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活きたDXを考える(X)

こんにちは。某会社DX推進部勤務[・_・]です。
DX推進部となって「どこを」「どのように」すると、消費者さま、取引先さま、社内のスタッフに喜ばれるDXになるのかを考えています。


今までの振り返り

投稿もこの記事で10回目になりました。
先日の記事で拾得物管理アプリの制作を一旦完了しました。
実用化にはまだ課題が残っていますが、「活きたDX」になるかもしれない1歩目が形になったので、ここまでの振り返りをしてみました。

課題の整理から目標へのキーワード設定

まず自部署の課題をシンプルに整理して目標をわかりやすくまとめました
DXなのでキーワードをスマホツール化に絞って課題解決案の形が見えやすいようにしてみました
1)新規ECモール事業のサイト構築
   →→スマホで快適にお買物ができ、利用シーン、カテゴライズやプラスの魅力(便利さ、快適さなど)あるECサイトを作る。
2)お客様とあらゆる接点で繋がる環境構築
    →→スマホで快適に操作できるコミュニティチャネル構築
3)デジタルという⼿段でスタッフのWell-beingを⽀えたい
  →→全ての業務がスマホで対応できるツールの構築
4)若年層顧客さまデジタル接点の構築、成長、ブランディングの実現
  →→スマホで快適に操作できる若年層ターゲットのコミュニティチャネ
    ル構築
5)デジタル起点のとしたビジネスやサービスの提案とトライの継続
  →→スマホツールを起点として対応検討継続する。
キーワードが「デジタル」より少しソフトで身近に感じられ、ゴールがわかりやすくなりました。

デジタル「コワーキング」マインドセットが大事

「デジタル化が全くされていない」という企業はもはや無いかと思います。
デジタルで運営している業務であるが非効率。関連業務とのシステムが連携出来ていない。そこに新たな手作業が発生するという問題です。デジタルマインドというより、デジタル「コワーキング」マインドを持つことがDX推進になるのかもしれないと思いました。

取り組んできたこと

とはいえ、「新たな技術でもっと環境やサービスを向上させたい」という前向きなものがなければ、企業の発展性が無いかと思います。
ここ数カ月で今までは無学習だったものを「さわりだけでも」と体験してきました。教えてくださった先生方に感謝です。

チャットボット
LINEBotとMAKEを使用して郵便番号から住所検索ができるツールを制作しました 

AI制作体験
Teachable MachineとCodepenを使用しチケット認証アプリを制作しました

生成AI使用体験
ChatGPTで社の企画書草案の作成の精度を検証、ChatGPTでのHTMLコード作成を検証しました。

ノーコードアプリ制作
Glideを使用して「拾得物管理アプリ」を制作しました。
このアプリは、社の課題でもあった「拾得物管理業務のデジタル化」を解決できるものとして、深堀りして作成しました。
現場のニーズと試作品からの展開可能性が良かったので進めてみました
細かい経緯は前回までの記事に投稿しています

この課題に取り組ませていただき、
ニーズの情報収集→試作→検証→改修→再検証→改修→再々検証→改修
トライ&エラーを繰り返し、一旦現場が納得できるものまで作成していきました。DXもものづくりなので、可能な限り実現したいものはつくり上げることが気持ちとして大事なことだと思いました。作るからには使う方に喜ばれたいものです。新しい技術を使ってみたいのももちろんですが、必要とされている部署にソリューションできるのが楽しいです。
質問を受けていただいた現場の方も、自部署の業務が改善できると思っていただければ、しっかり向き合っていただけると思いました。
ニーズに沿って改善できることが「活きた」となると思いたいです。

DXについて思うこと

「DX」=「デジタルトランスフォーム」です。この言葉が使われなくなれば、ある程度世の中がトランスフォームされたということでしょうか?それとも新しいデジタル技術が次々と開発され「DX」という言葉が生き続けるのでしょうか?ちょっと興味のあるところです。

おわりに

自習した技術の中でRPAの体験として「PowerAutomate」を使用した自動集計をしました。教科書の例に習って試した程度ですが、こちらも業務改善に活かせそうですので、今後もう少し勉強きたいと思っています。そしてまた大小含めて現場に「活きた」改善提案ができるように頑張っていこうと思います。最後までお読みいただき感謝いたします。


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