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ブックレビュー「撮像新時代CMOSデジタルイメージング イメージセンサー編」

(レビュアー:ちい、専門分野:商品企画・マーケティング(LiDAR))

 LiDARメーカのマーケティング・商品企画(技術バックグラウンドはなし)の立場・視点から、本レビューを記載します。
 今回試読の機会を頂いた書籍は、CMOSデジタルイメージング技術の研究をされている方・学生に向けて書かれたものです。
 この本では、CISの基本原理から応用まで詳細に解説されています。
ある程度理解のある方向けの内容となっていますが、図やイラストが配置されており、技術のバックグラウンドがない私でも比較的理解がしやすい記載でした。
 私個人としては、TOFカメラ(CIS)とLiDARの両方の強みを活かした製品の企画に携わっていることもあり、知見は決して深くはありませんが、CISに関心を持っており、興味深く拝読しました。
 現在は、産業のオートメーション化に留まらず、人の生活により身近な現場でのオートメーション化の急速に進み、LiDARやカメラを扱う開発者・研究者、それらを採用し活用するユーザにとって、一層の競争力が求められています。
 本書では、筆者の知見を元に、最新のCISの技術動向や応用事例も紹介されているので、撮像技術の進化に興味があるすべての企業や研究者にとって、必読の一冊だと思います。

 (以上はモニターによるレビューです。レビュワー名は敬称略です)

 『撮像新時代CMOSデジタルイメージング イメージセンサー編』は以下のリンク先より試し読みとご購入ができます。よかったらご覧くださいね。



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