神々の住む土地、ギリシャ(3) サントリーニ島3 (Oia/Fira, 2014.8)
※この旅日記は2014年夏のものです
6時半に起床。朝焼けを見るためホテルの部屋を出た。
敷地内で朝焼けを見るのに一番良さそうな場所へ行ってみると、先客が。トレントのようなガタイのよい男性が一人で朝焼けをみており、察した我々は別の場所へ移動した。
改めてホテル内を探索し、スポーツジムがあることを発見。プールも澄んでいて綺麗だ。せっかくだからこのホテルの設備も楽しもうということで、プール沿いにバスタオルを敷いてゆっくりと過ごした。日の出前から泳いでいる女性客がいて驚いた。
朝食は基本的に昨日と同じ内容で、野菜もたっぷりあるビュッフェスタイル。スクランブルエッグとサラダのみが変更点。相変わらずジュースは美味しくなかったが、その他は総じてとても美味しくて大満足。
赤と白のボーダーファッションのおばあちゃんが可愛かった。全世界、どこにいってもかわいいおばあちゃんっていうのはいいものだ。
朝食後、持参した水着の上からワンピースを着用。パラソルをさしてプール脇に陣取った。泳いでみるととても気持ちいい。水位は1.5mくらい。
日が射してきて、とても暑くなってきた。
11時過ぎになったので部屋に戻る。12時頃から中心街のフィラタウンへ向かう。
通りがかりにペリカンキポスという雰囲気のよさそうなお店を見つける。呼び込みのお姉さんが美しく、思わず見惚れる。
トマトとガーリックベースのギリシャ伝統のスパゲティと、キポスサラダ(いちじくやチキン、柘榴が入ってる)をオーダー。どれも美味しい。友人いわく「柘榴は人肉の味がするらしいよ」とのこと。
ワインのお店らしく、ブドウが植わっていたり、地下にあるトイレの反対側にワイン倉庫があったりした。
今日は食いっぱぐれないぞ、と早々に夕飯のお店を予約。評判を見てソルト&ペッパーというレストランにした。
お土産を物色しながら、海沿いの道を15分ほど歩いてフィロステファニを目指す。海沿いの道は気持ちよいが、暑い!!カフェが並んでいるのもさもありなんだ。
フィロステファニはフィラやイアに比べると小さな町が、とても美しい屋根を持つ教会がある。以前ポストカードで見て、是非訪れたいと思っていた。
フィロステファニにつくと、ダンスをしている陽気な夫婦に遭遇した。
観光の起点とあるバス停をさがし、そこから迷いながらもなんとか青い屋根の教会のビュースポットに辿り着いた。
サントリーニ島では一人旅と思われるアジア系の女の子複数人とすれ違った。この町でも「この道をいくと、どこに出ますか?」と聞かれた。少しだけ会話。
ビュースポットを堪能しフィラに戻る途中、海ぞいの道にある展望のよいカフェに立ち寄った。
暇そうな店員のおじちゃんにからまれた。中国人が多いのが、とりあえずニーハオ!と言われた。おじちゃん、中国人にはアメリカの話を必ずしている様子。日本人だと知ると、日本で雇ってよ!みたいなことを言われた。
その後はフィラでトートバックを探すなど、ぶらりと散策した。
格好いい店員さんに懐いている黒猫を発見。かわいい。
カルフールでジュースと日焼け止めを補充してから宿へと戻り、一旦お風呂に入ってゆっくりしてからソルト&ペッパーへ向かう。
Tripadvisorで賞をとってるレストランらしく、本当に美味しい!
特に、フライドチーズとサーディンのグリルが最高だった。サラダはrocket2という名前もので、バルサミコが効いていた。からし菜がかなり刺激的だ。
このお店、周りを見るとカップルばかり。アジア人女性二人が珍しかったのか、癖の強めの女主人に色々とからまれた。席選びなさい〜とか、こうやって食べるのよ!あーん!(実演)など。別に悪い感じではなかったが、ただただ癖が強かった。
帰り道に、ネコを見かけるが撮影できず。フレディ似の店員さん(白ポロシャツ)を見かけて微笑ましかった。ストリートミュージシャンのいる広場を通過して帰路へ。荷造りして就寝。
4日目。7時半に起き、チェックアウトの支度。8時に朝食を食べにレストランへ。初日や2日目に比べてアジア系のお客さんが増えてきたが、みんな室内で食べていた。暑さはテラスでも室内でも変わらない様子だったので、我々はテラスで食べた。
ヨーグルトをはじめ、美味しいものばかりでつい食べすぎる(ジュースだけは以下略)。
100均の扇子と「ありがとう」というメモを置いて、9時過ぎにフロントでチェックアウト。乗合バスで空港へ。
空港は小さいのに人で溢れかえっており、なかなかカオスだった。飛行機に乗り込んですぐに寝てしまい、起きたらアテネに着いていた。
預けた荷物がなかなか来なくてひやひやした。おそらくエーゲ航空クオリティかと思われる。周りの人たちも来ていない様子。
暇だな、と周囲を見渡すと、おばあちゃん二人組が真剣な面持ちで荷物を待っていた。ちょうどその時荷物が流れてきて、「あれよ!、あれ取らないと!」「ほれ、今だよ」みたいな声をかけあっており、近くの若い女性に助けてもらって荷物を無事確保していた。空港での撮影も、特定の人物のストリートスナップも褒められたものではないけど、その様子があまりにキュートでつい撮ってしまった。
荷物を無事回収し、迎えにきてくれたタクシー運転手と合流。40分程度かけてフィリッポスホテルへ移動した。