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子供とボードゲームカフェ②

前回のボードゲームカフェまとめとはまた異なるので番外編にはなるが、吉祥寺にあるすごろくやさんで開催されている「ニチアサ」イベントに二度ほど参加させていただいたことがあり、そちらも記録しておきたい。

番外編
最寄り:吉祥寺駅
すごろくや 吉祥寺店

うちはボードゲームを購入するときは、だいたいネットで、実店舗で買う場合はすごろくやさんが多い。
特に吉祥寺のお店は、井の頭公園や自然文化園の散歩とセットであそびに行けるので時々伺っている。

こちらの吉祥寺店の「ニチアサ」イベントは、ほぼ毎週日曜の朝に、9時からお店開店までの2時間、店内にてさまざまなボードゲームをご紹介いただけるイベントだ。
私が参加した際は、うちを含めて3〜4組の家族で、親も参加し交代でゲームを体験させてもらった。

まず驚くのが、こちらのイベントの司会をかなりの頻度で代表である丸山さんが行われていること。丸山さんのインタビューなどを読むと、「日本でももっと生活のなかに気軽にボードゲームが取り入れられたら」という趣旨のことを語られていて、こちらのイベントは代表自らそのきっかけ作りの場を提供されているということだろう。
大人になってからもボードゲームで遊べる人というのは、やはり幼少期のどこかでゲームによって知的好奇心が満たされる体験をしているのではないかと思う。わが家もそのような機会を子に持たせたいし、家庭内でその好奇心を共有できる環境を作りたいと常々思う。そういう意味でも、家族で参加できるのはありがたい。

丸山さんのゲーム説明はリラックスしていて分かりやすく、子供とあそぶときのアレンジや親向けアドバイスもためになる。
スタッフの方も丸山さんの説明を熱心に聞かれていて、逆にスタッフの方に司会交代し丸山さんの前で説明されたり(緊張するだろうな。。)社員教育の一環でもあるのだろうなと、すばらしい企画だと感じた。

また加えて、初対面のご家族と初見のボードゲームをプレイするという体験も貴重で面白かった。考えてみるとこれってなかなかない。
家族でやっていると、なあなあになりがちな部分も、特に協力系だったりすると自分の番でミスするわけにはいかないので、手に汗握る。あと記憶力系のゲームでは私の海馬が崩壊していることをみなさまの前で披露してしまった。
太郎もそうだが、負けそうになったらぶんむくれるとか、簡単にネタバラシしてしまうとか、そういった行為はゲームをつまらなくする、「みんなでゲームを作り上げる」感覚は、家族以外の方とプレイするとより実感するのではないかと思った。

ゲーム後は、丸山さんから親向けにゲーム選びについてアドバイスを下さった。内容としては、今その子の発達段階に合わせたゲームを選びましょうということだ。対象年齢が上のゲームを「うちの子はプレイできる」という親御さんもいるが、実は親がゲームを主導してコントロールしている場合が多いと。本当にその子が主体性をもって自分の力で、戦略なり逃げ道なりを思考しているかを観察せよ、という意味に受け取った。
これはまさにゲームだけに限った話ではなくて、その選択をよく覗いてみると、子の希望ではなくて実は親の願望が隠れていたりする。自分の身を振り返った。。

こちらのアサイチは申込制。うちはすでに二度参加させてもらっているが、可能ならまた参加してみたい。すごろくやさんは、最近『きらめく財宝』のゲーム大会なども開催されており、今後のイベント企画もとても楽しみにしている。




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