「沖縄県立中部病院」

昨日のBS NHK 見ましたか
「こうして僕らは、医師にる」
沖縄県立中部病院

映像に引きずりこまれて唸った
医療の原点がそこにある
どこで、初期研修をするかは
大事な選択である

研修医
全国の若き研修医が
目指してくるのは、何でも
診れる医師になるためだ

医療の原点は救急医療
診療科目をこえて鍛錬を積む
それが臨床医としての血となり
肉となる
外科や呼吸器や循環器や
精神科や産婦人科や耳鼻咽喉科に
なるにしろ
救急医療がベースにあれば
つよい
呼吸管理や循環管理などに加えて
気管内挿管や気切や胃瘻や
気胸の診断と治療
経験があるのと皆無では
全然違う

これを見てて思った
病院経営をしたければ
医師をやめる事だ
白衣を脱いで経営者になればいい
もう、まつたく昭和の
病院経営者と臨床の両立なんて
出来ない

医療はどんどん進歩してる
他の職業と大きく異なるのは
専門的知識の裏付けが
解剖や組織や病理の積み上がられた
知識と臨床経験のもと
専門分野で経験を積むのだ

謙虚に奢らず
それが沖縄中部病院にはある
たいしたものだ
こんな病院をどうして
ほかの自治体では出来ないのだ

それともうひとつ
誤魔化しは出来なくなる
看護スタッフと患者さんも
見てる

医療は、救命救急だけではない
終末期もある
在宅医療もある

IC インフォームドコンセント
ムンテラが上手くできない
ドクターは臨床医には向かない

最近は
家族だけではなく
ケアマネも後見人も同席を
求めてくる
できる事と出来ないとことは
はつきり伝えないといけない

でも見てて感じたのは
全国の若き超優秀な医学部を
卒業したドクターが
給与もそれほどよくない
それでも
病院に自らやつてくるのは

それだけの
ものが、沖縄中部病院には
あるんだ
研修医カリキュラムも素晴らしいのだ
その昔から噂だけは聞いていたが
昨日のBS テレビを診て
唸ってしまつた

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