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SlackのSlash CommandでZapierのメンバー招待ができるZapを組んでみた

ピースオブケイクでZapierを導入して、SlackのSlash CommandでZapierのメンバー招待ができるZapを組んでみたのでご紹介

Zapierとは?

プログラムを書かなくても複数のサービスを連携させて、作業を自動化させることができるツールです
今回紹介するものもプログラムは全く書いていません!

メルカリさんのEngineering Blogから引用

Zapierは複数のアプリ(Webアプリケーション)を連携させてワークフローを作り、業務を自動化させることができるツールです。
WebUI上からアカウント連携・ワークフロー作成ができるため、ノンプログラマーでも簡単に使うことができます。
同じ部類のサービスではIFTTT(https://ifttt.com/)があります。
どちらも触った印象だとZapierの方が
・業務系アプリとの連携が充実している
・ワークフローを作る上で、柔軟なカスタマイズができる


新しいメンバーを招待する作業ってちょっと手間ですよね

「XXXに追加してほしいでーす」とかSlackで連絡を受けたり、新しく入社するメンバーのために招待送ったり...
簡単なことではあるんですが、人数が増えたりするとちょっと手間ですよね

誰でも簡単に招待できるようにすればよさそう

メルカリさんのEngineering Blogにも、Zapierの招待を自動化した話が書いてあり、それを参考にSlackのSlash CommandでZapierのメンバー招待ができるZapを組んでみました


完成形はこんな感じ

Slackで /invite_zapier というSlash Commandを作り、Commandに招待を送りたい人のアドレスを入力して実行する

そうすると、入力したアドレスにZapierの招待メールが送られ、特定のSlackチャンネルにSlash Command経由で誰かにZapierの招待メールが送られたことがわかる

ここからはZapierを使ったワークフローがどうなっているのかを見ていきます

ワークフローの全体構成

SlackのSlash Commandをトリガーにして、入力された内容をフィルターし、Zapierの招待メールを送り、招待メールを送ったことをSlackの通知する のがワークフローの全体構成です

Zapierの画面でワークフローを見ると以下のような感じです


SlackのSlash Commandsさえ操れれば楽勝で組める

このワークフローの難関はSlackのSlash Commandsをトリガーにするところです
とはいえ、理解すれば楽勝です!
ありがたいことに公式ドキュメントで、SlackのSlash Commandsをトリガーにする方法がまとまっています

この方法を使えば、Slash CommandsをZaiperのCatch Hookでトリガーさせることが簡単にできます
これでプログラムを書かず、サーバーなしでSlash Commandsをトリガーにした何かを作ることができるわけです!マジすごい!

あとのワークフローはめっちゃ簡単

あとのワークフローは説明するほど難しくないです
Slack側で /invite_zapier hogehoge@gmai.com とか入力すると、SlackのSlash Commandがトリガーとなり、hogehoge@gmai.com と入力したテキストが渡ってきます
渡ってきたテキスト情報を、Zapierの招待メールを送るワークフロー Create Team Invitation に渡すだけで、SlackのSlash CommandからZapierの招待メールを送る自動化が完成です!
おめでとう!

おわり

これで誰でも簡単にSlackからZapierのメンバー招待ができるようになりました!
こんな感じでプログラムを書かなくても、Zapierだけで自動化のフローを組むことができます
これからもZapierで色々自動化していくぞ!

サポートしてもらうことで、キンパツは大好物のミスドが食べられます!よろしくお願いします!