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複業な私と「多重露光」。作品ができる仕組みについて

祖母と父の命日の間をとって、本日はお墓参りに行ってきました。若い頃、写真が趣味だった父。仕事が忙しくなり遠ざかっていましたが、50代で再開し、カメラ初心者の母と一緒に、プロの写真家が主催する写真教室に入りました。仲間ができて日本各地はもとより、中国などにも撮影旅行へ。父が自慢げに写真を見せてくれた日々が懐かしいです。

そんなこともあり写真は身近な存在でしたが、複業フリーランスの私は、撮影旅行はもちろん、写真を撮るために出かけることさえ中々できません。でも、スマホの多重露光ならば、散歩の途中で撮った写真を活かすことができるし、隙間時間で加工もできる!つまりは、仕事と両立しやすいから(むしろ現実逃避)、続けてこられているのだと最近よく思います。

ここからが、今日の本題。多重露光ができる仕組みのお話。私が使っているのは、Adobeの「Photoshopmix」というアプリです。スマホで撮影した写真を一点ずつ取り込んで重ねていきます。下記が作業中の画面です。

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右側の小さな囲みがこの画像で使用している写真です。下の紫陽花はそのままで、上のコンクリートの柱が並ぶ建物の写真は、「ブレンド」という項目で「オーバーレイ」を選択しています。次が仕上がり写真。夜っぽいアーティスティックなイメージになります。

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「ブレンド」で違う項目を選ぶと仕上がりが変わります。次の写真では「スクリーン」という項目を選んでみました。

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こちらの仕上がりは、明るく優しいイメージに。こちらが好きという人も多いかもしれません。

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今は色々なスマホアプリが出ていますが、仕組みはだいたい同じだと思います。「ブレンド」は「モード」という項目になっている場合もあります。

展示会では、制作方法やコツをよく聞かれます。初めてトライするなら、コーヒーなど色が濃いめの飲み物が入った白いカップの写真と、花や植物の写真は相性が良いのでオススメです。人物を重ねるなら、離れて撮った写真とアップの写真を重ねても素敵な雰囲気に仕上がると思います。あとは撮っては重ねるを繰り返して、相性が良いものを見つけていく。「あら、こんなのできちゃった!」と楽しんでいきましょう!

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