神々の住む土地、ギリシャ(4) アテネ1 (Athens, 2014.8)
※この旅日記は2014年夏のものです
アテネの宿、フィリッポスホテル。アクロポリスの真裏という抜群のロケーション。
部屋は小さめだが、居心地が良い。
到着した時点で14時過ぎ。まだまだ時間があるため、プラカ地区を目指して散策開始。
途中、アクロポリスの丘が見えて興奮する。明日の午前に行く予定。本日は見るだけ。
道中喉が渇いて小腹がついたので、FRESKOというヨーグルトショップでフルーツ入りのヨーグルトをいただく。本場のギリシャヨーグルトをいただけて大満足。大変美味。
プラカ地区はザ・観光地という雰囲気の場所だが、おしゃれなレストランや地元のひとたちが集うタベルナもある。
アテネのお土産といえば女神ドレスなのか?と思うくらいにどのお店にもイブニングドレスのようなドレスが売られている。白と青が人気らしい。
マネキンが個性的。
プラカ地区の少し北のほうには百貨店が集まったようなエリアもあるが、どれも閉まっている。シャッターには落書きが多い。休みなのは月曜日だからかな?と思ったが、経済危機のため閉店したところも多い模様。
ギリシャの経済・・といえば2009年のギリシャ危機で国としての財務状況が著しく悪いことが明らかになっている。IMFやEUの金融支援もあり、GDP成長率は徐々に上がっているようだ。
2014年に訪問した時点ではまだ経済危機から脱却できてない印象だったが、人々はのどかでのんびりとしていた(大学のときに訪問したブルガリアを思い出した)。国民性もあるんだろうなと思った。
人の身長よりも高い由緒正しそうなオルゴールを鳴らしながらお金を集めているジャン・レノ似のおじさんがいた。
プラカ地区から北東方面、高級ショッピング街というコロナキにも足を伸ばしたが、ここもかなり閑散としている。買いたいものは特になく・・。
プラカ地区に戻り、カフェで休憩する。飽きもせずにまたオレンジジュースを注文。
そのカフェには、チェスボードみたいのをひたすらやっているおじいさん2人組と、ガテン系の男性2人組が寛いでいた。ここのみならず、様々なカフェの軒先でチェスボードをしている男性陣を見かけた。あれは店で借りているのか?
カフェから出てしばらく散策ののち、tripadvisorで探したADRIANOS restaurantというレストランへ。
(残念ながら2022年現在閉業している模様)
ミートボール、美味しかった。
ふと足元を見ると、子猫がいる・・・
子猫が向かう先に視線をうつすと、そこにはお母さん猫が・・
ネコ天国。痩せたお母さん猫(美猫)のお腹をもみもみしながら乳を吸う子猫、あまりに可愛い・・。凝視していたらお母さん猫に軽く威嚇された。ごめんなさい。
その後も猫をたくさん見かけながらホテルへ戻る。洗濯したりお風呂に入ったりしてゆっくり過ごす。ホテルのベッドは少々硬かった。肩に休足時間を貼ってみたらとても楽になった。そろそろ旅の疲れが出る頃。