ノルウェイの森 村上春樹
登場人物全員が22歳の自分の周りにいる友達のように感じられた。
僕が落ち込むと自分もすごく落ち込んだし、少し気が楽になった時は無意識に頬が緩んでしまった。
それくらい青春時代にぴったりな言葉選びと文章全体の軽さがあって内容と言葉のチューニングが完璧だった。
終わりはびっくりするくらい呆気なくて、本文の続きのまま終わってしまった。けど、それがこの小説にはぴったりだったし、これからもどこかで僕と緑が生きていてくれるって思えてとても素敵な終わり方だと思った。
手紙に関する発見
手紙をたくさんの人にかくときには、その人のことも想っているのだけど、自分の心のために書いていることが多い。指先で1分でメッセージを送ることのできる時代に手紙を書きたいほどの人には、その人の存在によって自分がとても救われていると思う。
小説によった状態のままの気持ちをnoteに書いてしまうのはすごく恥ずかしいけど、残しておくのも良いかなって。思いました。
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