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バッハ自身の編曲か、それとも…… ペルゴレージ作曲「スターバト・マーテル」のバッハ編曲「詩篇第51番」(BWV1083)をめぐって
「 詩篇第51番 わが罪を拭い去りたまえ、いと高き神よ」 BWV1083、というバッハの中でも結構マイナーな曲がある。 実は結構好きな曲なのだが、 この曲については以前から疑問に思っていたことがあり、 この機会にそれを思い出したので調べてみた。 演奏によって曲の終わり方に違いがある、それはなぜか、ということ。 ▼ バッハの作品番号が付いているが、 これはもとはイタリアの作曲家ペルゴレージが作曲した曲「スターバト・マーテル」で、 それをバッハが結構忠実に編曲したものが、こ