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「稼ぎたい」にこだわる4つの本心

セールスライティングを勉強することにした!
と宣言してから、いろんな声が届いています。

圧倒的に多いのが、
「インタビューではないの?」
という声。

私がインタビューを請け負っていたイメージが強いからでしょうか?

私は地方公務員のときに、老若男女の方々から、いろんなお困りごとをお伺いする中で、ありがたいことに傾聴力が養われました。

その能力を発揮できるのではないかと思い、インタビューにチャレンジしたのが、この1年の背景です。

ただ、セールスライターは資本主義社会が成り立っているならば、継続されるのではないかと思いました。クライアント様へのヒアリングも経験が役立つのではと思い、舵を切り直し。

もし違うなと思ったら、また舵を切り直せばいい。それに、自分のコンテンツが出たときに、この学びは無駄にならないはず。

そう思って、飛び込んだ次第です!

でも、なんで私はこんなに稼ぐことに重きを置いてるのだろう…
茨の道を進むには、自分の想いを紐解こうと思い、自分の思考に深く潜ってみました。

その結果、出たのは4つの理由でした。

夫との約束。正社員並みに働く

私が公務員を辞めたいと、夫に相談したときにかけられた言葉。

それは、
「正社員並みに働いてほしい(稼いでほしい)」

わが家は夫の収入だけで、すぐに立ち行かなくなるわけではありません。きちんと計算したうえで、フリーランスになりました。

けれど、夫はもしも自分に何かがあったら…
をすごく気にしています。

それに、自分だけの稼ぎで家族を支えるって、結構プレッシャーですよね。だから、そこに私のプラスアルファがあったら、夫の気持ちも楽になる。

その願いを叶えてあげたい。

それが、1つ目。

夫から自立したい。舵を切れるお金を持ちたい

夫の心配をなくしたい気持ちの裏側に、夫から自立したいという気持ちも強い。

何か購入するときに、言い知れぬ罪悪感がまだまだあるんです。

稼ぎは少なくとも、この家を支えているから支出してもいいはず!とのご意見もあります。

ただ、意地のようなものが邪魔するんですよね。

だから、自分が買いたい物を堂々と買えるようになりたい。自分の生活の質をもっと上げたい。

それに、自分が方向転換するときに、お金があるのは精神安定になりますからね。

いつ、どんな選択もできるように、やはり稼いでいたいのです。

子ども時代の経済的不自由の記憶を払拭したい

わが家はいろんな事情があり、金銭的に厳しかった。その期間が長かったので、お金への不安は深く潜在意識に刻まれていると自覚してます。

とくに記憶に残っているのは、高校生1年生のとき。希望者は費用を払えば、尾瀬に泊まりに行けました。もちろん、友達はみんな参加。

「おーつーは行く?」

「都合が悪くて行けないんだ」

「えー!行こうよー!」

「ごめんね。楽しんできて」

冷静を装って受け答えしたけど、心臓は大きく波打っていた。
私だって行きたかったけど…
母の答えは「ごめんね」だった。

だから、自分の子どもたちには苦労をさせたくない。やりたいことをやらせてあげたい。

それに、自分でもお金を稼げるんだと、証明してあげたいのかもしれない。
安心したいんでしょうね。

お金の心配から解き放たれたい。
だからこそ、新しい領域でチャレンジしていく!

これまでの3つを順に思いついたけど、本丸ではない気がすると思った。

なんかもっと根幹の何かがある。
そう思って、あれこれ考えていたら、やっと分かりました。

親に心配をかけたくない

40歳にもなってなぜ?

この答えに、自分が1番納得できなかった。
だって、私は実家から独立してるし、家族をもってる。ここで、暮らしているのになぜ?

でも、やっぱり根本には子供のころの自分がいた。親に迷惑や心配をかけたくない気持ち。

私は大丈夫だから、安心して自分たちの生活を過ごして。

そんな姿を見せたかったんだ。

だからこそ、最初に公務員になったのだと思う。ここなら自分から辞めることがなければ、お金に困ることもない。それならば、親も安心するって、多分どこかで思ってた。

私の心にいる、小さな自分は親に心配をかけたくなかったんだ。

そうだったんだ。
ごめんね。気づかなくて。

ずっとここにいたんだね。
お金がなくなると心配だよね。
でも、それ以上に、またお金の不安を親にさせたくなかったんだよね。

何歳になっても親が大好きだから、昔のような想いをさせたくなかったんだ。

父母には、自分たちの人生を過ごしてほしかったんだ。

自分の本心を知ったら、涙がとめどなく溢れた。これを思い出すと、勝手に泣いてしまう。
それくらい根深かった。

何歳になっても、親の存在は大きい。

やっと自分の芯を知れた。

それにゆっくり向き合って、気づいてあげられなくてごめんねと伝える。もう心配しなくて大丈夫だよと、空に解き放つ。

何度も何度も。

40年も溜まってた想いだから、一度やっただけでは手放しきれてないと思う。
だから、何度も何度も子供に伝えるように慰めて、受け入れて解き放とう。

私が稼ぎたい想いと、しっかり向き合うために。

マイナスを払拭するために稼ぐのではなく、今の自分が満たされるためにお仕事させていただきたい。

これから素敵な出会いがたくさん待ってる。

確信にも似た予感が私を包んでくれました。
今までありがとう、小さい私。

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