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BTS 「BURN THE STAGE」をみて、少し怖くなった自分へ。 もう引き返せないよ


ついに観てしまった。



こんなはずじゃなかった。


私が好きになったのは
ダイナマイトの可愛い男の子たち。
こんな時代を照らしてくれる
明るい太陽のような、夜空に輝く月のような。
いや、やっぱり星←だとしたら絶対シリウス



'Cause ah, ah, I'm in the stars tonight
今夜僕は星の中にいるから

So watch me bring the fire and set
the night alight
だから僕の火花で夜を照らすのを見ていて

かわいくて、セクシーでキュートな
7人が届けてくれたステキな歌。


その歌は少し感動することから遠ざかっていた
わたしの日常に色をつけて、明日は何から観よう?とわくわくすることを教えてくれた。


洗練された身のこなしで毎回違った
パフォーマンスを見せてくれる
BTSという人たちを追うことは
わたしの毎日に欠かせないものになった。


気取らない人柄はインタビューや
彼らの豊富なコンテンツの中で
惜しげもなく披露される。



たくさん笑って、食べて、ムキになって、いつも一斉に喋りだして。



いつも嬉しそうにお菓子を頬ばる男の子たちは自由で、上へ上へと飛んでいける個性豊かな翼を持っている。


彼らを追っていくうちに知っていった
絵に描いたようなサクセスストーリー。


彼らの今日までの軌跡は
小説や漫画のようだった。
もしもフィクションならば
もう読む気にならない、出来すぎたストーリー。
小さな事務所だったこともフラグのよう。



音楽が大好きでソウルに集まった
男の子たちはデビューへ向けて
全力で走っていた。


その先はどうだったんだろう。
2017年のツアーが始まったこの映像の中で


明日も明後日も見えない未来へ向かって走る

どこがゴールなのか分からないと話す。

ただ終着点が7人の夢見る未来だと良いとつぶやく。


奇跡的な7人の才能が
努力という鎧をまとい
仲間という剣を持ち
運命を動かしていく。

彼らは勇者だった。

ゲームが始まる前からずっと
羽ばたく準備は整っていた。

でも勇者も1人の人間
疲れもするし、逃げたくもなる。


打ち上げの時にRMが話していた


僕たちは一生懸命 歌って踊るだけ。
全てはスタッフの皆さんのおかげです。
僕たちの翼はスタッフの皆さんです。

それは間違いじゃないと思う。
いつだって人に感謝できる彼らは
だからこそ多くの人に支えられている。


でも何でだろう。
ちょっと苦しいよ。



お互いに「ダメなら言って、無理をしないで」 と
確認するのに、自分自身には大丈夫だと嘘をつく危うさ。



その無理はメンバーのためで、armyのためで、
スタッフのためで、君のためなのかな。


歌詞で吐露される葛藤は
何度 上書きされているんだろう。


不安を吐き出した時点で、
アクを取るみたいに
救われているといいな。



生みだしたその作品を
人々が愛でることで
君の荷物が少し減るといいな。


救われるのは、そばにメンバーがいてくれること。
全力でやっても納得いかないとき、
その気持ちに気付いて、理解して、寄り添い、
なぐさめ包み込むことができる人たち。

自分が辛いのは我慢できる。
メンバーが辛そうなのは見ていられない。


彼らの絆はどれだけ強いんだろう。

一緒に暮らしていたから、
そもそもの相性がいいから、
共に過ごしてきた年月、
きっとその全部だけど
一番は ”一緒に前を向いているから” だと思う。
見つめ合うことだけが愛ではない。



2020年の終わりにBTSを知って
私の日常は変わった。
2013年に防弾少年団として
デビューしてから
すごいスピードで駆け抜けた
彼らの後を追うのに必死だ。



今ファンになったからこそ
過去のインタビューや記事の中の
できごとについて
答え合わせのようにパズルのピースを
拾い集めることができる。


その全てが彼らの血と汗と涙ならば
壊れないように守ってあげたい。


僕たちが幸せでなければメッセージが偽りになる


この言葉の翌年、私たちに伝えてくれた
“Love Yourself “ “Love Myself“ は
世界中の人々の心に染み込んでいく。
そのメッセージに偽りはない。


ピカソが教えてくれたスペインの諺がある。
「愛は議論ではなく、事実で試される」
これはまさしくバンタンとアミの関係ではないかな。



このドキュメンタリーの終盤



日本のコンサートで話したいことを
翻訳してもらう時、ナムくんは会話するように
話したいと言っていた。
定型文みたいなのはイヤだと。


「来てくれてありがとう」と言われたら
「きみたちがいるから僕らは来れるんだ。
こちらこそ ありがとう」と話したいんです。


わたしが好きになったのは可愛いだけの
男の子たちじゃなかった。
今こそ自分の勘の良さと
お目の高さを誇ろうではないか。


Love myself.
ステキな魔法をかけてくれてありがとう。



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この沼には底がなさそうで怖かったけど、
底があったら退屈だったかもしれない。
あとは沼でお友だちが出来たら良いな。←新1年生の目標


読んでいただきありがとうございます。


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