付加価値についての間違い
こんにちは、大成信一朗です。
あなたは付加価値とは何だかわかるだろうか?
付加価値を高めると価格を上げることができ、利益も増える。
だから、本業でもビジネスでも付加価値を付けて、高めることは重要だ。
そこで、多くの人は付加価値を付けようとする。
例えば、機能を増やしたり、サービスを良くしたり。
なので、私は付加価値と言うと、機能や品質・サービスだと思う。
本当にそうなのだろうか?
付加価値のことを誤解していると、付加価値を高めたはずなのに、かえって価値が減ったなんてことにもなりかねない。
そんなことにならないよう、「付加価値とは何なのか?」について話す。
付加価値とは何か?
私たちは、どんなことに価値を感じるだろうか?
特別な待遇を受けた時、普段体験できないことを体験した時、自分の期待以上で満足した時などなど。
要するに、私たちは感情が動いた時に価値を感じる。
なので、付加価値とは感情の揺れ幅を大きくすることと言える。
例:
機能を追加して付加価値が高まるのは、その機能によって便利になったり悩みが解決したりして、気分が良くなるから。
サービスを良くして付加価値が上がるのは、受けた待遇に感動するから。
品質を上げて高級にすると付加価値が付くのは、その商品を所有することで自己重要感を感じたり、周りから尊敬されて誇らしく感じるから。
以上のように感情が変化するから、機能や品質やサービスで付加価値が付くのだ。
「気分が良くなるから、他の商品やサービスよりも高い価値を感じる」というのはわかる。
だったら、「感情がポジティブな方に動いて付加価値が付くのはわかるけど、ネガティブな方に動いたら付加価値が下がるの?」と思うかもしれない。
そうとは言えない。
例えば、ジェットコースターやお化け屋敷やホラー映画。
恐怖というネガティブな感情を体験するためにお金を払う。
なので、付加価値はポジティブな感情を与えるよりもプラスでもマイナスでも感情を大きく揺り動かした方が高くなると言える。
(ただし、ネガティブな感情の場合は逆に価値を下げる可能性があるので注意が必要だ。)
付加価値を高めるために感情を動かそう!
私たちは感情が動くものに価値を感じ、余計にお金を払う。
なので、付加価値とは感情の揺れ幅と言える。
本業でも副業でも、自分で商品を作るにしろブログやSNSで記事を書くにしろ、感情を動かして付加価値を高めよう。
大成信一朗
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?