僕が初めて買ったレコード

最初に買ったレコードは何だった?確か菊間電気で買ったステレオにオマケついていた。考えみたら、なんでレコードがどうして?と言う気がするけど。
 ちなみにその時はルビーの指輪の曲が入ってLPだった。当時ヒットしたレコードだっけど僕は欲しくなかった。母親は五木ひろしが好きだったけど 寺尾聰に怒っていた。
 それに当時は団地に住んでいたけれど、市営住宅は6畳、4.5畳の2部屋で母と弟と三人で暮らしていた。そんな部屋では音楽もラジオなかなか自分の思うように聴けなかった。
 自分のお小遣いで買ってレコードはサザンのファーストアルバムだった。本当はサザンの曲は全部レコード持っていたかったけど、実際には僕の小学生の小遣いでは無理だった。
 当時はシングルが700円 LPが2400円〜2700円 どっちにしても小学生の僕らには手が届かない物だった。
 僕がサザンの曲が買ってはいつも買っていらないと思ってけど 無理だった。因みにサザンの関係でアルバムは『綺麗』だった。
 それまでは普通にはレコードをレンタルしてカセットテープ録音した。借りるのは200円だったか?でも当日と翌日では100円かな?やっぱりテープに録音していた意味がない。
 そして僕が大学生の時のCDが世間で発売された。CDが出た時レコードが凄い古臭く思えた。
「CDはレコードより厚くて便利」と言う事を必死になって主張している先輩がいた。僕はいつか下宿にCDが欲しいなと思った。  
 なにより針跳びかいいかった。CDは曲が飛ばれるのが嬉しかった。レコードは勿論だけどカセットは曲飛ばれるが嬉しい。
 でもいつもにかCDは無くなり、ダウンロードと言う言葉が普通になった。僕の長男は今中学生相手教える仕事をやっている。どんな長男に言わせると今の中学生は「みんな音楽は自然沸いて来ると思っているだよ」行った。僕は長男の言葉に刃向かう。
「どんな野菜も花も自然に咲く訳ではない」そんな事を言って言うけど長男にはまったくひびいていないみたいだ。
 僕は世代論と言うのが嫌いだ。正確に言うと最近が嫌いになった。どんな人間でも気が合う人がいて嫌いな人がいるのは当たり前だ。
 僕にとってはレコードは当たり前の存在だけど、息子達の世代は当たり前ではないだろう。それでも気が合う人はいるだろうしそれは同世代でもそうだろうし、考えて見れば性とも同じだろう。
 取り敢えず今の自分を肯定してしまう。そうすればレコードでもCDでも行けるでしょう。僕がそう言うと シングルのCDの8インチと言う事あるよ、そういうとレコードには回点数と言うのはあったよと反論する人がいてた。
 そう考えてみると話はややこしくなる。やっぱりもうレコードはややこしくなるか?





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