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【ゼロからの6次産業化】〜①脱サラから農業法人設立までの準備編〜

このnoteは、4月10日のZoom イベント【ゼロからの6次産業化】のダイジェストです。
弊社が農場運営支援を行なっている「株式会社森の香」代表の荒井さんに『脱サラ→就農→6次産業化』のストーリーをお話していただきました。

サラリーマン時代に身につけたスキル

サラリーマン時代はエンジニアをやっており、主にシステム開発をしていました。メインはエンジニアだったのですが、グループ全体の予算管理、人材管理から、新規プロジェクトの企画 推進、海外法人の管理、行政折衝まで幅広く対応していました、、いわゆる器用貧乏ってやつです(笑)

サラリーマン時代に身についたこととしては

- プロジェクト管理(予算、スケジュール)
- リソース管理、文書管理
- 障害対応、障害解決
- 上場企業の振る舞い(人材育成、評価、福利厚生)
- 特許・商標
- 宴会の段取り、ビジネスマナー
- 非上場法人、農業法人の管理運営手法
- 人材の確保・育成方法
- 農産物直売店舗運営ノウハウ
- クレーム、障害対応、災害時の対応
- 中小企業オーナー社長の立ち振る舞い
- ストレス対応

上記のように、サラリーマン時代の経験、人脈が今の農業の手助けになっている部分もあるので、とても感謝しています。

脱サラから就農までの流れ

さて、私についてはこのくらいにしておいて、実際にどの様に進めていったかをお話いたします!

農家になると決めてから、退職、独立までは下記の通り進めました。

◆ 2017年8月~11月、下準備
 - 家族と方向性確認
 - 新規就農に向けたシナリオ・事業計画書の作成
 - 資金準備(手元資金+外部からの協力の内定)
 - 行政手続き確認、新規就農相談
 - 先行事例、モデルケースを視察(3件)
◆ 2017年11月
 - 前職場に退職の意向伝える
◆ 2017年12月~1月
 - 本社予定地の片付け、準備
◆ 2018年2月
 - 有休を使いながら法人設立
◆ 2018年2月末
 - 退職 
◆ 2018年3月1日
 - 独立

新規就農に向けたシナリオ

「新規就農に向けたシナリオってなんやねん!」って人のために私が実際に作った資料を公開します。

構想を固める際に意識することは次の5つです。

- 事業体制の立案
- 農地の確保
- 居住地の確保
- 資金準備
- 機械類の準備

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どうでしょうか、今までこんなにも赤裸々に見せたことはなかったので、不思議な気持ちですが、ここまで構想を固めても1年目は予期しないトラブルばかり起きました。

当時は構想を考えながら、並行して農業技術の習得をしていたので、かなり忙しかったです。

to be continued...

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