ペヤングじゃなくて。

今日の夕飯はペヨングを食べようと思う。
ペヤングじゃなくて。ペヨング。

今日、夫は職場の飲み会に参加するので、わたしは久々のひとりでの夕飯。
私は朝から、「ひとりで夕飯何食べよう？」と頭がいっぱいだった。

仕事のお昼休憩中も、お弁当箱に詰めた昨日の夕飯の残りの焼きそばを食べながら、夕飯に何を食べるか頭を悩ませていた。

帰り道の車の運転中、ひらめいた。
「ペヨング、食べちゃお。」
いつだったか、夫が職場でもらってきたペヨング。
キッチンの収納に一つだけ眠っていたペヨング。

帰宅してからは早かった。
自宅の玄関のかぎを開け、靴を脱ぎ、
洗面所で手洗いうがい…
ここまではいつも通り。

普段は手洗いうがいの後、部屋着に着替えて、
ベランダに干してある洗濯物を取り込んだり、
カラのお弁当箱を流しに出したりしてから
夕飯の準備に取り掛かる。

だが今日は手洗いうがいの後真っ先に、湯を沸かすための電気ケトルに手が伸びた。

ペヨング

お湯を入れて3分待つ。
その間にベランダの洗濯物を取り込んだ。
ベランダから見る、普段の何気ない風景。
18：56の空。
きれいだなあ、と思って、写真を撮った。

ベランダからの風景

ワクワクしながら食べたペヨングは、ペヤングの味がした。

ペヨング