見出し画像

英語をやり直し始めたきっかけ

こんにちは、Koalaです。
今日は「英語が超絶苦手」な現・英語講師のわたしが、英語を勉強しなおすきっかけとなった出来事をお伝えしようかと。

英語に限らず、人生何がきっかけでどう変わるか分からないし、今は点にしか見えないものが線になることだってある。

読み終わった後にそんな風に感じてもらえたら嬉しいなと思います。


進路の決まらない大学生時代に初めての海外旅行

今の大学生の方々を見ていると、インターンなど通常の就活とは別枠での活動もたくさんしているのかなあ、と。
わたしの時代は、まだギリギリ一斉に就活スタート!な時代でした。

ただ、就活があと1年ほど先に控えていた大学生時代、「就活でアピールできるものがない」「そもそも何がやりたいのか分からない」というモラトリアム期に突入してました。

そんな時、海外旅行大好きな友人が格安のパッケージツアーを見つけてくれて。
行先はなんと「トルコ」!
モロッコやトルコの雑貨・雰囲気が好きでハマっていた時期だったので、「その価格でいけるなら即決!」な旅行でした。
(今では考えられないですが、確か5泊7日で9万円とか…?)

カルチャーショックならぬ"自分にショック"が連続な旅

添乗員さん付きのツアーだったので旅行で心配なことはほぼ皆無。
友達も海外旅行慣れしている子だったので安心感抜群。

食事もおいしく(何かにあたって丸1日死んでましたが)、ツアー参加者の人にも可愛がってもらい順風満帆な旅!のはずが…
自分の英語の話せなさで悔しい・寂しい思いをすることが続出!

せっかく現地の人が英語で話しかけてくれても苦笑いしかできないわたし。
(当時のわたしの英語力はTOEIC400程度)
トルコの観光地で働く人たちは簡単な日本語を知っている人も多く、日本語で話しかけてくれる人も多かったのです。
ただ、要所要所ではやはり英語になることが。そんな時に何もかもついていけなくなる。

差別的な意図は全くないのですが、トルコって日本と同じく現地語を持っており、英語を話せなくても生活できる国、と勝手にイメージしていたので、「似たような環境のはずなのになんで自分はこんなにも英語ができないのか」という思いが余計に助長されました。

謎の負けん気を発揮!ゼミでの出来事

そんなこんなで初の海外旅行は楽しい思い出に少しの苦い思い出が混ざるような形で終了。

そしてまた人生の転機になる出来事が。
当時、イタリア系のゼミに所属していたわたし。なんとゼミの同級生の半数以上が1年にわたるイタリア留学へ行くことに。

イタリアやドイツに興味はあったものの、正直留学に行くまでの熱量は自分になく。
ただ、1年後に戻ってきた彼女たちに会った時のことを想像すると「自分は何も成長していない。彼女たちはキラキラしている。」と思ってしまいそうで。

そこからはもう自分の気持ちが止まらず、誰にも相談することなく1年間の休学を決めていました。(ゼミの先生に後々怒られた。笑)

休学期間で何をしたいのか、英語を使って何をしたいのか

休学を決めたは良いものの「とりあえず英語を喋れるようになりたい」という漠然な考えしかもっていなかった当時のわたし。

ゼミの先生には「将来何をやりたいのか」「この休学期間を何に活かしたいのか」よく考えるように再三言われた記憶があります。
正直これはいまでも理解できる部分と、そうじゃなくてもいいんじゃないかな、という気持ち半々です。

「英語を使って何かをする」というのがキャリアとしては広がりも持てるし良いことだというのは分かる。

一方で、目標はないけどとにかく英語をやってみたい!(悪く言えば手段とが目標が入れ替わっている)という状態も、ダメなわけではないかと。
最終的にわたしは、当時の経験やその時から培い始めた英語力が今の仕事にも繋がっているので。

ショック×負けず嫌い=たまたま英語に出会ったKoala

こうやって振り返ってみると、たまたま英語ができないという悔しさに出会い、その後、同世代のキラキラをみて自分もいてもたってもいられなくなり…と、割と他人軸で進んできてしまっているようにも見える人生。

とはいえ、実際に英語力を上げていく過程で泣きたいほど辛い経験もたくさんしましたし、こういったすべてが今の自分に繋がっていると思うと、きっかけなんてどこにでも転がっているんだろうな、それを自分に還元できるかは自分次第なんだろうな、って。

何かを始めようと思った時に遅すぎることって少ないと思うんです。
ありきたりかもしれないけれど、今日が人生で一番若い時。
そんな時間を大事にこれからも使っていけたらな、と感じている今日この頃。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?