お金の罪悪感を消すマインドセット:お金にきれい汚いはない中立な物

こんにちは、大成信一朗です。
 
あなたはお金に対して、こんな風に思っていないだろうか?
 
「お金は汚い」
「お金は悪いことをしないと稼げない」
 
私たちは小さい頃から、両親の話やテレビのニュースでお金に関する悪いことばかり聞いてきた。
だから、「お金=悪い」と考える人は少なくない。
 
しかし。
自己啓発や成功法則や成功哲学を学ぶあなたならご存じだと思うが、「お金=悪い」という考え方を持っている限り、副業でもビジネスでも成功できない。
 
もしかしたら、お金に対するネガティブな考えを捨て、ポジティブな考えを持つように、色々とお金に関する良い情報を見るようにし、「お金は良いもの」と呪文のように唱えたりしたかもしれない。
しかし、潜在意識で「お金=悪い」と思っている限り、いくら「お金=良い」と思っても、お金に対して罪悪感が残ったままなので、成功できない。
 
そこで、お金に対する罪悪感を消すマインドセットを紹介する。

お金にきれい、汚いはない

多くの人が「お金は汚いもの」だと思っている。
小さい頃、家族から「お金は汚い」類の話を聞いたことがあるだろうし、テレビをつればニュースで毎日のように詐欺、窃盗、横領、賄賂などの事件が流れている。
だから、お金は汚いものと思ってしまうのも無理はない。
 
しかし。
一方では、「お金を寄付して社会貢献した」、「募金で災害にあった人たちを助けた」などの良いニュースも流れている。
こういう使われ方をされれば、「お金はきれいなもの」と思える。
 
なぜ、お金がきれいな使われ方も汚い使われ方もするのかというと、お金はその人の本性を拡大する性質があるからである。
詳しくは、こちらの記事を読んでほしい。
→ なぜお金は人を変えるのか?
 
きれいな使い方をする人は本性が善で、汚い使い方をする人は本性が悪なのである。
 
お金が人を操っているのではなく、その人の本性が本人を操っているのである。
お金自体にはきれい、汚いはないのである。

お金の正体

ところで、お金とはどういうものなのだろうか?
 
お金には3つの機能がある。

  • 価値の尺度

  • 価値の交換

  • 価値の保存

それぞれ、説明していく。

価値の尺度

私たちは物を買う時、○○円と値段のお金を支払う。
お金が物の価値を計る基準になっている。

価値の交換

お金がない頃、私たちの先祖は物々交換していた。
しかし、物々交換では必ずしもお互いに欲しい物を持っているとは限らず、取引相手を探す手間がかかる。
そこで、お金が誕生した。
お金を介して自分が欲しい物と交換することができる。

価値の保存

食べ物などは時間が経つと腐ってしまい、長期間保存できない。
しかし、お金は腐らず、価値は変わらないので、価値を保存することができる。
 
このように、お金とは権力の象徴でも望みが何でも叶う魔法のアイテムでもなく、価値を計り、交換し、保存する道具なのである。
 
包丁と同じような物である。
包丁は料理を作るのに役立つが、人を殺す道具にもなる。
包丁自体には物を切るという機能しかなく、食材を切るか人を切るかは使う人による。
あなたは包丁に対して、「人を殺す道具だから」という罪悪感は持たないだろう。
お金も包丁と同じ道具なので、お金自体にきれいも汚いもないのだから、お金を持つことに罪悪感を抱くことはない。
 
「お金にきれい、汚いはない」というマインドセットを持ってお金に対する

罪悪感を取り除こう!

お金は、価値を計り、交換し、保存する道具である。
だから、きれいなお金、汚いお金というものは存在しない。
お金をきれいな物にも汚い物にも変えるのは、その人の本性なのである。
 
お金は中立な存在なのである。
 
「お金にきれい汚いはなく中立な存在である」というマインドセットを持ってお金に対する罪悪感を消そう。
 
大成信一朗

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