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欲張り女の行方

今朝、目を覚まそうとしたら右目が開かなかった。目ヤニでガチガチに固まっていたのだ。

そういえば、前夜は左目が充血していて、珍しく目ヤニが出ていたので「あれ?」とは思っていた。

起き出して、塞がった目を洗顔でこじ開ける。いつの間にか、ボクシングのステージに上がったのだろうか。右目は戦士の勲章のように腫れ上がっていた。

それでも、午前はなんとか起きていられた。
しかし、お昼を食べたら、一気に体調が急降下。ベッドに倒れ込み、2時間半も寝てしまった。

途中、何度か目が覚めて

眼科の午後の検診は、14時半からだ。診察してもらうために行かなきゃ…

と思うものの睡眠に引き戻されて、また寝落ち。結局、午後4時に這い出して、自転車で進んだというわけだ。やけにペダルが重いし、寝起きで気分も下がっている。

医師の診断は「結膜炎」

感染の危険があるから、手洗いをしっかりして、タオルは別にしてね。

そんな気はしていた。
原因がはっきりしたからか、心は幾分か浮上したけど、目の腫れの理由は明確だ。
【疲れ】
これ一択。


前回の結膜炎は、東京に引っ越して、ライターとして活動を全力でして、リセットされた家族の生活を立て直していたときに、子どもからもらった。

生活、住まい、仕事、人間関係。
すべてリセットされていたのに、限界を超えてしゃにむに動いたのが原因。

その前は、2022年11月ごろ。
息子を生んで、数ヶ月経った後だと記憶している。

出産後の疲れ、夜間の授乳による睡眠不足、慣れない2人育児の疲れ、娘のイヤイヤ期の対処、夫の不在によるイライラ。

いろんなことが一気に重くのしかかった。

案の定、体は悲鳴を上げて結膜炎になったわけだ。しかも、1回ではない。2回、3回と連続した。眼科の医師からも休むように促されたけど、子どもたちを放っておくわけにもいかず、騙し騙し暮らした。

振り返ると、最近の自分は焦って、いろんなことに手を出しまくっていた。

  • トーク力をあげるべくスタエフを継続

  • セールスライティングにコミット

  • 本のメディアを作るために画策

  • コーチングも視野に追加

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さらに、寝る時間を惜しんで読書にハマってしまった。

きっかけは、近藤康太郎先生の新刊『ワーク・イズ・ライフ 宇宙一チャラい仕事論』を読破して。

近藤先生の遊び・勉強・仕事に全力で取り組む姿に、すっかり感化されてしまったのだ。

私も頭1つ突き抜けたい。

心の中に下心があった。
だからこそ、言い訳しないで時間を投下するしかないとのめり込んだ。

寝る時間が深夜1時、2時と遅くなった。

そうすると当たり前だが、日中は眠くてパフォーマンスが悪くなり、胸の辺りのモヤモヤが消えなかった。この辺りにモヤがかかると、体が疲れている証拠。それに気づいていたけど、土曜日にコミュニティのオフ会に全力で参加した。(これに一切の悔いはない。)

さらに疲れているのに夜更かしを続けて、家族との遊びに付き合い、私の体の疲れは爆発したのだ。

冷静に考えると当たり前だが、私は欲が増大すると抑圧できずに流されてしまう。
理性が圧倒的に弱い。

そのため、公務員時代もよく体調を崩した。

私が所属した部門は多忙を極め、帰宅するのは22時や23時が当たり前であった。

夜ご飯を食べ、お風呂に入り、早く寝る。

仕事のパフォーマンスを上げるためには、それが必要と母によく言われた。

けれど、私は仕事するために生きてるわけではないと反発し、1時間はドラマを見たり、読書したりした。

その結果、職場で体調を悪化させ、何度も救護室で寝かせてもらったことがある。なんとも情けない。

けれど、それが私なのだ。

欲には弱い。
言い換えると、自分のやりたいことにはバカ正直。周りの出来事のために、自分の感情を無視したくない。結局、周りに迷惑をかけるけど、そこは貫いてきた。

これって私の強みになるのかな?

ママでも、40代でも、収入が低くても。
私はやりたいことに正直に生きる。

そのためには限界を知る。
体力をつける。
自分を知る。
やりたいことを明確にする。

欲張り女は、まだまだ懲りないようです。

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