6章実装＆ディノピックアップオーダー(エリオスR 6章感想・考察 12/25加筆)
こんばんは。
本日は6章実装ということで、新規ヒーロー「ディノ・アルバーニ」の実装ならびに新章ピックアップオーダーが開催されています。
ネタバレ前には注意書き挟みますのでご安心ください、とはいえ今回に関しては5章ほどのネタバレも何もありませんので「6章読むのにマジ勇気いる」とか「6章までたどり着いてないけど内容気になる」みたいな方向けを意識して書きたいと思っています。
あ、すいませんがまだドラマCDは聞いてません。アニメイトオンラインで買っているんですけどまだ届いてないんですよねー。というわけでドラマCDはサンプル含めて未視聴です。
12/25追記：語弊がありそうなところを全て加筆修正しました。内容そのものは変わってないですが、あと少し考察を足しましたぞい。
☆1～☆4 ディノ・アルバーニ実装
※画像が多いのでまったり見て頂ければと思います。
まだ育てていないのでリンクスキルの画像だけ載せておきますが、☆4と☆3のバースト確認した限りだとSPオーブ消費で追加効果といった形の性能に。イーストの特攻ヒーローたちと同じ仕様なので、なんか今の運営チーム内の流行りなんでしょうね。オートで止まらないと良いね！
性能はオーダー詳細あたりから確認できると思います。わたしは明日の準備を並行しているので、6章読破が精いっぱいでまだ性能確認はちゃんとできておりません。運良く全レアリティ揃いましたので、更新だけしとこと思って今頑張って打っている。
☆4 クール属性
☆3 ブレイブ属性
☆2 テクニック属性(※修正前画像)
↓修正後画像
☆1 パッション属性(※修正前画像)
↓修正後画像
ものの見事にリンク相手キース・ブラッドばっかりだな……。ブラッドばっかりだったキースの二の舞ですね。
ついでに5章で実装されたフレーム「帰巣本能」にディノのスキルが追加されました。ディノのパッション属性、☆1しか無いんだけど☆3でパッション実装する予定でもあるんです？
☆2と☆1のディノのカード絵に修正が先ほど入ったんですけど、何が違うって属性による背景色が違います。このことから察するに、本来のディノのカード属性は「各レアリティの枚数が足りない属性を補っていただろう」ということです。☆2のディノは修正前の背景色はブレイブですが、☆2のブレイブ属性のヒーローは3人しかいません。☆1も修正前はテクニック背景ですが、同様です。
つまり☆4はパッション、☆3はクール属性を担っていた可能性が高いんですよね。だからなんだと言われれば別にー？としか言えませんが、まあ紆余曲折の片鱗が見えましたね。
6章感想はネタバレ有と無しを用意しました
ここからはわたしが6章を読んで感じたことなどを書いていきたいと思います。ネタバレ有とネタバレ無し、両方の感想を置いておきます。またクッションとして見出しを入れておきますので、どんな感じか知りたいけどネタバレだけは見たくない！って方はこのままスクロールして頂いて、ネタバレ有感想の前でUターンして頂ければと思います。感想自体を見たくない方は最後の方までガッとスクロールしちゃってください。
ということでクッション置きますよー。最初はネタバレ無しの感想から。
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6章感想(ネタバレ無し)
ネタバレが無い感想をどう書くか考えまして、一番最初にわたしが6章を読破して思ったことから書いていきたいと思います。
「無」です。
何も残らなかった。何も思わなかった。何も、本当に何も。
すみませんわたしはウエスト3人推しでして、ディノの実装には諸手を挙げて喜んでおりません。そのわたしの感想なので誤解を与えてしまうと思うのですが、別にディノに対する負の感情も何もかもが残らなかったんですよ。
残ったものはなんていうか……綺麗な言い方をすれば霞のよう……
なんて言えばいいんでしょうねえ……あらすじは公開されております通り、今回はルーキー研修でみんなでキャンプに行きます。で、そこでディノとフェイスの間に確執が――みたいなところまでは予め情報が出てましたよね。実際その通りなんです。フェイスが初っ端から「大丈夫？お腹痛いの？薬飲む？」ってぐらいイライラしてまして、わたしの中で暗雲立ち込めて居たんですけれど、読み終わって見れば心の中には何も残っていなかった。
そう、モヤモヤとした気持ちも晴れ晴れとした気持ちも何も無いのです。
全てが霧散してしまいまして、寄る辺もなければ寄せるだけの感情も無い。
どこまでがネタバレになるのかなあ、正直今後の伏線になるようなレベルで気になる事は1つしか無くて、それ以外はほぼ幕間の物語と言っていい感じです。これ本編？本編なの？イベントでやれば？と言った感じというか……ルーキー達の親睦会みたいなものも行われたりとかしてまして、全員にちょこっとずつ出番があります。が、逆に言えばフェイス、ブラッド、ディノ以外は本当に「ちょこっと」しか出番がありません。
実はですね、6章の位置づけというのは5章後のディノの処遇などの補完かつ、フェイスとブラッド――ビームス兄弟の確執がピックアップされたのがこの6章なんですよ。だからなんだろうなあ……正直ウエスト推し以外の人は「出番が全然ねえな……」って生ぬるい気持ちになるかもしれませんし、ウエストはもう食傷気味だよって人はお腹痛くなるかもしれません……。ウエストでもキースとジュニアはそんなに出番はありませんが、ウィルとレンの出番は比較的多いのであの子たちが他のセクターと絡んでいる姿は見れますよ！
ディノが嫌いとかモヤつくって人にとってはどうだろう……うーん、わたしはディノのウエスト参入についてや、公式のプロモーションの仕方については納得はしていませんけど、別にディノというキャラクター自体にアンチ的な感情を抱いているわけじゃないんですよ。なので、まあそのあたりの筋さえ通してくれれば良いって思っていたんですけど……今回もラストは結構投げっぱなし感凄いですし、ディノの処遇に関しても最初は筋が通ってたんですけど最後にぶん投げられたのでそこに関してこれ以上ネタバレ無しで言えることはないです。
ラブアンドピースとか煩いけどディノはいい奴ですよ、少なくとも今の13期研修チームメンターの中ではかなりの常識人だし、少なくとも今までの誰よりも良いメンターだとも思います。ジェイ並み。ピザピザ煩いし通販狂いなのはちょい闇を感じますが、通販狂いには親近感湧いたし悪い奴じゃないと思う。キースと似たようなことしか言えてませんが、実際その通りなのでなんとも……。
まあ出ずっぱりですよ。常に全ての話にディノが居ると言っても過言ではないぐらいの中心人物なんですけど、6章においてはディノが出張っているのではなく巻き込まれているということだけは分かってあげて欲しいかなと思いますね……別に運営によるディノ贔屓を擁護するつもりはありませんが。そういう視点で言えばキャラに罪はありません。本編の内容の罪とは別の話ですね。あとついでに言えば、わたしは司令室に常にウエスト3人のぬいは置いてありますけどディノのぬいはまだ置けないですねえ……。それぐらいの心境のオタクが書いています。
まあそのあたりは次のネタバレ感想を読んで頂くか、どうかご自身で確かめて頂ければと思いますよ！
次の項からはネタバレをしていきますので、ご注意くださいねー。
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6章感想(ネタバレ有)
ディノの処遇どうなってんだよマジでHELIOS上層部無能ばっかりなの？
何が実はAAAの昇格試験受かってたから昇進祝いだ、それとディノの正式復帰は別の話だと思う。
本当に正直もうそこが気になって気になって仕方なくて、まあ上述の通り読んだ直後は無だったんですけど、後から怒り？遣る瀬無さ？とかなんか色々沸々と湧いてきまして、いまこんな感じになっています。ちなみにエリオスの組織系統って研究部、司令部、特務部の3つで情報部はありませんでした。公式サイトの見方を分かっていない女です。そういう意味では司令部が情報収集などを担ってんのかなあ……司令だけどそんな業務したことないから分からんね。
脱線しましたが、まずディノの処遇に関しての流れを整理します。
◆ディノの処遇に対しての【HELIOS】の動き
6章開始直後
「要監察、問題が起きればHELIOSへの復帰は取り消しの上で即追放」
6章劇中
「レンにディノがイクリプスに所属していた事がバレて、伏せていたヒーローたち全員にもバレたので全てを告白しました、ブログで全市民にも経緯を告白しました」
6章最終話
「AAA昇格の上で正式にHELIOS復帰」
(ﾟДﾟ)?
まあAAA昇格試験を受けたのちに失踪して、実は昇格試験に受かっていたのでAAA昇格というのは良い。いや実際は良くないしもう一回昇格試験受けさせろとは思うんですが、そのあたりから突っ込んでるとキリが無いうえに本編に直接関係があるわけじゃないんで良いです。
でもイクリプスに洗脳とはいえ与していたことをニューミリオンの全市民にブログで公開(しかもそのブログの内容は明らかになっていない)の上で一番突っかかっていきそうなアッシュさえもそのブログを読んで納得。まあそれも別にいいよ。良くないけどとりあえず置いとくよ。会見レベルじゃない？とか思うしお前らアイドルかよとも思いましたが、まあそれも別に良いよ。
だけど、それらとHELIOS正式復帰は因果関係まったく無くない？？
ディノのファンは同情の声が多いってそりゃ当たり前でしょ、ファンなんだから。実際に大事なのはロスト・ゼロに巻き込まれて殉職したヒーローの遺族たちや、ディノを贔屓目に見ていない市民の声なんじゃないのか。洗脳されていたとはいえ、ロスト・ゼロを引き起こすきっかけを担ったのは紛れもなくディノなんですから。
だからと言って別にディノにその責任を取れなんて流石のわたしだって思っていない。ディノが償いをしていくならば、きっとそれはヒーロー活動の中でしか償うことの出来ないことだと思うから。ただね、何度も言うけどそれとHELIOS正式復帰は因果関係がまっったく無いし、恐らく監察下でもヒーロー活動は十二分に行える環境のように見えたんですが、冒頭ではもっと不自由で身動き取れなかったんでしょうか。描写されていないところは与り知る事は不可能ですが、少なくともキースがテレビショッピング以外の監察の任を果たしているとは思えなかったんですけれど。
まあつまるところ、この謎の正式復帰ムーブのお陰で6章冒頭でディノに課せられていた重たい枷が最終話でパージして、何の意味も持たなくなったわけです。シナリオチーム、組織ってわかる…？色んな意味で緩いITの組織系統は、普通のシナリオの役には立ちませんよ……？ITの組織系統に関しては経験談ですけど、普通の会社ならニューミリオン中にこんな失態を知られたら即解雇処分ものだと思います。臭いものには蓋をするのが組織なんです。こうなってくると市民の情に応えてディノの正式復帰をさせたけど、最終的に全ての責任押っ付けて追放でもするのかなって邪推までした。
6章だってさ、劇中でイクリプスとの戦闘などでもあれば別ですけど、やってたことはキャンプですよ。何の問題が起きるって言うの…？だからシナリオ薄っぺらいと言ってんの。キャラの群像劇に焦点当てたいのか、ヒーローという職業に焦点当てたいのかそろそろ方向性ちゃんと決めて。とっ散らかりすぎ。
実際大雨による災害という問題は起きましたが、それは別にディノのせいでもないので関係ない。ディノの遍歴について知ってしまったレンが「たとえ模擬戦でも元【イクリプス】と戦うなんて何が起こるか分からない」と模擬戦を辞退しましたが、それも至極当然の反応だと思います。イクリプスに家族を殺されたレンですし、そもそもの話レンがそんな指摘するまでもなくメンターたち大人がディノの洗脳について楽観視しすぎなんです。アッシュはちなみにこの事実は知らなかったのでレンと似たような反応でしたね。そういや6章には出てないけどマリオンも知らないんじゃないでしょうか。
何度も繰り返しわたしは記事に書いていますけれど、ノヴァが大丈夫と言ったから、ヴィクターが言ったから大丈夫だろう精神でしか動いていない。その脳みそは何のためについてるんですか。それともディノが仮に暴走した時には事実を知っている誰もが責任を負って殺してでも止めるという覚悟でもあるの？ジェイあたりはそんな節もありそうですけど、あるならあるで見せて欲しいし。行間読むどころの話じゃなくて妄想で補完しろって言われても困る。
今のところ、わたしの中でメンターほぼ全員ポンコツだと思ってる。
感情論じゃなくて理性で動くやつが誰もいない印象。後述のブラッドさえ。
裏表がない分、マリオンや11期メンターたちは比較的マシかなあ、ぐらい。
◆ビームス兄弟ネタバレ考察
ブラッド・ビームスという男は、たぶん本人や周りが思うほど理性的かつ効率的な男じゃないです。
6章でほぼこれは印象として固まりました。わたしの中での話です。今回もブラッドはフェイスの態度について相変わらず口うるさく言っています。今回のフェイスは言われても仕方ない態度だったとは思いますので別にそれ自体は良いのですが、そもそもルーキーの指導はメンターの仕事。セクターが違うとはいえ、腐っていく一方のフェイスに対して本人に合う指導方法を考えなかったのはよくよく考えてみれば、直属のキースのみならずメンターリーダーのブラッドの落ち度でもあるわけです。キースがフェイスの夜遊びについてブラッドに報告していたとは到底思えませんし、フェイスはキースの緩さ自体は気に入っていたようですから、本人的にはメンターがキースだけの方が空気的には良かったと本編で言っていた通りなんだとは思いますが。
そして今回の山場としてキャンプ場が大雨災害に見舞われるという緊急時、ダムが崩壊して襲い来る鉄砲水を物理的に食い止めたのはレンとウィル、そして瞬時に作戦を練り2人を無事に救出したのはフェイスであり、それをサポートしたのはビリーです。それは間違いのない事実であり、メンターリーダーならば労いの言葉の一つだってかけてやって当然です。
しかしそれすらもブラッドは拒否をしました。
災害を食い止めたルーキーたちを労うのに、メンターリーダーが拒否をする必要がありますか？普通ならありませんよね。確かにアキラのように普段から軽率に褒めてばかりでは伸びないルーキーも居るとは思いますが、B班にはそのケースに当てはまるルーキーは居ないと考えられます。居たとしたって、誰も怪我せず災害を食い止め、無事に帰ってきたんです。任務としてこれ以上の成功がありますか。無いよ！(断言)
このあたりのことから、ブラッドはフェイスに関することだけ「私情」を挟んで行動しています。
◆フェイス・ビームスの過去
フェイスの話を聞けば、フェイスのアカデミー時代の境遇は本当に可哀想なぐらい酷いものでした。先生にも同級生にも兄と比較され貶められ、最終的には両親からも暗にヒーローの才能が無いから音楽の道へ進んだらどう？と提案される。何よりフェイスは、兄に憧れてヒーローになりたかったのに。それでも今までは兄のようになりたいという気持ち一つで、フェイスは頑張ってこれたのだと思います。けれど確執の原因は「ブラッドが入所してからAAに昇格する前」にブラッドの心境に何らかの変化があったことによるものである、ということがキースとディノの会話から判明しました。洗脳されてない？大丈夫？
5章冒頭で今から5年前、10期生たちがAAの時に前回の受験から2年経てからAAAの受験資格が与えられるようなことが書いてあったような気がするので、件のAA受験前が何年前だったのを計算しますとー……
5章冒頭のブラッド達：23歳(今から5年前) AAに昇格して1年半経っている
AAA昇格試験：受験後にディノが失踪(今から4年前、ロスト・ゼロ直前)
AA昇格して1年半が経っているということは、ブラッド達がAA昇格試験を受けたのは21歳～22歳の頃です。ルーキー研修中でも2年経つなりメンターが許可すれば昇格試験を受けられるのかもしれませんし、ルーキー研修が終わってすぐに受けたのかもしれません。マリオンもAAですし。ちなみにその頃のフェイスは12歳～13歳です。オスカーがビームス家に奉公して現在で8年なので、兄に完全に疎遠にされる1年ほど前にオスカーがビームス家にやってきたことになります。
当然第二の兄として懐かれていた(実際にそんなことをフェイスも言っていた)そのオスカーも1年ほどでビームス家からは居なくなってしまうのですが……。オスカー自身に対してはフェイスは特段負の感情は抱えていないようですが、ブラッドに付いていく形でHELIOSに入所しているため、それなりに思うところはありそうなニュアンスはありました。が、オスカーに対しては自分よりブラッド優先だから、という認識で落ち着いているようです。『そう納得させている』が正しいかもしれません。
自分用ちょっとメモ：
オスカー自身から「座学の経験はない」「【HELIOS】に入所して7年」という発言があったため、オスカーはアカデミーを経由してではなく特例として17歳でHELIOSに入所したと思われます。(ヒーローとして活動し始めたのは18歳でトライアウトを受けた後です。アッシュと同期合格のため)
16歳でビームス家に奉公人として召し抱えられ、17歳でブラッドに付いてHELIOSに入所したため、フェイスとは1年ほどしか一緒に暮らしてはいないという発言の通りになります。無学のストリートチルドレンから1～2年程でトライアウトに合格しているので、実はオスカーもかなりの鬼才です。
話は実兄に戻しますが、それまではフェイスを何かと気にかけて応援してくれたり遊んだりしてくれていた兄が、急に連絡も寄越さず距離が出来たとフェイスは言っています。つまりフェイスは確執の切っ掛けを認識していないのです。そのことからフェイスがブラッドから距離をとったのではなく、ブラッドがフェイスから距離を取ったということが明らかになったわけです。
ディノの言葉などを総合するに、恐らくブラッドはその時期からフェイスにヒーロー(≒自分)を目指すことを諦めさせようとしていたのだと思います。
フェイスにヒーロー適正が無い――ブラッドは劇中でハッキリとは言っていませんが、ディノが『フェイスにはヒーロー適正がある』と敢えて言っていた事から恐らくそういう類の言葉をディノの前で口にした、或いはフェイスのアカデミー時代から両親や周囲も含めてそう認識していたと予想しています。しかしディノはそんなことまでは知らないでしょうし、ディノは察しが良いと5章から言われています。ディノたちの前でAA昇格試験前からブラッドはフェイスのことを話さなくなってしまったという事実から、ディノは恐らくそう結論付けたんでしょう。まあそもそも素行が悪過ぎてヒーローとしてこれ以上株を下げるようなら追放も考えるとか暗に言ってたブラッドからディノはフェイスを庇ってたので、それを受けての発言だったかもしれません。ヒーロー少なくて仕事大変そうなのに大事なルーキーに然るべき措置とか言うぐらいなら、お得意の「効率」的な方法で手を打てば良いんでは？しない時点で出来ない理由があるんですよねえ、つまるところブラッドには。
ヒーローらしくない素行なども含めて逐一フェイスに対して非効率に口うるさく指摘していたのは、ありきたりな理由を挙げるならばきっとフェイスに危ない目に遭って欲しくなかったからだと思います。たとえば簡単な予想を挙げますと、AA昇格試験前にブラッドが職務中にヒーローの殉職などに遭遇していたとしたらならば、大事な弟をそんな危険な目に遭わせたくないというのは兄の心理としては最もです。
このかわいいかわいいチビフェイスの言葉、わたしはデジャヴだなあと思いました。ハイキューの月島なんですけどね。この時のブラッドはまんざらでもない顔をしていましたし、本当に兄弟仲は良かったんだと思います。
ですが、弟の過度な期待や憧憬は、時として兄に物凄いプレッシャーを与えます。昔のブラッドはだいぶ頑固だったし無茶をしていたとジェイや本人の口からも語られていますよね。効率が良いからと一人で行動した挙句の果てに、オーバーフロウを起こして死にかけたことも。
そのあたりもフェイスにヒーローの道を歩ませたくなかったことに起因しているのかもしれません。ヒーローの職務は余りに死に近すぎる。薄っぺらいシナリオの裏で忘れがちですけど、彼ら職業ヒーローは現代で言うSWATのような対イクリプス特殊部隊なわけですから、まあ出来ることならそんな危険な職業に弟を就かせたくは無いですよね。
分かるけど、家族付き合いド下手くそか。
兄が優秀すぎるが故に比較され、相対的に周囲がフェイスのヒーロー適正を評価していなかったのは6章で明らかになっています。分かりやすいぐらいに典型的なほど、優秀な兄と比較されて劣等感だけが芽吹いた弟状態でした。
それでもフェイスはフェイスなりに努力をして、頑張ったから。だから今、ここにフェイスが居るんですよ。あの素行で何の努力もせずにトライアウトを合格していたのならば、それこそフェイスは兄をも凌ぐ天才ということになっちゃいますよね。その努力を誰が否定できようか？
ブラッドでさえ、そんな権利はありません。ブラッドは恐らくそれも分かった上で己の感情と板挟みになっている気がします。そう考えていくと、フェイスにはブラッドに匹敵するほどの才能があるとディノも言っていましたし、ブラッドはそんなことはとっくに知っていたのかもしれません。
弟にヒーローを辞めて欲しいけれど、フェイスの努力も無駄にしたくない、けれど素行の悪さは目に余るし実際に危険だって伴う。兄というよりもはや母の心境なのかもしれませんねえ……。それがフェイスに対するブラッドの私情であり、非効率的なお小言しか言わない理由だと推測します。でも根底にあるのは愛情だと思いましたよ。ビームス兄弟和解だけでまた1章まるっと使いそうですね。恐らく兄弟共闘見れるんじゃないでしょうか。今までのお約束的な傾向からして。
フェイスのブレイクビーツも、正直なところ戦闘における能力的には使い勝手が良いとはお世辞にも言えませんが、広範囲に影響を齎せるという意味でのポテンシャルだけは13期ヒーローの中でも飛び抜けてむちゃくちゃに高いですよね。それこそジュニアの武器であるギターとは相性が大変良いとは思いますが、致命傷になるほどのダメージを敵に与えるには相当大きな音＝振動を必要としますから、今回の班分けでも言われていたように中・長距離のサポート向きであって近接戦には向いていません。必殺スキルフレームは出たけどそれはともかく、使いこなすには機転がどうしても必要になる能力です。
でもヒーローが戦う時、いつも誰かとバディを組んでいるとは限りませんよね。フェイスが一人で戦わなきゃいけない時だって来るかもしれない。
そんな時、フェイスは☆4カードのスキルの通り、広範囲にダメージを与え、デバフを与えはできてもダメージ量自体は大したことがなく、殲滅にはどうしたって近接戦の得意な前衛が必要になる。ブラッドがオールラウンダーでキースは中・長距離の攻撃が得意とは言われてはいましたが、完全近接型のアキラやディノ、ジェイ以外は割とオールラウンダーな気がしますし、逆にフェイスやビリーなんかは支援向きですよね。ガストは何故か近接チームに入れられていましたけれど、彼の武器も銃じゃなかったっけ。いや素殴り格闘も得意なのは存じておりますけど。
あと中・長距離得意組も人によってはガッツリとバーストで蹴りかましたりとかしてますね。キースとかフェイスとか。
なんか話が逸れましたけど、まあビームス兄弟の確執はブラッドの方に原因がある、というのが今回の6章の核心であったとわたしは受け取りました。正直ディノの処遇やら何やらはそれに付随するオマケといいますか何といいますか……だから読み終わった後に無だったんですよ……。だって本当にディノは出ずっぱりだし、ヒロインムーブは確かにかましてたけどその切っ掛けにフェイスは関係なく、自分の過去についてみんなにウソをつくのは辛かったから言えて良かった、これで良かったと言ってたディノ言葉は本当だと思うし。だからといって正式復帰になるのは何度も言うけどおかしい。
あと家族構成の「おじいちゃんおばあちゃん」というのは所内の研究員の親類ってことでしょうか。ディノ8歳以前の記憶が無くて研究所の研究員預かりになったって5章で言ってましたよね……。そこも気になってるんです、養子に出されたわけじゃないですよね……。
◆3人セクターを編成したブラッドの意図
6章でディノの言葉によってフェイスは救われ、自分の『ヒーロー(≒ブラッド)』に対する向き合い方や居場所を見つけられたわけですが、元々ブラッドはキース、ジュニア、フェイスの3人でバランスを取ってそれを最適解としてあのチームを編成したんですよね。それが本当に最適解だとして、上述のブラッドの心情が仮にその通りだとしたならばブラッドは「キースの元ではフェイスは一人前のヒーローにはなれない」と思って配置したことになりますよね。
それは言いすぎだと自分でも思いますが、そこまで明確な意図では無いにしてもキースに師事することがフェイスにとっての近道でないことは事実でした。キースは大事なルーキーを2人もブラッドが使い捨てにするはずがないと言っていましたから、普段からやる気はないけれど実力のあるキースの元ならフェイスは安全だと思ったとも言えますし、ジュニアとの能力の相性的なものもあったかもしれません。ディノが加入しなくてもいずれ、キースの考え方ならフェイスのコンプレックスの根っこを取り除くこともできたとも思います。思いたいです、が正解です。ディノが加入する前まではフェイスはちゃんとウエストに居場所があると思っていたわけですが、それがフェイスのヒーロー能力の研鑽に繋がったかは今となってはもう分かりません。
ディノがブラッドに「彼(フェイス)を一人前のヒーローにするために全力を尽くすけど……それでいいんだよな？」と確認を取ったのが何よりの証拠とも言えるというか。キースは結構鈍いのでディノがいなければブラッドの考えを全て見通すことは出来ないと思いますが、ディノがあえてそう口にしたということは、つまりシナリオ上でフェイス（のヒーロー活動）に関してブラッドが私情を挟んでいるということの証明に他ならないと思います。
とりあえず全国の3人ウエスト箱推しに謝ってもらっていいですか。
正直なところ、ブラッドはキースが裏でディノ捜索のために暗躍していたことを知っていたわけで、キースが何をしでかすか分からない以上エリオス内で一番危険な男であったこともまた事実です。5章の口ぶりから、ルーキー達を巻き込むと思っていなかった節は伺えますし、単独でロストガーデン潜入まで果たすとは思っていなかったのかもしれませんが、正直ブラッドが何の意図でフェイスをウエストに配属したのかは本当によく分からないです。ただ守りたいだけならジェイの側ないし自分の側が一番安心だけど、熱烈に指導はしたくなかったのかもしれない。ただそれだけではなく、ウエストの参謀としての活躍も見込まれていたような気がどうしてもしてしまうのは贔屓目ですかねえ。もう全部わたしの考えすぎでただのポンコツかもしれないとさえいっそ思ってきました。脳みそ疲れました、わたしがポンコツです。
あとキースは2章でも5章でもルーキー達、特にジュニアのお陰で今そこに居るんですよね。LOMもすっぽかしているわけですし、汚名返上のチャンスとして本編で少しぐらい悩めるメンティーに対してメンターらしいことしても良かったんじゃないかなって思います。ディノに見せ場全部取られて大団円になってから出てきて顔変わったな、とか実は分かってました的な振る舞いはとてもダサいし、ミラクルトリオもいいけどなんかA班の話ももう少し見たかったね……。
結局のところ、4人セクターだけど対になるメンターとメンティーというの存在して、キースにはジュニア、ディノにはフェイスという形で収まったということなんでしょうね。よくよく見ればキャラクターのストーリー一覧の項も上下二分割で考えた時、隣同士のメンティーとメンターでEDテーマのジャケ写になってましたしね。たまたまかもしれませんけど。
それぐらいですかねー……書いてると意外と出てくるものですね。
まあそれでもわたしは感想は無だと言い張りますけど、正直引退するかどうかは……うーん……別に決定打があったわけではないので、課金は控えつつ腰掛程度に見守るにスタンスを変える、というあたりで落ち着きそうです。
おわりに(ネタバレなし)
ということで、ディノの紹介と6章の感想でした。
誰かの何かの参考になりましたら幸いです。
わたしは1月のヒーローイベントがクール属性で、ウィルとガストが確実に来そうな予感がしています。予感というか消去法ですけれど。今回は課金無しでなんとなしに回して、☆4レンと☆4ディノの2枚抜きをしまして恒常ヒーローで持ってないのがあと3人ぐらいですね。
そういやセレクトチケットの画面が変わってました。各ヒーローの専用オーダーがズラッと並んでて無駄に長かったので、地味に助かる仕様変更です。
あとここ最近、イーストの限定オーダーも含めてなんですけどゴシックハロウィンの☆4ヴィクターとその専用フレームがセットで手に入りまして、アドバンスロードが実装された今なら打たれ弱いレンも生き残れるし、フルオートでどうにかなるのでは？と思っています。
ディノもクール属性なんで完凸キースと併せて使ってみたい気持ち半分、10期ミラクルトリオ()食傷気味だから暫く置いとこうかなという気持ち半分です。あ、さすがに既存の☆4キースのリンク相手にディノが追加されることは無かったですね。あとホーム画面のセリフなどもまだ消されていませんでした。相変わらずメンター1人のルーキー2人しんどいってぼやいていました。
まあいつか整理されて消されるときが来るかもしれないですけどねえ……。
あとはそうですね……この6章のあとにディノ実装告知＆グッズ化だったらわたしは少なくとも5章直後よりは納得してたと思います。やっぱり5章後のタイミングじゃ早すぎるし、アニカフェのグッズ化も別に要らなかったしイーストセクターイベに被せてのディノ告知は元々の6章実装日の都合とはいえあまりに酷かった。わたしもサ終ムーブかと思ってたし今も思っている。
あと24日の12:25時点でディノのグッズが完売して後々予約になってました。そんなことより、再版したキースとフェイスのアクスタも迷ってる間に早々に完売したから1度そのあたりのキャラも受注予約にしてください……。あとウエストセクターセットも売り切れてたぞ。わたしはウエストのセットだけは最後の3人グッズと思って予め買ってましたけど。あとついでに文句言うけどエリオスのアクスタ、なんか変だよ……新しい描き下ろしのは台座から足浮きすぎだし、ヒーロースーツのは台座からヒーローの足元のアクリル盛大にはみ出してるし……とにかくなんか雑。ていうか台座が小さすぎるんだと思うけど。
なんかもうグッズ周りは良く分かりたくもないけどウエスト3人セクター心残り派とディノ推し派(単推し含む)の見えない抗争でもあるのかなってグッズのページ見ながら思ってましたね。
ただディノのグッズ、アニメイトとかでも売り切れるのすごく早かったんで……キャラ人気もあるでしょうけど生産量の少なさが露骨な気がします。エリオスはたぶんグッズの生産量めちゃくちゃ少ないと思います。今日(12/25)になって一気にディノを含めたグッズ情報も上がってきましたしね。どっかのアプリ宜しくグッズで利益回収のお時間みたいですよ。
実際の内情は知る由もありませんけどねー……。
サービス続いてほしいとは思いますよ、やっぱり。でも人のリソースは有限だって何度もわたしは言ってますし、その限りあるリソースを奪い合ってる今の時代だからこそ、なるべく万人に受け入れられるプランニングが必要になるんじゃないですか。エンドユーザーの立場から言えるのはそれぐらいです。
あと次のウエスト箱イベの時は、リセット箱の数30ぐらいまで増やしといてくれると嬉しいですね。永遠に開け続ける16箱目はなんかもう虚無でしかなかった。
あとあとAPの時限ミッションも時間伸ばせばいいってもんじゃないから廃止してほしいです。そんなにAP枯渇してアイテム無くなるほど毎日周回しまくる人居ないでしょ、このゲーム……。