保育園の閉園

記事には保育事業者と市区町村名は書かれてはいるけど、施設名が書かれていない。該当事業者のホームページを見ても、例えば大田区内でも複数園運営しているので具体的にどこかはわからないが、よくよく調べてみると大田区はホームページ上で公表されているようです。
http://www.city.ota.tokyo.jp/gikai/honkaigi_iinkai/iinkai/iinkaishiryo/r_2/kodomo/020924.files/05_kodomo020924.pdf

本当に経営的に赤字なのだろうか?

そんな疑問は、東京都が公表している『こぽる』というサイトで財務諸表などを見ることができる。

こぽる
https://www.kopol.metro.tokyo.jp/index.aspx

本当に経営的に赤字なのだろうか?

全国で何百カ所も保育園を運営しているならば、会社としてストックされている資金もあるだろうし、閉園は経営的に仕方がないとしても、その資金を充てて利用者が次の預け先を見つけるまで、もう少し社会的な責任を全うすることもできるのではと疑問に思う。

認可保育所などは、運営委託費の弾力措置なる(クソ)制度があり(あくまでも私の想像だが)そんな制度を利用して保育園を増やしてきているのに、いざ辞めるとなったら事業者の都合で辞めると言うのは如何なものか?

子ども・子育て支援法附則第6条の規定による
私立保育所に対する委託費の経理等について

保育園の経営も飲食店や小売店と同様赤字では続けられないが、一般企業と違い認証保育園だって多額の補助金をもらっていたのだから、辞め方というものも考えねばならないだろう。

国も保育園という箱をまだ増やしている。さらに厚労省管轄とは別に企業主導型保育園なども多くできている。

今回の閉園騒動は決して対岸の火事では済まない。

自分の周りでも未だに保育園が増え続けていることを考えれば他人事で済ませられる話ではない。


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