見出し画像

#34 飛びまち2023ができるまで

あけましておめでとうございます🎍おおお知るまちプロジェクトです。
新年早々、たくさんのニュースが飛びかっていますがみなさまお元気にお過ごしでしょうか😣

今回は10月末に開催した「飛びまち」ができるまでをじっくりと振り返ってみようと思います。
私たちおおお知るまちプロジェクトの6人がどのような想いで開催したのか、少しでもお伝えできたら嬉しいです🙌
↓各企画・展示の振り返りはこちらから!


1.今年はどんな飛びまちにしたい?

2022年10月の第1回に続いて、2回目の開催となる今年度の飛びまちの始まりは6月上旬。
今年度はおおお知るまちプロジェクトメンバーも半分が入れ替わり、新体制での開催となりました✍️
手探りの中、大岡山を盛り上げるためにできることは何だろう?大岡山に通う東工大生の自分たちだからできることは何だろう?ということを中心に話し合いを重ねました😌

今年度の飛びまちのテーマや目的について、メンバーOに振り返ってもらいます🤲

去年の飛びまちは主催するイベントとしては初めてで、私たちおおおメンバーと大岡山に住むみなさんとの交流の場とすることができました👏
今年度の活動方針について考えた時に、東工大生が大岡山のまちなかに滞在することや、大岡山のまちと関わることが少ないよね、ということが話題にあがり、『東工大生に大岡山のことをもっと知ってもらう』というのが大きな目標の一つとなりました。
そこで、今回の飛びまちでは①これまでのつながりを大切にし、企画などでコラボレーションをすること②去年よりも東工大生にきてもらうと同時に、東工大生の活躍の場を作ること、がテーマになりました。研究発表や工作、謎解きまち歩きなど、東工大生ならではの企画になったのではないでしょうか🙌

東工大のサークルに作問してもらった謎解きまち歩きは大好評でした🙆

2.大岡山の魅力を発揮できる展示や企画を考える

7月に入り、具体的な展示内容や企画内容の検討を始めました。
昨年好評をいただいた企画の「noteパネル展示」「パンとおおおフォトコンテスト」。
昨年ご協力いただいた「チャイルドサロンの皆さんの出張子育てサロン」「土花さんの陶芸教室」「東工大土肥先生の出張授業」は今年もやりたいね!と話し合い。その上で、私たちが新しくやってみたいこと、今までの活動で繋がったご縁、東工大生の多彩な活動が活かせる企画を中心に企画を考えていきました✊

今年新たに加えた展示の一つが「東工大の今昔」展示🎓
どんな展示だったのか、どのように準備を進めたのか、企画担当Hに話を聞いてみました。

東工大は大岡山に住む方や東工大生にとって大きい存在であり、大岡山の魅力を語る上で欠かせない一つの要素ではないかと思ったので、東工大にまつわる企画をやりたいなと考えました。
展示内容に関しては、見てくださった方が自分の知らない東工大を気軽に知ることができるような企画にしたいと思い、東工大で普段過ごす学生と、これまでの東工大をよく知る地域の方たちの両方に楽しんでいただける企画は何かと考えた結果、東工大の今と昔を写真で比較するという形になりました。
展示で使用した昔の写真は主に東京工業大学博物館にご協力いただき、そこに保存されている写真のデータを使わせていただきました🙇‍♀️

3.大岡山で過ごす皆さんと作り上げる飛びまち

夏休みに入った8月。おおお知るまちメンバーは大学に集まって準備を進めていました🌻
大岡山らしさ、東工大らしさを活かして、幅広い世代が楽しめる飛びまちにしたい。
そんな想いから、展示や企画の準備を進める上で、住民の皆さんやお店の方・東工大生にたくさんご協力いただきました。

中でも多くの方にご協力いただいたのが「パンとおおおフォトコンテスト」🍞
「大岡山で買ったパンのこだわりの食べ方」をテーマに写真を募集し、飛びまち会場で展示・投票を行いました。
(詳しくはこちらの記事をご覧ください!↓↓↓)

「パンとおおおフォトコンテスト」担当Oに話を聞いてみました🥪

大岡山には住民の皆さんに愛されるパン屋さんがたくさんあること、そして私自身がパンが大好きなことからフォトコンテストを企画しました🥐
フォトコンテストを通して、住民の方だけでなくパン屋さんとも繋がりをつくりたい、大岡山全体をパンの街として楽しんでほしい!と考えて、大岡山のパン屋さんに景品用のクーポン券の提供をお願いしました。
itokitoさん、カムパネルラさん、HIMMELさん、メロンパン工房さん、昨年、今年と2回もクーポン券を提供してくださり、本当にありがとうございました🙌
クーポンをきっかけに、受賞者の方とパン屋さんの交流が広がっていたらいいなと思います💬
また、パン屋の皆さんが飛びまち会場に飾ったパンとおおおフォトコンテストの展示を見に来てくださり、大岡山の街の中で美味しそうに映されたパンの写真を見て喜んでいただけて嬉しかったです!

4.飛びまちに繋がるかるたづくりイベント

まだまだ暑い8月・9月。8/26@ゾウさん公園、9/16,17@大岡山北口商店街と2回に渡って「大岡山かるた絵札作りイベント」を開催しました🎨

大岡山で過ごす皆さんと共に作り上げている飛びまち。
もっとたくさんの人、そして大岡山の子どもたちも巻き込むにはどうしたらいいだろう?と考えて大岡山の皆さんと「大岡山かるた」を制作することにしました。
「大岡山かるた」企画担当Iにコメントをもらいました。

大岡山の皆さんと一緒に、大岡山の良さや面白いところなどを共有したい!という想いをもとに、大岡山のみんなでつくる「大岡山かるた」企画を考えました。
商店街のお店などに置かせていただいた募集ボックス等から集まった大岡山をテーマとした読み札と、大岡山の八百屋さんから譲っていただいた廃棄野菜を使ったスタンプで子供たちが描いた絵札によって、大岡山ならではの面白さが詰め込まれたかるたが出来上がりました⭐️
出来上がったかるたは、飛びまち会場に展示し、かるた大会を開催することで、会場にいらした方々に見て、遊んで、楽しんでいただくことができました!
読み札を応募してくださった方や絵札の制作をした子供たちが自分のかるたを見にきてくれることもあり、この企画が飛びまちに来るきっかけとなったことがとても嬉しかったです☺️
また、読み札の募集からかるた大会の開催まで、かるたを通して、大岡山の多くの方々と一緒に飛びまちのひと企画を作り上げていくことができたことも、昨年の飛びまちからの大きな成長になったと思います💪

(詳しくはこちらの記事をご覧ください!↓↓↓)

5.ふらっと立ち寄れる空間づくり

大岡山かるた制作がひと段落した9月。飛びまち会場の内装準備も本格化してきました🏠
大岡山かるたや陶芸教室やポスターのデザインなど、和を感じられる企画が多いこともあり、今年は「和」をテーマに内装を設計✍️
内装担当Uにこだわりを聞いてみました。

大まかなテーマが決まったところで、「障子張りの目隠しを置こう」、だったり、「模型台のバックボードに円窓をつけよう」などみんなで案を出し合って買い出しをしなきゃいけないもの、作らなきゃいけないものを決めました。そして、最寄りのホームセンターまでみんなで行って展示用のベニヤ板や角材、ペンキなどを買ったり通販で取り寄せたりしました。
材料がそろった後は大学のものつくりセンターなどで木材を切りそろえたり、ペンキを塗ったりして、飛びまち前日の搬入にそなえました。実は丸窓の円はフリーハンドで切ったもので、障子の桟や紙を張ったのも手作りなんですよ。
前日までの準備の過程でどういうものを作ろうかといろいろみんなで考えていたときは高校の文化祭などを思い出してとても楽しかったです。

ベニヤ板にペンキを塗っている様子


6.4000部のチラシとポスター

飛びまち開催まで1ヶ月を切った9月後半。飛びまちの宣伝も本格化🔥
広報のメインとして、たくさんの方の目に留まるようにこだわりのポスター&チラシをデザインしました‼️
デザイン担当Iにポイントを聞いてみます👀

今年は、「飛びまち」というイベント名と、飛びまちで行うたくさんの企画の楽しさを皆さんに伝えることを目指して、飛びまちロゴをメインに、企画のアイコンで周りを囲うようにしてデザインしました👩‍🎨
ポスターやチラシを見て、飛びまちをまだ知らない皆さんにも、イベントの楽しさとワクワクが伝わっていれば嬉しいです。

ポスター/チラシ(表)
チラシ(裏)

大岡山にお住まいの方を中心に東工大生やnoteを見てくださっている方など幅広い方に飛びまちを届けられるように、街中や東工大内でのポスター掲示、チラシ配布に加えて、noteやInstagram、Facebook、Xなどでも宣伝しました。
広報担当Mに広報を振り返ってもらいます✍️

商店街のお店にポスターを貼りに行った際には去年の活動を見ていてくれたからか応援してくれる人々もいらっしゃいました。また、大岡山エリアの小学校数校にチラシを配りに行ったのですが、イベント当日には多くの小学生が訪れてくれ、非常に嬉しかったことが記憶に新しいです😻
日々のfacebook投稿や慣れないSNS運用など大変な部分もありましたが、皆様のいいねや応援を力に精一杯頑張りました!🤩

7.バタバタの前日準備

ついに飛びまち前日🏃‍♀️会場の都合で、夜7時ごろから設営を始めました。
まずは柱の位置を考えて、アジャスターで取り付けて、板をネジで止めて、展示物を貼り付けて、、、、
ネジが足りなくなったり、展示物が落ちてきたりとハプニングの連続でしたがなんとか当日までに準備を終えることができました😌

最初はがらんとしていた飛びまち会場
柱に壁を打ち付ける様子
展示や装飾で生まれ変わった会場の様子

8.出会いと発見に溢れた飛びまちの1週間

いよいよ飛びまちスタート!
10/23から10/29まで7日間の間、毎日10時〜20時までオープンしていました✊
企画を楽しみに来てくれた方、買い物途中にふらっと立ち寄ってくれた方、かるた作りイベントから楽しみにしていてくれた方、たくさんの方が訪れる楽しい1週間でした。
会場の様子や各企画の様子はこちらからご覧ください!↓

飛びまちを作り上げた6人のメンバー(自分も含め)に感想をもらいました🙌

今年もたくさんの方と縁が出来、大岡山についておしゃべりすることができて楽しい1週間でした。謎解き、パン、かるた、街歩き、、、などメンバーと協力しながら”好き”をたくさん詰め込んだ飛びまちにすることができて、それを皆さんに楽しんでもらえて嬉しい気持ちでいっぱいです!(お)

私は今回がはじめてのとびまちだったので楽しみに思う一方で不安な気持ちもありましたが、大岡山についてたくさん調べていくうちにより大岡山を知りたいと思うようになったり、来場してくださった方とお話しするなかで大岡山について教えあえたりととても実りのある一週間になりました!(ひ)

今年が初めての飛びまちでしたが、もともと好きな街である大岡山のことを、飲食店マップやかるた、謎解きなど様々な視点で知ることができてとても面白かったです。開催中にも、街の皆さんからいろんなことを教えてもらいながらもっと好きになれた1週間でした!(う)

今年の飛びまちでは、大岡山の好きを、まちの皆さんと一緒に楽しみながら、色々なかたちで共有することができ、幸せでいっぱいの1週間でした。昨年の飛びまちやこれまでのワークショップから、私たちについて知ってくださっている方が見にきてくださることも多く、まちの皆さんとの繋がりが少しずつできていると実感できたことも、とてもとても嬉しかったです!(い)

飛び入りでの参加でしたが、街の人たちの優しさに支えられ大岡山で学生をやれてよかった!と強く思うようになりました。今まで大岡山をほとんど散策してこなかったので、今後はもっと街との関係を築きもっと大岡山を知り・そして好きになりたいと思います!(む)

去年に引き続き2回目の飛びまちの運営をして、自分たちの活動をパワーアップさせることができていること、そしてそれを大岡山のまちに受け容れていただけていることを感じることができました。私たちの目線での大岡山の魅力を発信し、それについてまちに住むみなさまから感想や情報を教えていただく機会は何よりも貴重です。大岡山のことをもっと知りたい、そう思えた1週間でした!(お)

9.これからのおおお知るまちプロジェクト

たくさんの出会いと発見があった飛びまち。
大岡山をもっと好きになって、大岡山をもっと盛り上げたい!という想いが強くなった1週間でした☺️

飛びまちを終えて、2024年の3つの目標を考えてみました🙌
①これまで以上に東工大生に大岡山の魅力を届けたい!
②地域の方と東工大生が交わる場所、一緒に活動できる機会を作りたい!(今年は大岡山の中学校や高校ともコラボできたらいいなと考えています💭)
③飛びまちで出来たみなさん、コラボしていただいた東工大生やお店の方々との縁を繋いでいきたい!

私たち自身も皆さんも、もっと大岡山を好きになれるような活動ができたらいいなと思います。
2024年もおおお知るまちプロジェクトをよろしくお願いします🎶



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?