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アメリカ大陸の奇妙な変遷

アメリカ大陸は1492年にコロンブスによってヨーロッパに知らされたことは通説である。そのアメリカ大陸は、その全体像が1630年には、ほぼ正確に知られていたことがわかる。
過去の地図を見ていくとその形状に変化が生じている。

16 世紀、17 世紀、18 世紀の地図で、大陸が大きく異なっているに気付かずにはいられません。

1630
1642
1652
1664
1682
1700
1714
1716
1744
1750
1752
1762
1762
1772
1785
1796
1803
1815
1831
1852

これら地図の変化に対し、教条的な教えに縛られた伝統的な科学者たちが、その理由について説明を見つけてきた。
彼らの意見では、「過去の賢者たちは、世界地理を偽っていた」です。

過去の地図製作者が、地図に虚偽の情報を書き込んだと考えるのは、余りに馬鹿げている。
悪意ある地図製作者が作った空想の世界に送り込まれた船乗りの一人が帰ってくるのに、そう時間はかからない。数年間を海上で過ごしたある船長が、そのような地図製作者に何をするか。誤った地図は、死を意味する。
第二に、それは単純にビジネスにとって最悪である。もし、その地図が本来の目的をなさないなら、誰が地図を買うというのか?

特に見ていきたいのがカリフォルニアである。
地図によれば、17世紀には、アメリカ全体の現在のようなその形が知られていたものの。18世紀初めには、その北部とくに西海岸が水没し、カリフォルニアが島になっているのがわかる。

18世紀後半には、巨大な海に接続する汽水湖のような物が現れ、18世紀後半にはその大きさが縮小し、遂には、19世紀にはその存在が消えているのが分かるだろう。

恐らくだが、この汽水湖の名残が、グレートソルトレイクなのではないだろうか?

以前の記事「アフリカ大陸の奇妙な変遷」
https://note.com/opinionmumumu/n/n52a6d164a932

のようにアフリカの砂漠の出現と時期が一致することに何かリンクしているような気がする。

恐らく、17世紀に何か大きな出来事があったと考えるのはおかしなことではないはずだ。

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