エリオス7章『Life-size Pride』実装&記念オーダー開催中(エリオスR 7章感想)
こんばんは。
エリオスの7章をやっと読みました。月曜は普通に寝落ちしてました。
考察とかツッコミとかは二度三度とシナリオ読んでから多分やると思うのですけど、初見感想はマジで初見の時しか書けませんからね。だから余計な事を思いつく前に急いで書いている!
一応今回もネタバレ有とネタバレ無の感想を用意しました。前置き毎回長いんですけど、とりあえずクッションとして今実施されてるツイッターのCPとか記念CPとかピックアップオーダーの紹介から行きますね。
わたしは折笠愛さんのサイン色紙がめちゃくちゃ欲しい。めっちゃ欲しい。
リリー教官とかK.Kとか折笠愛さんの演じる強い女性が大好きなんですよお。
折笠愛さんのサイン色紙手に入れられるチャンスって生きててこれからありますかね!?死ぬまでにめっちゃ欲しいんですけど!!家宝にしたい……。
7章記念&Twitter描き下ろしサイン色紙プレゼントCP開催中
◆Twitter描き下ろしサイン色紙プレゼントCP
とりあえずいま、Twitterで開催されてるのはシリウス(櫻井孝宏さん)の描き下ろしサイン色紙プレゼントキャンペーン。
描き下ろしの絵柄、好きなんですよね。前のヒーロー診断の時のテレカの絵柄とか何枚かちょろっと見ましたけど、普通に羨ましい気持ちしかない。
応募締め切りは2/26(金)、今週の金曜までですので欲しい方はお忘れなく!
わたしは何度も言ってるけど折笠愛さんのサインが欲しい。テレカでもいいけど、描き下ろしのリリー教官麗しすぎんだよなあ!!ジャックも可愛いし……もう可愛いの洪水だあ……(こちらのCPは現在終了しております)
ジャクリーンも可愛いし、サブキャラの色紙全部欲しい(強欲)
◆7章追加記念キャンペーン開催中
いつものやつ。
メインクエストは地味にAP消費が重いので、ハーフアニバーサリーからの新規さんは特に半額CP中にこなしちゃうのがベストだと思います。別に7章まで一気にいかなくてもいいんですよ。とりあえず4章!4章まではやろうか!
7章追加記念ピックアップオーダー開催中
いつものやつその2。
新章で実装されたフレームと、活躍したキャラクターのピックアップオーダーが開催中。今回のピックアップは言わずもがなノースの4名ですが、ヒーローピックアップはマリオンとレンの2名。せめてガストも入れてあげてほしい気はしますが、恐らくここでこないということはガストメイン回来るんでしょうね。軍人家系アドラー家と【HELIOS】のひと悶着があるのか何なのか。もう1名は活躍というよりは暗躍だから仕方ない。
ピックアップヒーロー
☆4【家族みんなで】マリオン・ブライス
☆4【迷い猫さがし】如月レン
☆4【Gothic Halloween】如月レン(限定)
☆3【思い出のピアノ】マリオン・ブライス
☆3【華麗なる紳士たちのセレモニー】マリオン・ブライス(限定)
☆3【完璧な朝支度?】如月レン
新規実装フレーム
◆【マリオン専用フレーム】☆4等身大のきみ
可愛い(可愛い)。100兆点。あたまわるい感想しか出てこないぐらい可愛い。
もう正直このフレームが実装されただけで7章って価値があるんじゃないかってわたしは思うんですよね……。こんなに可愛いマリオンがいま実装されたというのに、3月1日から絢爛たるマリオンも実装される。マリオン推しがんばれ、生きて!わたしは自分がこんなにマリオンが好きだったということをいま初めて自覚した!贔屓してた自覚はあったけど!
あ、性能的には所謂必殺フレームで、<敵全体>大ダメージです。特段言うことはないです。ただ恒常マリオンってスキルに自傷ダメージがあるんですよ。なので恒常フレームはそれを補う形の自己回復スキルなんですけど、他に回復役がいるなら必殺フレームつけても良いかもしれないですね。とは言え、必殺フレームって言う割に威力そんな無いんですけどね。雑魚の掃討に役立つぐらいですかねえ……。
エフェクトは綺麗。
◆【レン専用フレーム】☆4共闘
こちらはレンの必殺フレーム。性能は6章で実装されたディノの必殺フレームと同じ系統の<敵単体>大ダメージ+凍結付与時追加ダメージ(絶大)です。
エリオスくんの効果量を表す言葉
微< 小< 中< 大< 特大< 絶大
言葉遊びしてるんじゃねえんだぞ、いい加減パーセンテージとかで効果量書け!!そのうち超特大とか超絶大とかになるんだろうなとしか思えない。
エスパーダデルセロアブソルート!!(違う)
絶大……まあ、このスキル威力からすれば絶大かもしれないけど……。絶大のバーゲンセールのようなレベル。
正直な話、必殺フレームに関してはバーストスキルに匹敵するとか余計な言葉書かない方がいいと思っている。バフ無しのバーストはたしかにゴミのような火力しか出ませんけど、そもそもそれも問題なんだよなあ……。タクティカルな部分と言えばそうなんですけど、それでもゴミすぎるんだよな。
◆【ヴィクター専用フレーム】☆3特別な場所
毒付与+毒特攻は地味に良いアシスト。ブレイブ属性でヴィクター使うのってEscape The Prisonの方が多いんじゃないかなあって思うんですけど、あの配布ヴィクターって確か毎ターンBP増加あった気がするんで相性いいかもしれませんね。ヴィクターはどのカードも割と唯一無二のサポート性能が多いので、本人のやる気はともかくいい動きしてるんだろうな。LOMだと存在感マジで無いけど。キースと同じレベルの存在感だったけど。
◆【ガスト専用フレーム】☆3いつもの光景
BPを消費してBPを味方に毎ターン付与。テクニック属性の☆3ガストとリンクできるのはマリオン、そしてそのマリオンのテクニック属性カードはセレモニーイベの☆3マリオン……セレモニーイベ編成の最終パーツはガストだったのかもしれない。そして次回ヒーローイベの属性がテクニックだったらそっちの最終パーツにもなるのかもしれない。
そしていつもの光景だけど実は鞭じゃなくて縄跳びで叩かれている。先っちょに持ち手がある分縄跳びの方が痛そう……でもちょっと嬉しそうに見えるの気のせいでしょうか。ガストって今は温和だからドMっぽいけどたぶん実際はドSだと思うんですよね。(偏見)
感想はネタバレ有と無しを用意しました
前言した通り、今回もちゃんとネタバレ有とネタバレ無を用意しましたよ。自分で言うのも何ですけど今回のシナリオは多分そこそこフラットに見れたような気がしますけど、どうだろうな。ネタバレ無しの感想って需要あるのかな!?正直6章7章は個人の掘り下げということで、全体的にネタバレもクソもって印象なので8章も似たような感じだったらネタバレ有だけにしようと思います。
ということでクッション置きますよー。最初はネタバレ無しの感想から。
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7章感想(ネタバレ無し)
ええと、マリオン可愛かったです!!
正直別に致命的なネタバレになるようなことも全く無いんですけど、まあノースの動きとしては4章の続きでしたね。時系列的にはちゃんと6章の続きですけれど。
あらすじは既に公開されてる通りですが
どうにか【セクターランキング】を持ち直したノースセクターだったが、マリオンは未だノヴァとの関係を修復できずにいた。
真実と向き合う覚悟を決めようとした矢先、思いがけない敗北を味わうことに……。最年少メンターとしての立場も危ぶまれ、マリオンはこれまでにない不調に陥ってしまう。
マリオンが色んな意味で大ピンチって感じです。6章で一切出番が無かった分、7章は本当にマリオンが主役のお話でした。
読了感としては正直、4章までの感じが戻ってきたなっていう印象でわたしは悪く無かったです。そりゃ色々と細かいところ突っ込みだすと気になるところはあるのかなとは思うんですけど、わたしはマリオンという人間が本当はどれだけ愛情深くて、そしてその愛情深さの元を注いできたのがノヴァやジャクリーンやジャックであるのかが分かってとてもいい塩梅の話だったと思います。うん、トータルして良かったと思う。
まあぶっちゃけた話、5章、6章とディノの復帰や掘り下げばかりで結構辟易していた人もいるんじゃないかなーと思うんですよ。わたしも実際その通りですし、間にウエストのセクターイベントもありましたから猶更でしたよね。4か月間ずっとディノ。だからこそいい口直しになったような気がするのは否めません。ただ7章にも一応ディノ出てきますからね。他セクターのキャラで一番出てくるのディノですからね。
ディノアレルギーになっちゃった人は、たぶん引っかかる部分が多くて純粋に楽しめないかもなあ、とは思います。わたしはアレルギーにまではなってませんので、まあ経緯とかそういうのはともかく普通に読めたし、マリオンとノヴァの話としてはとても良かった派。あとレンの成長という部分でも。
マリオンとレンがちゃんと会話してて、正直ビックリした部分は多いにありますね。レンの態度が軟化したのは6章を経たお陰でもありますし、そういう意味では着実に成長を遂げていたのはノースの若い子たちもそうだったようで。よくよく考えればヴィクターだけ30代で他10代2人と20代前半1人ですからね。イーストに負けないジェネレーションギャップがそこにはあった。
しかしこれでなんか6章までに提示されてた屈託はほぼ解消されたような……。まあ新たな屈託もあるんですけど、8章はどこの話になるんでしょうね。いい意味で読めないです。イーストは色々と根本的に何も解決してない気はするんですけど、さまざまなイベントを経てアッシュパイセンが弄られキャラになっているのでやっぱりサウスに並ぶ平和感が否めない。あとなんだろう、グレイが色んな意味で強いから弱キャラ感が無くなってきました。
あとサウスがメインストで暫く空気ですけど、1月はヒーローイベ連続☆4出勤してたからまあ良いのかもしれない。
脱線してきたからネタバレ無し感想はここまでー。次からはネタバレ有で感想書いていきますよ。
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7章感想(ネタバレ有)
とは言ってもねえ、別にネタバレを許されたところでそんなに感想自体は変わらないんですよね……。マリオン可愛かったし……レンも可愛いし……。可愛いだけで全てを片付けるわけじゃないんですけど可愛ければ大概のものは許せるので、可愛いは正義ってそういうレベルの話だと思っています。
まあおふざけはそこそこに、書きながら内容を整理していきたいかなーと思います。
◆冒頭LOM(チーム戦第3回)
まず、前回第2回LOM(4章最後)でサウスと同率1位になったのがノースセクター。イーストは3位、ウエストは棄権なのでランキング的には4位でした。一応季節イベントのLOMは基本お祭りイベントなのでセクターランキングにはあんまり影響しないって話だったと思うので、無かったこととして扱っています。ハロウィンはなんかポイント大量に貰えるとかあったんですけど、基本イベント内でセクターランキングの変動があった事実は無かったと――無かったですよね?(不安)
で、今回のLOMではディノが復帰したウエストとノースが当たって、実況が『ウエスト研修チームがノース相手にこれほどのファインプレーを演じているのはおそらく……!つい先日正式にカムバック!そしてメンターに就任したディノ・アルバーニの力が大きいでしょう!』とか言ってた。
舐めてんのかって思わず口に出たけど、まあ実際にその通りなので何とも言えない。ディノの力がどうこうというより、ディノが復帰したことによってウエストというチームが機能しはじめたという意味だぞ!本人もまあ自分だけの力じゃないとは言ってたけどさあ……。
そんでもってノースは変わらずルーキーを前線に立たせつつ、ピンチになればマリオンが出てきてヴィクターはどこにいるのかよく分からないという配置でした。ノースってマリオン以外全員飛び道具なんですよね。鞭も中距離扱いだと思うけど、マリオンは体術も優れているので正直今のノースで前衛務められるのはマリオンしかいないと思うの。銃使いを前線に立たせるのが間違っているのではないかとわたしは思いますが、ライフル使いで体術が得意なガストはまあ前衛でもアリか?いやでも……まあ今まで通りのノースである。ヴィクター?マジでLOMの時には一切セリフ無かったから「実は居た」ということしか判明してない。一言しか喋ってないキースより酷い。
そういやガストの武器ってパッと見はレミントンみたいなライフルですけど弾はなんかサブスタンス内包した特殊弾とかもはや弾自体が能力とかなんですかね。描写ありましたっけ。あったとして忘れちゃったよ……ガストのナイトホークは正直まだあまりよく分からない部分が多いですけど、なんとなく武器がライフルなのは出自が軍関係のせいかなって思ってます。
このペースで内容解説してると書きあがるのが明後日になりそうなので色々と端折りますけど、ウエストというかもはやディノ個人の力に圧され気味のルーキーに代わって出てきたマリオンは、ウエストのルーキーを牽制こそしたものの、最終的にディノに体術オンリーで完膚なきまでに伸されました。「ここで君に勝ちを譲っちゃ、いけない気がするんだよな……!」っていう言葉と共に。
そしてノースは負け、セクター順位は3位に転落。
マリオン、荒れる。荒れに荒れる。殴られたロッカーも凹む。
ディノがマリオンを打ち負かしたのは、ルーキーのことを考えずに自分の事ばかり考えているマリオンに、メンターにとって一番大事なのは何たるかを教えるためでした。
特に今、レンは転換期を迎えているし復讐に囚われているだけの昔のレンとは違う。必要があれば協力することも、元イクリプスを赦すこともレンは覚えたのです。そして薬に頼るのではなく、自分自身の力で成し遂げなければならないと感じているからこそ「オーバーフロウ」の習得を拒み、基礎をマリオンに師事している。レン、変わったな……何より喋ってくれるし……。
やっぱり、メンターとしてのディノの度量というのは6章でわたしが感じた通り、13期メンターの中でもかなりの常識人であり実力者というのがわかります。言葉通り素直に読めばね!
個人的にはこうなるならば、6章と7章の間にウエストのセクターイベ読みたくなかったです。あれさえなければ多分ディノに関する印象、良い方向にまた変わってたと思うの。6章で受けた印象のまま7章読みたかったなと思う。
セクターイベを読んだ後に7章でディノがマリオンをフルボッコにしてこんなこと言ってるのを見たら、お前もちょっとしたことでメンタルガバガバになるくせにどの口がー!?って思われても仕方ないと思うの……。ガバガバのベクトルは違うけどさ、検査だけじゃなくてメンタルケアも定期的にやろうな。
◆ウエストの今回の配置(余談)
正直この時点で、キースは戦闘に全く参加してませんでしたので(名誉のために一応説明すると、サボリではなく後方担当のためお鉢が回ってこなかった)、ヴィクターが同じように後方で高みの見物してたとはいえ、ノースとウエストのメンターの実力差がハッキリと出てしまった形になりました。
AAとAAA(実力的にはメジャーヒーローと同等)なんだから当たり前なんだよなあ!?ウエストのメンターは実質メジャーヒーロー2人みたいなものですからね。今のウエストはもはやチートレベル。
◆メンター解任の危機
そして、そのお陰で荒れに荒れていたマリオンはメンター解任の危機にまで陥ったわけです。精神的に四面楚歌。わたしがマリオンだったら多分耐えきれない。
マリオンがメンターに就任したのは、ブラッドが最年少メンターを危惧する上層部を黙らせて力業で任命したらしいですよ。マリオンなら出来ると思ったんでしょうね。それもまた情よ、お兄ちゃん。
LOMで敗北した原因はマリオンにあるとブラッドは言ってましたし、まあやったディノですら似たようなことを言っていました。でもさー、もう1人のメンターは?ええの?アイツ、ええの?って思っちゃうじゃないですか。
実質マリオン1人でレンとガストの面倒見てるわけなんですけど、そもそもマリオンより実力があるはずのキースですら性格上のことはあると思いますけどメンター1人にルーキー2人はしんどいってずっと言ってたんですよ。
そのあたりの采配に関して、どう思っているんでしょう?マリオンに責任があるというのなら、ヴィクターにも責任は当然あるのでは……?
いやマジでその通りだと思うよ。
今回の場合、ノースの現状だけが理由ではなくアカデミーの飛び級制度の見直しという意味でマリオンの動向が注目されているというのも理由の1つでした。でもぶっちゃけそんなことはマリオンが気を回す必要なんてノヴァが言う通り無いですし、アカデミーに飛び級制度が必要だとはわたしは思わないので無くなろうがどうだろうが本当にどうでもいいと思います。
そのあたりは結果としてノースのセクターランキングが回復すればおのずと解決する問題だとブラッドは言っていましたが、であるならばヴィクターにもやはり責任を問うのが当然のことなんじゃないでしょうか。確かにヴィクターはサブスタンス研究以外に興味が無く、ルーキーの指導もやる気はないと公言しています。自分にできる方法で貢献するとも言ってましたけど、それって結局怪しいお薬じゃん。まあヴィクターはメジャーヒーローである前に研究者ですし、ヴィクターこそが外道を行く最大の効率主義者だとわたしは思っていますので、まあ思想として納得はできるんですよ。サブスタンス回収しまくってたらいつの間にかメジャーヒーローになってたらしいですからね。試験もあるはずなんだけどな、おかしいな。まあでもそのあたりの思惑を超えて、ブラッドはヴィクターをノースのメンターに任命した経緯があるはずです。
わたしはそれは、恐らくヴィクターに足りないものを補えるのがどこよりも家族の絆を大切に思うマリオンやレンが居るノースだからなんだと思っています、が。それとこれとは別なんですよねー。ウエストだって最初はすれ違いまくり荒れに荒れてましたよね。それと同じで、ノースも長い目で見れば正しい配置なのかもしれない。ただ現状としてマリオンの解任問題が浮上している以上、ヴィクターに責任が無いとはどうしても言えないと思いますし、そんな悠長な話をしている場合でもない。
たしかにマリオンがディノに負けた問題はマリオンの自身の問題ですから、他人にどうこうしようは無いでしょう。ですが、セクターランキングの問題となれば全く別ですよね。チーム戦ですから、マリオンだけのせいでセクターの順位が下がったわけじゃありません。もちろんルーキー2人だけのせいでもありません。LOMで2人のメンターが協力体制にある4人セクターと、メンターが1人高見の見物を決め込みほぼ3人で戦っているセクター。どちらが有利かなんて自明の理でしょう。
ぶっちゃけブラッドはもう設定にかなり無理が出てきていると感じています。自セクター以外において全て効率悪くないですか?身も蓋もない話をすれば、全てのセクターが結果としていい風に収まるようにはなってるんだと思いますよ、今後のシナリオ展開としては。
だだ、後々なんとかなるっていうシナリオの前提とブラッドの「効率を最優先する」という設定がもうここずっと噛み合わないとわたしは感じている。マリオンの件も、効率を優先するならばほかに妥当な人物が居たことになりますね。なのに最年少のマリオンをメンターに任命したということは、少なからず「未熟だとは思っているが、期待をしている」ということです。情の話です。
情とこの場合で言う効率は、同居しません。それはリスクヘッジも同じです。5章でディノが復帰してきた時からわたしは感想で書き連ねていますが、もうブラッドを効率主義者というには無理があると思うんです……。対人間関係以外の効率主義、なら理解は出来ます。まあ言えばこれも当然シナリオの都合ですよ。でもちょっとダサいなって思うこと増えてきたから、後々色々と挽回できると良いですね。
あと、ここまで見てきてフェイスとレン以外のルーキーほぼ掘り下げられてないですからね。話の中心、メンターばっかだからね。何章までメインストーリーやる気なんだ。
◆ディノ関連
LOMでマリオンをあそこまで徹底的に打ちのめす必要があったかなかったかと言えばわたしは「あったと思う」と答えます。が、その打ちのめす相手がディノである必要性があったかなかったかで言えば「シナリオの都合的に消去法でディノが最適だっただろう」と答えます。
あの場面では、必ずしもディノである必要性はありませんでした。ただ12月のイーストのセクターイベで語られていたウエストのセクターランキングの急上昇の描写、そして後に7章内で必要となる「対イクリプス部隊関連の情報を得る裏ワザ」というご都合のためにディノが最適だったのだろうと思っています。まあ他に、他セクターのことに首突っ込みたがるメンターが居ないっていうのもあるんですけど。
あとはシオンとの面識の件とかもですね。8歳の頃からオズワルドやノヴァに世話になっててシオンとも面識があるのに、ディノがマリオンのことを認識してないっていうのは些か不思議なんですけど……まあディノももしかしたら中等部からアカデミー行ってた可能性もありますし、検査の頻度が高くなかったのは5章でも疑問だった部分なので、まあディノが認識してなくてもおかしくはないのかな。研究についても全く知らされていなかった裏付けにもなるのかな。
なんかどこまでもシナリオの都合に見えちゃうんですよね、ディノの動き。洗脳とかいうセンシティブな過去を持つキャラなのに、ディノの繰り糸丸見えですよ状態。5章6章、そして特にセクターイベの弊害だと思います。でも個人的にはですけど、今回は正直そこまで気になるレベルじゃ無かった。
まあ基本的にディノって巻き込まれることが多くて、自分から(ウエストセクター以外で)騒動巻き起こすタイプじゃないのが幸いというか。その分騒動起こすとめちゃくちゃ面倒起こしますけどね。基本的にはやっぱ良い奴なんだろうなって思います。シナリオの粗は別にディノ個人の所為じゃないですし……もういい加減そこに苦言呈し続けるの疲れてきたし……もう7章でも客もヒーローもディノのこと歓迎ムードだから文句言ったって仕方ないし。
そもイクリプスに関しては今ディノとブラッド以外に情報を持っているヒーローはいませんし、ブラッドだってそもそも研修チームのメンターリーダーという立場であるだけで同じ特務部とはいえ対イクリプス部隊の情報全部持ってるわけじゃないと思うので、今回は本当に仕方ないねって感じ。
過去に対イクリプス部隊と連携してるような描写はあったんですけど、恐らくディノ捜索に関することだと思うのでそれ以上の情報をブラッドが現時点で持っているのか、どういう指令が上層部から下されているのかは不明ですし。
◆マリオンの成長
LOMでいい成績を取ってその流れでノヴァに「自分を失敗作だと思っているのか」と聞こうとしていたマリオンは完全に出鼻を挫かれ、意気消沈しちゃいました。
物や扉やガストに八つ当たりをしてはいましたが、4章からゴシックハロウィンを経てレンだけではなくマリオン自体も変化し、色々と自分以外のことを考えるようになったことでメンタル四面楚歌状態でもレンの自主練にちゃんと付き合ったり、日々の体力オバケなトレーニングも欠かさずにちゃんとやっていた。ガストに指摘されたマリオン自身の弱さについてもちゃんと理解して改善しようトレーニングメニューを変え、努力を積み重ねていた。
努力は凡人のすることと言っているマリオンでしたが、凡人の思う努力っていうのはマリオンにとって当たり前の話だったんだねっていう。だってマリオンがやっていることは努力以外の何物でもないんですもん。
感情のコントロールも訓練に入れたいけどどうしたらいいか分からなくて先送りになっている、とガストに話すレベルには、マリオンの精神もそうやってちゃんと成長していることが窺える。
自主練中にレンともちゃんと話をするし、質問にも答えるようにもなったし、嫌っていたはずのシオンの話題についても、レンに話してあげたりしていた。家族の大切さを知っているマリオンだから、いくらノヴァと自分との時間を奪うシオンのことが気に入らなくたって、それを引きずるような嫌味っぽさはない。これがマリオンのいいところの1つだとわたしは思っている。
他人の境遇を自分に置き換えられる子に悪い子は絶対にいない。そしてそんなマリオンを見て、そっちのほうが人間らしくて好きだというガストだって悪い子じゃない。
◆となるとどうしても引っかかるガストの言葉
昔の名残で分かり切ってる人の心の傷を煽っちゃうときがあるらしいですよ。やっぱドSなのでは?
まあそれはともかく、マリオンとガストもいい雰囲気になってきましたね。鞭打たれ回数はダントツトップなんでしょうけど、縄跳び打たれ回数もダントツでしょうね。あとはなんだかマリオンに対してシオン以外の研究者と面識はあったか~とか露骨に聞いてましたね。一瞬アドラー家のスパイかなとか思ったんですけど、多分盛大なブラフだと思ってますので別の事情があるのだと思います。
風の噂で「マリオンがメンターを解任される」と聞いた、というのも露骨。
この件は恐らくですが、上層部からブラッドへ降りてきてマリオンに直接話が行きました。そして他に知っていると明言されているのはガストから聞いたというノヴァです。ノヴァにすら降りてない情報をガストが知っていた。
一介のルーキーであるガストがその話を風の噂で聞くというのは余りに不自然な状況であると思えますので、ガストは上層部周りと何か繋がりがあるのではないかと予想ができます。まあこっちも本当にただの風の噂で盛大なブラフの可能性もありますが、そもそもの話ヒーロー達に対して不利な条件を突き付けてきてるのって無能上層部からばかりですよね。司令はね、セレモニー出てっていうお願いぐらいしかしてないかな!
6章でパージはしましたがディノの処遇にしろ、今回のマリオン解任の件にしろ、上層部から降りてきた話でヒーローにとって有益なものというのはいまのところ無いと認識しています。6章ディノの全市民へのブログ公開は、もしかしたら上層部に潰される前に手を打つという奇策だったんじゃないでしょうか。もちろん本人の嘘を吐きたくないという意思もあるとは思うんですけど、何度考えてもコンプラ的におかしいとしか思えないんです。組織に対して許可を得たのかどうかも明確じゃないし、普通の組織なら許可しないことだと一般的には思いますし。
でも市民を味方につけてしまえば、上層部は簡単にディノを追放できなくなります。ディノは元々ヒーローとして愛されていたようですし、実力も折り紙付き。上層部に手を打たれる前に先手を打ったのだというのなら話は180度変わってくる。まあそれでも追放しようと思えば出来るでしょうけれど、基本的に上層部というものは一枚岩じゃない。あらゆる思惑がそこには存在すると考えて良いと思っています。ディノを手放したくない層だっている筈です。
で、HELIOSを良く思っていないと明言されているものの一つに「軍」の存在がありますね。軍上層部のわるーい目論見に関しては簡単に憶測ができます。ヒーローに奪われたお株を取り戻すためにヒーローの地位を貶めることです。
ある意味でディノ・アルバーニという存在は切り札のようなものなんですよ。言い方は悪いですが【HELIOS】が抱える分かりやすい汚点なんです。
ヒーロー達に向けられる市民の信頼がたとえば裏返ったとき。
憎しみが向くのは誰でしょうか。わかりやすく裏切り者であったディノ・アルバーニの存在は、そういう場面での弱みにもなり得るんですよ。
元々軍警察のような組織がニューミリオンにあって、その家系の1つがガストの家であるアドラー家です。アドラー家はヒーローを良く思っていないのに嫡男であるガストがヒーローになった。家への反抗という言い方をしていましたが、外交官の家であるビームス家ならともかく軍人の家系という煩わしい誇りを持っていそうなアドラー家の嫡男がヒーローになれるものなんでしょうか?まあ政治が嫌いだとか言ってますから反抗でヒーローになっちゃったもん勝ちなのかもしれませんけど、俺がヒーローになって探りを入れてくる、と一言言ったほうが楽に事は運びそうですねえ。恐らく一般の軍人よりはサブスタンスを注入したヒーローの方がゴリラ……強靭な強さを持っているでしょうから、ヒーローになってさえしまえばそれこそ反抗は余裕でしょう。
で、まあそんなアドラー家かどうかはわかりませんが、たとえば軍関係の人間がHELIOS内の上層部なりスタッフなりとして潜り込んでいれば。風の噂、ガストの耳になら入って来るかもしれませんね。うーん、謎が深まる。
ガストのバックグラウンドは中々興味深いです。
◆マリオンを信じたルーキーたち
イエローウエストで休暇を楽しんでいた帰り、イクリプス達が現れマリオンはそれを掃討するためにノヴァと離れて戦った。そしてウエスト担当のジュニアとディノが駆けつける前に終わらせたもののそちらは単なる陽動で、シャムスの本来の目的はノヴァを誘拐することでした。
シリウスの実験によって飛躍的に身体能力が向上したシャムスに遅れを取ったマリオンは肋骨を何本か折る大怪我をし、それでもノヴァを助けに向かいます。けれど自分の力だけじゃ通用しないと考えたマリオンは、改良されたヴィクターの薬を手に単独、ノヴァの囚われているイエローウエストの更に西にある廃墟へと向かいました。ちなみにノヴァが囚われている場所の提供をしてくれたのはディノです。ディノは対イクリプス部隊に所属していましたから、何か裏技を用いて現在の対イクリプス部隊の通信を傍受してたみたいですね。まあそのワザ自体は今回はどうでもいいんですけど、ノヴァの居場所をつきとめてもやっぱりマリオンはシャムスには敵わない。
だからマリオンは覚悟をしました。悪魔に魂を売り渡しても、というのは誇り高い血統を、清らかな血を、プライドを。薬で汚してでもドーピングをしてノヴァを取り戻すという覚悟を。
そして、そんなギリギリまで追い詰められたマリオンの応援に来てくれたのは、ディノに連絡を受けたガストとレンでした。マリオンが鍛えたレンとガストが弱い筈がない。二人を否定することはマリオン自身を否定することに繋がる。そう言って、二人は何とかシャムスの隙を作り出すために戦いに身を投じます。
正直ちょっとだけ泣いた。初めてエリオスのシナリオでちょっと泣きかけた。号泣はしてないもんね!!鼻水でそうになったぐらいですけど!!
あのノースが、チームワークの欠片もなかったレンが。マリオンを信じ、マリオンの強さを信じ、捨て身でガストと隙を作ると言った。それが唯一の勝機なのだと。そしてガストと背中合わせになりシャムスの攻撃を耐え凌ぎ、そうしてできた隙にマリオンが渾身の一撃を叩きこんだ。
はじめて、ノースがチームワークで掴んだ勝利の瞬間でした。
1名いないけど。
そして無事にノヴァを救い出したマリオンは大怪我の療養のために絶対安静になりました。そこで、ずっと聞きたかったことをノヴァにようやく聞けました。ノヴァの答えは最初からわかっていたこと。実験は確かに失敗判定だったかもしれないけれど、ノヴァはマリオンの家族です。マリオンを失敗作だと思う筈が無いし、マリオンは誰よりも強くて格好良いヒーローだと言った。ヒーロー能力を生まれ持ってきたのも血液に異常があったりたまに暴走しちゃうのも大事なマリオンの個性。
わたしの涙腺は崩壊した。
次のLOMの結果なんかもはやどうでも良かった。わたしはもう満足した。
というのは大体お分かり頂けたかなあと思います。ネタバレ有でも無しでも別に結論大して変わってないでしょう。
ネタバレ有の方はあることないこと考察などいろいろ挟んじゃったのでいつものごとく長くなりましたけど、以上の理由からわたし7章は個人的に好きでした。マリオンのひたむきさが、信頼を勝ち得た瞬間が見れましたし、ガストとレンの共闘も見れましたから。
たったひと月で、男の子は爆発的に成長する。
頑張り屋さんで家族思いのマリオンが大好きだよ。
EDは世界のONOさん、エモすぎるから早くフルサイズ聞きたいです!!
個人的にEDスチルは2章と同じぐらい好きです。好きツートップです。
この7章を経てのマリオン、レン、フェイスの来月のイベントめちゃくちゃ楽しみですね~。
おわりに(ネタバレ無し)
いやー相変わらず長い。
書きだしたのが昨日の22時過ぎで、途中半分ぐらい寝てたんですけど今汝だよ。ちがう何時だよ。もちょっと書きたいことはあったんですけど、まだ纏まってない部分なのでヴィクターとノヴァがオズワルド博士のお墓の前でしていた話についてとか、ヴィクター関連は考えたいことがあるので纏まったら別の記事で取り上げたいと思います。あとノヴァとシリウスの話やイクリプスの技術進度などに関しても。
とりあえず、ヴィクターはマリオンが2時すぎで眠いって言ってんだから部屋の電気消してやれ。お前はショートスリーパーだから良いだろうけど、マリオン流石に可哀想だろ!?布団にもぐり込んで寝ると苦しいんだぞ、配慮のできない大人め!!
あー画像入れすぎて長くなったってのもあるのかな……なんか感想が纏まらなかったんですよね。ほらいっつも愚痴と考察ばかりでまとめちゃうから今回も感想というか考察だろって感じだったんですけど、一応感想を意識して書いてみたんですよ……。まあ考察?憶測?もたくさん書いたけど。
とりあえず寝て起きて仕事してまた夜に文章は読み返すとして、一旦これで公開させて頂きますねー。追記も修正もいつものことなんで、まあしたらちゃんと白状します……。