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Teachable Machineを使用したスマホ入場判定ツール

こんにちは。DXチーム所属間もない会社員です。何かの役に立つものをつくりたいとの思いでAIツールににチャレンジしてみました。Teachable Machineを使用して簡易ですが入場チケットの判定ツールを作成しました。



制作の背景

私の所属する会社はショッピングセンターの運営管理会社です。
店舗では消費者さまやお取引先さまを対象に、イベントを年に数回実施しています。入場チェック時に相互に客観的チェックツールがあれば便利かと考えました。入場チェックもフリー参加のものからチケットをもぎるものまで形式は様々です。今回は、展示会や、招待生販売会など若干規制を緩めて対応可能なイベントを想定し
 1)招待券持参
 2)もぎり無しの入場時チケットチェック
の条件想定で対応可能なものを作成してみました。
シンプルにチケットの表面がチェック面とし、「PASS」で入場可、



裏面はNG面とし、再提示し「PASS」して入場いただくという設定にします。それ以外のものを提示しても当然「NG」です


使用ツール

Teachable Machine
CODEPEN

チケット設定(classの登録)

PASS面

NG面

設定・トレーニングについて
Teachable Machineの画像メニューで、PASS面NG面を上下左右全方向登録しました。
PASS面

NG面

次にコードをアップロードしてCODEPEN用のコードスニペットををコピーします。今回はp5.js の形式を選択しました。

コードペンを起動

HTML欄に先ほどコピーしたコードスニペットペーストします。
画面をフルサイズ版指定します。

フルサイズ版が開いたらURLをコピーします。

スマホでCODEPEN起動

PASS面は問題無く反応します。

NGもチケット裏面については問題ありません。

ただチケットでではない別物を表示した場合、スマホ画面などで「白地と枠の組み合わせ」で「PASS」されるケースがありました。受付スタッフが対応するので2重チェックは可能ですが、精度アップの調整の検討が必要です。


終わりに
ここに記載ありませんが、その他の想定を試みた際、数字の判定についてTeachable Machineは苦手なようで、1と11などは「1」と判定されがちでした。
今回作成した画像系の判断の方が向いていそうです。最後までお読みいただき感謝いたします。  

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