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約10年漫画を投稿していた漫画家志望者の私が、完全に商業プロデビューをあきらめた理由


私は子供のころから絵を描くのが好きで、勉強も運動も苦手な私が他人に褒めてもらえる唯一の取り柄だと思ってました。


漫画が好きな母親の影響もあって、物心つく頃には『漫画家になる』というのが、私の中で決まった未来だと信じて疑いませんでした。


中学の頃に、仲のいい友達とお互いに漫画を描いて見せ合ったり、読んでもらって感想をもらったりして遊んでました。
(漫画を描くと言っても、大学ノートにシャーペンでガサガサ描く感じです)


本格的に出版社に投稿を始めたのは高校を卒業して、デザイン系の専門学校に通い始めてからでした。

漫画の選択授業に講師で来ていた先生方から教えを受けながら、専門学校に入学した年の冬に、初めて1作描き上げて出版社に投稿しました。


初投稿の結果は選外。順位的には下から数えた方が早い順位でした。
結果を見た私はものすごく落ち込んだのを今でもよく覚えてます。

これは漫画家志望あるあるだと思うのですが、最初の頃って自分の作品に根拠の無い自身を持ってるんですよね。
よく言えば自己肯定感が高い。悪く言えば世間を知らな過ぎて自分を客観的に見れてない、って感じです。

でもそんな悔しい思いをしたからこそ、そこから10年近く漫画家を目指し続けられたのかも知れませんが、当時の私は本当にひどい落ち込みようでした。


そこから1年に3~4作投稿するのを2、3年ほど続けました。
順位は上がったり下がったりでしたが、少しずつ成長してるのは自分でも感じましたし、編集部からいただく批評でも、褒めてもらえることが増えました。

しかし、成長を感じながら楽しんで頑張れていたのは、いま思い返すと最初の3年くらいがピークだった気がします。

それ以降は、私にとっては苦しみのほうが多い投稿時代になってゆくのでした。


続きはまた書きます。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
ぜひ、また読んでください。


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