#30 果樹のまち大岡山
こんにちは🍊おおお知るまちプロジェクトです🏫
ひと雨降るごとに秋の気配が色濃くなる今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか🌾
最近気温も下がり、過ごしやすくなってきたので私は散歩を楽しんでいます。
先日、大岡山周辺を歩いているときにふと視線を上のほうに挙げてみると小さな青いレモンやユズの若い実を目にしました。
今回はそんな「大岡山にある果樹」について、街を歩きながら見つけたものを中心に紹介したいと思います。
1.果樹のまち大岡山
大岡山周辺に植えられている果樹は戦後の食糧難のころに、食べられる実が生る木を植えようという考えのもと植えられました。
また、特に柑橘類の果樹が多く植えられています。
2.大岡山果樹マップ
大岡山周辺の果樹を探して地図にまとめたものがこちらになります。
こうしてみてみるとばらばらに散らばっているのではなく通り沿いなどにまとまっているのが分かりますね。
この章ではまとまっている場所をいくつかピックアップしてお伝えします。
大岡山駅東側の線路をまたぐ歩道橋の近くから洗足駅までつなぐ道に沿って多くのお家で果樹🍅が植えられています。
この通りは南側に向かって下り坂になっているので日当たり🌞もよく、植物が育ちやすそうな環境ですね
一戸建てのお家のほかにアパートなどもあり、果樹以外にも通り沿いに様々な種類の木🌳が植えられています。
もう一つは洗足池💦の北端のあたりから西側にいく通りです。
この周辺だと土地の傾斜が北から南に下るようになっているので北側にあるお家のほうが南側にあるお家よりも少し高い場所にあります。
ここも日当たり🌞のよい場所になっていますね。
一戸建てのお家が多く、道沿いに立派な庭が並んでいました。
3.季節ごとの様子
果樹の魅力は果物が生るというところも大きいですが、実が生る前には花が咲き、実や花の時期を長く楽しめることも魅力の一つじゃないでしょうか
そこで、季節ごとに咲く花や食べごろになる実などをまとめてみました
春の大岡山
春は果樹以外にも桜などいろんな種類の花が開く時期ですね。
果樹ですと、カキやユズ、カラタチ、レモン、ナツミカン、ミカン、プラム、ブドウなど多くの種類で花が開き夏に身を育てる準備を始めるほかに、ナツミカンは一年前に咲いた花がとなって成熟し、収穫期を迎えます。
また、春は虫たちにとっても目覚めの季節です。厳しい冬を蛹で越した蝶たちが産卵場所を探すため、幼虫の食べ物となる植物の周りを飛んでいるかもしれません。
夏の大岡山
夏は果樹にとって果物を育てる時期で、春に実った若い実が太陽の光を浴びて育ちます。中にはウメのように冬に花を咲かせて夏にもう成熟する実もありますね。
大岡山にある果樹のなかでは、ウメやプラム、ブドウ、イチジクが成熟して収穫期を迎え、ザクロが赤い花を咲かせます。
ザクロは赤いツブツブが詰まった実のイメージが強いですが、花も鮮やかな色できれいですね。
このころになると冬を越した個体ではなく、今年生まれた蝶がまちを飛びまわり始めます。
駅前の花壇にもレモンが植えられているので学校に行く前、仕事に行く前などに少し探してみるとひらひらと飛んでいるかもしれません。
秋の大岡山
秋ごろになると春に花を咲かせ、夏の間に実を育てた果樹が取り頃を迎えます。また、ナツミカンやレモンなどの柑橘類は常緑樹なので紅葉の季節の中で緑のアクセントを街中に与えてくれますね。
大岡山では春に花をつけたカキやカラタチが取り頃を迎えるほかに、晩秋には夏に花を咲かせたザクロも取り頃を迎えます。
蝶たちは越冬用のさなぎをこしらえ、次の春に新しい命をつなぐ準備を始めます。
この後幼虫の画像が出ます。苦手な人はとばしてください。
冬の大岡山
冬になると東工大ウッドデッキの桜などの落葉樹🍂は寂しい姿になりますが、冬が旬の果樹は春から成長した実が取り頃を迎え、いっそう鮮やかな姿になります。
大岡山ではミカンやレモン、ユズなどの柑橘類が食べごろを迎えます。冬至のユズ湯やこたつとみかん🍊など冬の文化に欠かせないものとなってますね。
おわりに
ここまで大岡山を歩きながら見つけることができた果樹🍎についてまとめてきました。今回見つけることができたものの他にもまだまだたくさんの果樹が大岡山にはあるかもしれません。
皆さんも街を歩いていたりする時に少し視線を上の方に向けてみて、葉っぱの緑🍃の中に果物の鮮やかな色を見つけてみてください。
果樹を探しながら街を歩いていると、果樹だけでなく飛んでいる蝶々🦋や少し変わった植物なども気になって知っているはずの街の中にたくさんの新発見👀がありました。みなさんもぜひ、「果物」を気にして街を歩いてみてください!!
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