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〈イベント〉BitSummit Drift を駆け抜けた

京都の7月はかった…


はじめに

去る7月20日(土)、21日(日)、京都の東山、みやこめっせにて国内最大級を誇るインディーゲームの祭典『BitSummit Drift』が開催されました。

『BitSummit』は国籍も、開発規模の大小も問わず、企業、個人製作、学生チーム入り混じったありとあらゆるインディーゲームの展示会。こりゃいかなきゃ損でしょ!と友人が開催一週間前におぽのに呼びかけて、今回人生初めてのオフラインインディーゲームイベントへの臨場を果たしました。

もとよりオンラインのインディーゲーム紹介や、企業が行うインディーゲーム特集などを好んで視聴あるいは閲覧しているおぽのですから、友人の誘いは願ってもないサプライズ。もーそりゃ、開催は眼前だったんで大慌てです。行き帰りの飛行機便と宿と翌日のお休みの許可をとりましたよ。


0日目(7月19日)

実はこの日も『BitSummit』の開催日。ただし、ビジネスデイということで関係会社の人とかプロデュースなどを生業にしている方々の日なのです。
一般参加は不可能。うらやましい…。

一方おぽのは、イベントが楽しみすぎて前日から一人空港付近で一夜を明かす暴挙に出ていました。(このせいで後々体調を崩します。)


1日目(7月20日)に遊んだ作品

友人と合流し会場へ、こういったイベント自体が初めてで緊張感もあり、いったん全体を見渡してゲームはほどほどに雰囲気を楽しむ選択。

会場はみやこめっせの1階と3階に分かれており、
3階がメイン会場で、インディー開発や協賛会社のブースが出展されているエリア。
1階がインディー開発グループだけではなく、とんでもないコントローラーがあったり、学生さんたちのブース、アナログゲームのブース、物販やフードコートのあるエリア。
といったところでした。

もう、あっちやこっちやに目移りしてしまって大変。何せ有名タイトルはおろか全く知らない作品も目白押し。各会場の中央はイベントステージになっており、ゲーム開発者だけではなく有名なインフルエンサーの方々も出られてたそうで、どこにいても楽しい、まさにお祭り騒ぎです。

……これ以上の会場のレポみたいなのは特に不要ですね!どんなインディーゲームを遊んだか、遊びたいものがあったかなど、簡単な感想を含めて書いていきます!

  • RP7
    ちょっと変わったローグライク×ダンジョンクロウル。何が"変わっている"かはSteamの商品ページをご覧ください…。
    開発者さんがわざわざ展示用に7つのレバー付きのコントローラーを作成しており、後半になるにつれ慌てふためきながら、そのレバーをガチャガチャやってました。製品版はキーボードがメインだそうです…しょんぼり。

  • Tactics Greed
    メインキャラクターを動かせるローグライク×RTSのゲーム。
    RTSといいつつ、視点は見下ろしではなくて、プレイヤーキャラの背後、三人称視点です。ちょこまか動く敵味方がなかなかカワイイのと、魔法で吹っ飛ばされる様が愉快。わちゃわちゃ感で難しく考えすぎなくていいのもよかったです。

  • Balatro
    任天堂のIndieWorldのブースで遊んだ一本。他にも遊べるタイトルはありましたが、あえて普段やらないものをチョイス。ポーカーやってるようでポーカーじゃないアナーキーなトランプゲームです。何がって、トランプやってるのにタロットが出てきて、タロット使ったらトランプが変化して…という無法地帯。"カード"なら何でもでてきます。

…1日目の作品が少ない…のはそれもそのはず、会場にいられたのは4時間ぐらいで友人がやっているのとか、他の人が遊んでいるところを見ていたりとかしていたので…


2日目(7月21日)に遊んだ作品

普段やらないタイプのゲームをやろう!という意気込みのもと…まあ、御託はいいですかね!さっさと書いていきましょう!

  • Humanoid Robot
    新進気鋭の作品もやりたいよね!ということで遊ばせていただいた一本。GAME JAMという企画で、3か月という期間内にシャッフルで決定された少人数学生チームがゲームを一本作る企画とのこと。右足左足、体の前後の操作がコントローラーのボタンに割り振られ、うまくボタン入力をしながら前へと進んでいくゲーム。ゲームルールは単純だけどその動きのもどかしさに翻弄されておぽのは笑っちゃうくらい全然でした。

やっとこさクリアした様子
  • ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!
    友人に誘われて遊んだウマ娘の4人向け対戦ゲーム。遊んだのはドッジボール。おぽのはウマ娘に暗くて、誰が良いのかわからんのでお勧めされるがままにキャラ選択しました。(くくく、ここでファンでもないおぽのが優勝をかっさらったらさぞ面白かろうな…)とか邪なことを考えてたら、邪念が漏れ出てたのかボコボコにされてビリでした。

  • DevilReversi
    友人と遊んだ対戦リバーシです。キャラがかわいい。しかしこのリバーシいきなり四隅…というか盤面の対角線がそれぞれの色で抑えられた状態でスタートします。なんと、相手のコマの上に自分のコマを重ねてひっくりかえせるという、これまたやりたい放題のリバーシ。しかも、対策として自分のコマ5つを消してひっくりかえせないコマを作るなんてことも。翻弄されておぽのは負けました。

  • Glyphica: Typing Survival
    四方八方から敵が来る見下ろし方の自動シューティングゲーム…のようで、一部だけ手動です。それは敵への攻撃。敵への攻撃だけ文字をタイピングすることで初めて実行されます。どんどん出てくる簡単な単語の敵を打倒していく様はほかの類似ゲームにはない爽快感があります。何ならタイピング練習にもなるかも。日本語にも対応しているのでそれがとてもうれしいですね。

  • Ichima-san
    和ホラーに見せかけたギャグホラー。プレイヤーが市松人形側。屋敷に侵入した泥棒達に気づかれないように屋敷の火災報知ベルを鳴らすのがゴールです。書いてて全然わからないですが、ホラーチックな『ト○・ストーリー』だと思っていただければ。プレイ開始してすぐのBGMにアップテンポの和ロックが流れるのもずるい。

  • Re:VER PROJECT -TOKYO-
    警察から追われる主人公たちのサバイバルアドベンチャー。
    東京内を駆け回るようだけど、やたらと走り回っていると、周囲の人に不審がられたりする。最終的に人前でごみ箱をあさるのも平気になるんでしょうな!!雰囲気的にどうやら不可逆の選択を迫られる瞬間がありそうなので、遊ぶときはセーブ必須…。背景の奥の奥まで書き込まれたドットがきれい。

  • CASSETTE BOY
    古いゲーム機風の画面、どう見ても2Dのドット絵な世界
    …なんですが、画面を回転させて360°その世界を眺めることができます。しかも見え方によって距離感が変わったり見えなくなったりすれば、それは今見えている画面の状態が正。見えていないものは存在しないし、近づいてきたものはその距離にある…。3Dと2Dとトリックアート的な要素が組み合わさった謎解きアクションアドベンチャーで発売が楽しみ。

いやぁ、大変充実した2日間でした…


むすびに

二日間遊んでみてよくわかりました、このイベント、来年もまた来よう…。今回至極もったいないと思ったのが、おぽの自身が英語を話せず海外の開発者さんと会話ができなかったところ。海外の方も参加されていて、うちのはおすすめですよ!Steamのウィッシュリスト登録お願いします!と話しかけてくれるのですが、さっと返せない。何を言ったかはわかるのに、気の利いた返事ができない。やっぱ英語ぐらいは話せるようにしておかないとなぁ。

あともう一つ、シャッターチャンスを逃さないこと。メインはこっちなのに京都旅行の写真しかなくて寂しい。

反省を踏まえ他のイベントスケジュールを眺めながら、虎視眈々とその日に備えるおぽのなのでした。


ちなみに下のは遊びたかったけど
いつみても並んでて
結局試遊を断念したゲーム

Wabisabi SUSHI DERBY


……なぜこの記事を7/22すぐに書かなかったのかって…?
0日目の無茶で風邪をひいちまってな…

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