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ヤシノミ作戦2021 振り返り(国民審査編)
ヤシノミ作戦の振り返り、その2です。その1(衆議院議員編)は以下のnoteをお読みくださいませ。
今回のヤシノミ作戦では、衆院選と同時に行われた国民審査でも落選運動を実施しました。
具体的には、「選択的夫婦別姓ができないことは違憲である」と訴えた裁判の判決が2021年6月23日にありました。そのときの各判事の判断については、NHKのページにまとめてありますので以下のリンク先をご参照ください。
このとき、訴えに反して合憲と判断した11名の最高裁判事がいました。このうち4名が今回の国民審査の対象であったため、この4名を仕事をしないヤシノミ判事として「×」をつけるようお願いしました。
しかしながら、「国民審査でヤシノミ判事に×をつけよう!」とお願いしても、×をつけた経験すらない人が多く、どのように投票すればいいか知らないだろうと思いました。私も同じでした。
そこで、投票用紙の画像と、ヤシノミ判事の名前の覚え方(「長 岡村 の 林 は 深 い」)をヤシノミ作戦のページに掲載し、Twitterで発信しました。
特に、以下のツイートは、多くの方々に拡散していただきました。
国民審査の覚え方は、左から「長岡村の林は深い」だそうです。#ヤシノミ作戦 https://t.co/quRScIctjP で #選択的夫婦別姓 と #同性婚 を実現しよう! pic.twitter.com/l1tNbiE2LN
— ヤシノミ作戦 (@op_yashinomi) October 23, 2021
「長 岡村 の 林 は 深 い」は、国民審査のキーフレーズとして、何度も繰り返し拡散され、多くの方々に伝わっていきました。
そして、国民審査の結果は、以下の記事のようになりました。
なんと、対象となった11名の判事のうち、「×」が多い上位4人はヤシノミ判事でした!
さらに詳しく見てみますと、この4人の「×」の数の平均は約430万票で、「違憲」と判断した判事の平均を43万票以上上回りました。
みなさま、ご協力ありがとうございました!
今回の国民審査の結果は、別姓裁判によるものだけではないと思います。また、過半数の「×」がなければ判事を罷免することはできません。
しかしながら、国民の「選択的夫婦別姓ができないのはおかしい。判事はちゃんと仕事をしろ!」という意思は伝えられたのではないかと思います。
今後も国民主権であることを認識し、権利を行使するよう呼びかけていきたいですね。
改めまして、みなさま、ご支援ご協力をありがとうございました!
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