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iPhone Mini 難民のつぶやき

このnoteでは個人的なiPhone観について語りたいと思う。Twitterとかでminiについて五月雨に述べたところで流れてゆくだけだからnoteは便利ですね。

世代における技術革新体験

SONYのカセットWalkmanはカセットテープ世代にとっての技術革新だった。それまでの辛うじてポータブルだったカセットデッキをポケットに。
音楽を持ち運ぶ歴史の始まりだと考えると、それを経験しない世代の方にもそのインパクトが想像しやすいかもしれない。

iPhoneはその誕生自体が技術革新として、最初の成熟を迎えたのはいつ頃だろうか?
6Sぐらいが一番使いやすく、薄さ・軽さなど、ある種技術の到達点で、いまも手に馴染む使用感はそのままだ。当時は感動したものだが、それ以降は素敵だけど、ポケットに入れれば短パンがずり落ちそうなちょっと残念な携帯端末になってしまった。

自分がお小遣いをためて手が出るようになったのはこのモデルだった1986年 WM-F109 / WM-109
初代はポケットに入らなかったようだが、自分がお小遣いをためて手が出るようになったこのモデルはそれが可能だった。
1986年 WM-F109 / WM-109

「小さく軽い高性能を持ち運ぶ」カセットWalkman世代のmini

「Rewind the 80's-90's Games, toys, movies, vintage techs, lifestyle and more」

そこに現れたのがiPhone12 miniで、
スマホにゲームや読書を期待しない = 大画面を必要としない層においてはアップルのサービスを軽く持ち運べる魅力的な端末だったので自分も飛びついた。(アップルウオッチ単体では結局日常をカバー出来ない)
自分の周りでも、PC・MACを使いこなす熟れた人たちが購入していた。
そういったスマホの運用ポリシーがはっきりした人が使う本機に、売れ行き残念ニュースや人気投票など無用で、むしろ
「Walkman世代ならこの美学がわかるはず🤗」
とすら思っていたところに13 miniでディスコンのお知らせである。
所詮ベータマックスの夢だったか。

ストレージ不足で買い替え

12miniユーザだが、買った頃は未来永劫miniが出る世界線だったので128GBを選んで(妥当)しまい失敗、今は何かを撮れば何かを消さないといけないところまでストレージが一杯になってしまった。
そこで買い替えを検討するとこんな感じ。

13mini 512GBが13万円とすると14 / 256GBが買え、今度はその1年のテクノロジーの進歩をスポイルするようで癪!😖
これは自分の業だ……もう現行のiPhone自体が欲しくない…
(※実際の比較対象はiPhone15にするけど…)

サブ機としてのPixel 6a

ここで、自分が撮影用のサブ機を別に運用している事も書かないと。
実は14 PRO発売時に、著名YouTuberが実施したスマホカメラのブラインドテストの画像を比較した。ベストに思えた写真が全てGoogleの製品で、正直14 PROの画質は値段に見合ってないと判断した。
(そもそも4Kを録れるだけのストレージもないよね)
Pixel6aを購入後、kindleなども画面の大きなPixelで見る事にした結果、スマホライフは豊かになった。
6a・7aみたいなのはサブ機としてはお買い得🉐

iPhone 12 miniに比べてのマイナス点

  • 動画編集加工の処理がやたら遅い。

  • 画像・動画削除程度の負荷で数秒固まる

  • 大画面だがキーボードが打ちにくい

今もなお世界最小・最軽量5G端末の名機、iPhone Mini

ここで整理すると、自分は現状のスマホの中で一番使い勝手の良いiPhoneがないと日常が成り立たず
「軽い高性能を持ち運びたいし、カメラぐらいは素晴らしい写真が撮れないと困る」が、しかしiPhoneのカメラがダメなら二台を持ち運ぶ事も薮坂ではないという層だ。
撮影までは二台目をスリングに放り込んでおくし、今日は撮らないという日は家に置き去り。そういう経緯でメイン端末としての軽く小さいMiniが必要なのである。
(だからiPhoneが頑張ってカメラをコンプリートさえすれば、デカ重を我慢して一台持ちになる日も来るって事か。mini万歳どこ行った🤗)

限りある予算(いのち)

自分は、クリエーション作業にお金がかかるのでスマホという娯楽や消費に特化した玩具にお金はかけれらない。そこに出すなら、より良いPC・CPU・大容量SSD・ソフトが欲しい。iPhone PROだって「据え置きのそこそこ高性能なWindows PC買えちゃうな」と換算してしまう。
クリエイターでワークステーション並の母艦持ちならこの感覚がわかるだろうか。

使ってみて良かったiPhone関連のもの

反射せずサラサラな使用感が良かった

モバイルバッテリーには伸縮自在なこのケーブルを。必要なだけしか伸びず勝手に戻るのが良い

あとがき

Walkman世代のおっぱぴ~はどこへ?

「主に日本の80年代の画像をポスト・リブログ」より

Appleが冠する“PRO”の意味や、miniのような本当のプロフェッショナルや玄人が好むモデルの絶版に関してはちょっとアップルのポリシーを疑っているんだけど、その事情について。
まず、14 PROがiPhone史上最も醜いモデルだと気づいている人はどれほどいるだろうか?それはカメラ周りのデザイン処理の破綻に現れていて、その反面、アップルがスマホ市場で抜き差しならない戦いをしている証拠と見て取れる👍

よくメーカーは五~十年先まで製品は開発済などと言われるが、今のiPhone Proを見れば実現させる技術とコストが追いついてない中での、最良の選択の結果だとわかる。
だからお金持ちの皆さんは安心して「今」という一番の贅沢を買いましょう🎊

現代におけるWalkmanって

自分もタブレットを持っているけど、タブレットとスマホの二台持ちをしながら、デカいスマホを買う人の気持ちがわからない。やはりゲームや読書かな?老眼?
そして、自分はWalkman世代ではあるが、本来コンシューマー枠じゃないわりに予算もないから用途もマッチしないのだな、という気づき。
大画面全部入りの高性能スマホこそが現代のカセットウォークマンなのか。

DTMerの自分がスマホに興味を持てなくなった理由

スマホはその耐用年数(プロダクトデザイナーに二年と聞いた)とは別に既に四年ほどは使用できる性能に達し、また、高級モデルのカメラのブラインドテストによりその限界を見せつけられてしまった。

実は、iPhoneが登場してXぐらいまでは夢中で、iPodと電話が合体すればガジェットの数も減ると大歓迎だった。
「そのうち録音スタジオで、ノートPCの代わりにスマホでヴォーカル録りができるはず」と期待し、AI(オーディオインターフェース)もそれを見越して買うほどだったが、スマホがその性能を満たした後も録音ソフトが実用に追いつく事はなかった。
小さな画面の制約でDAW系アプリはすべてタブレットへ流れ、自分もタブレットを購入した結果、スマホには日常生活を送るための機能以上を求めなくなった。
実用的な性能のスマホの歴史も始まったばかり、タブレットの台頭やリアルタイムで成長する製品に開発側も見極めに時間を要した。

選ぶということ

Pinterestより「松田聖子 SONY 1984」

思えばビデオデッキ全盛の頃、画質・音質の性能で聖子のベータマックスを親に推した子供時代から、今日までの選んだ規格はわりとディスコンが多めで、それは必ずしも良いものが残る訳ではない市場の現実を教えてくれた。

ルイヴィトンのモノグラムすら一度廃れた事があり、モノグラムを愛した小林麻美は「いつかまた使う日が来る👄」と手放さなかったという💄
miniも同じだ。いつかまた帰って来る日を信じ使い続けよう。
(と言いつつ、あっさり15で機種変)

Rainy days 特別の人は胸に生きて…
(特別の人はいま、ストレージ残り3GBよ…🥺)

昨今のiPhone事情について、思っている事や、Miniの買い替えなどTwitterでは長すぎたので久しぶりにnoteに書いてみました。いかがでしたか?
というか、Miniユーザの皆さんは今後どうされますかネ?🤗

ちなみに自分は聖子ちゃんファンではなく、当時も全く興味がなかったのだけど、三十を過ぎた頃にようやくその偉大さがわかりました。80年代アイコンとして、いま見ても輝かしいミームとしての松田聖子が好きなんですね。
え?小林麻美は大好きですよ。決まってんだろ♨️

おわり

おやつや機材を購入します😊