「ラッキー講座」で小さな一歩を踏み出した
こういうのが小学生の子とする会話だよなって。
こんなことがあって、これがこうでああでそうでねって。
我が家の小学2年生の息子はそういう話をほとんどしない。
質問しても会話が広がらない。
感情が乗ってくることがほとんどない。
でも、今日は違ったのだ。
今日は「そらぱれ」の「生き抜く力」の講座があった。
「そらぱれ」は「そらいろぱれっと」というオンラインの習い事だ。
詳しくは、代表のうめちゃんのnoteを読んでほしい。
「そらぱれ」のメインはデジタルツールを使った講座だけど、それと並行して「生き抜く力」という講座がある。
「生き抜く力」とは何とも珍しく、よく分からない。
でも、うちの子は「生き抜く力」の講座が好きで、その中にも特にお気に入りの講座がある。
それは、私のnoteでもお馴染みのギバーさんが担当する「ラッキー講座」だ。
ギバーさんもnoteを書いているので、ギバーさんのことが気になる人はそちらを読んでほしいし、ギバーさんと私がどんなやりとりをしてきたかは、私自身がnoteに残してきたので、よかったらそちらも併せてどうぞ。
そんなギバーさんの講座でうちの子が喋ったのだ。
これまで頑なに発言することを拒んできたのに、決められた合言葉を言うだけであったとしても、指名されたら自分でミュートを外して話せたらしい。
らしい、というのは、今日は、私が講座に付き添えなかった。
だから予め「そらぱれ」のDiscord内でその事情を共有していた。
そうしたら、講座が終わった途端、運営の皆さんからメッセージが届いたのだ。
今日付き添えないことへの配慮だけでなく、これまで私が悩んできたことを共有してくれていて、一つステップを踏めたことを報告してくれて、そして喜んでくれた。
本当に小さな一歩。
本当はもっと話してみたいこともあっただろうけど、今は決められた一言で精一杯だったかもしれないけれど、自分で自分のやれることをやったということが誇らしい。
本人自身はあまりその辺りのことについては語らなかったけれど、ギバーさんの口真似をしたり、なぜギバーさんが毎回「あーけまして、おめでとうございまーす!」というのかも語ってくれた。
私も一緒になってギバーさんの真似をしてみたけれど、
「ギバーさんはもっとテンションが高い」
とサラッと受け流された。
そんなこんなで嬉しそうに楽しそうに「ラッキー講座」の話しをしてくれた。
それにしても、相変わらずうちの子はやっぱり学校では発表しないらしい。
当てられたら汗が出てきて何も考えられなくなると言う。
その真偽は分からないけれど、そういう子が自ら参加したくなる講座って、単純にすごいな、と思った。
しかも、当てられるかもしれないことは自明の理なのにもかかわらずだ。
そう考えると「そらぱれ」はやっぱりコミュニティなのだ。
少し前にこんなnoteを書いた。
もちろん「そらぱれ」には目的もあるし、習い事として集まるのだから、「そらぱれ」はアソシエーション型の集団に見えるかもしれない。
でも、そればかりではなくて「そらぱれ」はコミュニティであるとうめちゃんが語っていた気がする。
人と人との関わりがベースにあって全てはそこからなのだ。
まずは自分が受け入れられる体験から始まって、そこから興味関心が湧いたり、他の子の意見を聞いて受け入れたり、そういうことを積み重ねていく場なのかもしれない。
そう思ったら、何だ理想に近い教育の形ってここにあったんだな、と気づいた。
もちろん完成形ではないし、まだまだ始まったばかりの「そらぱれ」は発展途上。
でも、まだまだこれからもっと良くなっていくはず。
そんな「そらぱれ」の受講生の随時募集がいよいよ始まったようです。
ぜひ、あなたも「そらぱれ」の仲間になりませんか?
子どもたちが変わる瞬間、成長する瞬間をいっしょに共有できるはずです。