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褒める子育てについて
褒める子育てをしましょうと言われている昨今。その子の持っている良さや、特性を伸ばしていきましょうと言う風潮があるかと思います。
そうはいっても、心から大人が褒めないと、子供が察してしまうのかなあって、思います。
私は、これは時代ではあると思うのですが、子供の頃、そして今に至るまで、親から褒められたと言う記憶はありません。
褒めて欲しかったと言う思いも持っていたかなと思います。
大人になって、誰かから褒められなくても、自分が自分を褒めるというか、自分が自分を大切にするということがとても大切だよねと感じています。
ただ単に、褒め称えるとか、よいしょするようなことではなく、あなたはあなたのままでオッケーと、メッセージというか、姿勢がいいのかなぁと言うことを感じています。
わかっちゃいるけど、と言うところかもしれません。その子を丸ごと肯定する、そこにいていいと言う事は、人と人との関わりの中で、基本的な姿勢というか基本的なことなのかなと思います。
人が人として、自分を尊重し、相手を尊重する事は、褒めるとか、けなすでもなく、ただ丸ごと認めると言うことが大事なのかなと、今私は思っています。
自分への尊重、人への尊重、自分が自分を大切にする、完璧を求めずに、例えば、まぁ8割できてる、それでオッケーとする、それが、今まではなかなか難しかったかなぁと感じています。
それが、これからどんどんと、できていくようになるのかなと感じています、
そうしたときに、本当に心から褒める、あなたのここが素敵ねと、認めることもできるし、そして、自分も丸ごとオッケーみたいなことになっていくのかなあと思っています。
私は、自分が親から褒められたことがなく、あとここがもうちょっとだったねとか、言われ続けてきて、がんばり続けてきたなぁ、完璧主義が生まれたのかもしれないですが、そこはもう終わり。
柔軟な自分になりつつある、それは新しい時代の空気としても、そうなのかなぁと感じています。
最近、息子君はほめてほめて❤️みたいなことを、自分から言う時があります。
ああ、こんなふうに素直に褒めてくれって言うのを、私も子供時代に言えたらよかったのかなあなんて、思ったりもすることもありました。
褒める子育てと言うのは、多分ここができてないよ、あそこができてないよって言っていた時代の反動だったのかなと思います。
これからは、言葉にすると陳腐なのかもしれないけれど、認める時代なのかなぁと感じています。
きっと自然と、みんなそんなことができていくようになるのかなあ。
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