、たとえ二期生にそんな人が入ってきてたとしても、ミーティングの必要性をしっかりと説ける、強い意見を言える、そういうだけの実力がある人が一期生には揃っているだろう。

もちろん、二期生にはそんな生意気をいう人は誰も入ってこなかった、最高のメンバーが揃ったが、それも佐々木久美さんを中心とする一期生がリスペクトされるような人間性があったからだと思う。そして、その雰囲気はしっかりと三期生、四期生へと伝わっている。

まず、
「チームのことを全員で話し合うことができる雰囲気がある」
ということにとても感動したのだ。
一人一人が自分のことではなくチームのことを考えていなければできないことだと思った。


日向坂の組織力②:「チームのために動ける」


一人一人が「日向坂のために」という精神を持っていることに強く感動した。

全員がチームのことを考えている。
その上で、自分に何ができるのかという個人のことを考えていて、その「チーム>個人」であることがすごいと感じた。

そして、それは時に自己犠牲であるかもしれないが、自己実現という形で多く現れたりする。一人一人が、チームのためにを考えつつ、できるだけ自己犠牲という形ではなく、”チームのため”に繋がる自己実現を目指して突き進んでいく。その突き進み方も凄い。他者(他出演者)よりも頑張る・突き抜ける姿勢。←ここめっちゃ好きです。凄すぎ。
(=自分の強みはどこで、この強みはどのように活かせるか?どこまで伸ばせば良いか?)

・W杯でブレイクした影山さん(レッドオーシャンの中で突き抜ける)
・車 / 高速道路という独自路線で進む富田さん(ポジショニングと突き抜け)
などなど


日向坂の組織力③:「自分達で作り上げた哲学がある」

「話し合える」根底があるからかつ、
「チームのために動ける」のはこの哲学があるからこそなのだが、

”誰も置いていかない精神”
”ハッピーオーラ””Let`s be happy!!"のように観る人をハッピーにしたい気持ち

は日向坂が積み上げてきた哲学なのではないかと思う。
そして、その哲学はメンバーに受け入れられてしっかりと精神が共有されており、行動も伴っている。

僕はこの哲学自体が好きというよりは、「メンバー自身で作ってきた哲学があること」や「それが納得される形でチームに共有されていること」が好きというか、尊敬というか。

ひらがなけやきの結成から、積み上げてきたこの哲学は、
トップダウンではなく、ボトムアップでメンバーが作り上げてきたものというのが重要かなと思う。

僕が野球部の時にできなかったから、「すごい」と思った。


その上で、なぜ選抜制度で「楽しみ」になったのか?

この「組織力」があれば、逆境になったり、受け入れ難いことがあったとしても、何らかの答えを導き出してくれると思うのだ。

「こういう自体になりました」

「あ〜ふざけんな、悪いのは〇〇だ」「意味がない」

という組織ではなく、

「こういう自体になりました」

・受け入れる?受け入れない?の議論 →受け入れないなら反論に行ってみる
・受け入れざるを得ないのであれば、哲学と照らし合わせてどういう形にしていく?
・自分たちこう考えてこういう形ってできませんかね?と提案する

と建設的に考えられる・もう考えているのが日向坂だと思っている。
そこに絶対的な信頼を置いている。
※選抜制度の良し悪しは僕には正直、わからない。

ただ、僕は、そうやってメンバーが考えて考えて自分たちで導き出す答えが、「楽しみ」で仕方ないのだ。
そして、メンバーそれぞれがどう考えてどう動くのか?も非常に「楽しみ」だし、今もブログやトークで楽しませてもらっている最中だ。

以上が、僕の感情が、
「むしろ応援したくなる」「楽しみ」になった理由だ。

長くなりましたが、それが「ごんすな〜」の中身だったようです。


日向坂が好きな理由をやっとまとめられて良かった・・・。


もしここまで読んでいただいた方がいたら、本当にありがとうございます。
引き続き、よろしくお願い申し上げます!


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