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税理士事務所の営業は傾聴が重要

税理士事務所の営業活動において、傾聴が重要であることをお伝えしたいと思います。傾聴とは、相手の話を否定せずに耳と心を傾けてしっかりと聞くことです。これは非常に有効な会話技術です。

多くの税理士の先生方から、「税理士業界のトレンドは何か」「顧客ニーズはどこにあるのか」といった質問をいただくことがあります。しかし、こうしたアプローチは間違っている場合があると感じています。トレンドや顧客ニーズに注目することも重要ですが、それ以上に大切なのは、お客様の声を直接聞くことです。

たとえば、現在のトレンドが資金調達であっても、全てのお客様がそれを求めているわけではありません。また、税理士事務所がその分野で充実したサポートを提供できる体制にあるかも重要です。

ですから、世の中のトレンドに振り回される前に、目の前のお客様が何を求めているのか、何に困っているのかを把握することが大切です。お客様の声を傾聴することで、お客様が感じていることや事務所のどの部分に価値を感じているのかを理解できます。

このように、傾聴を通じてお客様のニーズをしっかりと把握することが、税理士事務所の差別化に直結すると考えています。ぜひ、先生方もお客様の声を傾聴することを実践してみてください。


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