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【簡単世界通史①】マンガとか映画で世界史がわかるきがする

Saluton!(エスペラント語でやあ、こんにちは) 無神論者の大昔の生物です。いきなりのストロングスタイルですが、最初に公言しとかないとヤバいよと私のウルトラソウルが囁いたのでそうしときます。女神転生シリーズ万歳。

※こちらは連作となっています。マガジンからもどうぞ



読み飛ばし可

今回の①ではどんなふうに世界史を紹介していくかの案内なので、②から読んでも大丈夫です。歴史に直接触れるわけではないので。ただ、ちゃんと見たほうが理解はしやすいよ。斜め読みって大体の人にとって悪影響しかない。

世界史ってなんだ?

現在日本では歴史を日本史と世界史にわけて学校で教えています。当たり前の様に享受してますが、別に当たり前でもなんでもありません。フランスには歴史という科目はありますが、フランス史と世界史なんて別れてません。

日本において歴史がわかれているのは、多分ですが、明治期にヨーロッパ化するために必要だった儀式なんでしょう。ヨーロッパの事知らないと支援してもらえないし、一般教養にしとこかあ、という塩梅です。

※【追記】友人から意見。日本史が編纂されたのは日本人としての意識の統一が明治政府下で必要だったからでない?とのこと。なるほろ。

まあ、ヨーロッパの事を深く知ったほうが楽しいし、色々とわかるのは当然なんですが、如何せん流れが悪すぎて理解し難い。

プロイセンが今のドイツだけど、神聖ローマ帝国がまずあって今のオーストリア的な感じのんだけど、血脈的には云々カンヌンで、フランク王国はフランスで一旦ローマを戴冠してとか、100年戦争もあるよ!みたいなの、日本人が知るのは趣味人だけでいいと思う。フランス人が鎌倉殿の13人の話で盛り上がってるようなもんでしょ。

何処からはじめるかの検討

ヨーロッパをある程度は触るとして、"世界"の歴史としてどこを紹介するのがいいのか。東南アジアの諸王国の歴史も面白いし、アフリカ諸国の歴史だって触りたいけど、大まかな流れで必要かというと端折ってもいい。それは日本の歴史もそう。日本の南北朝時代の話なんて世界の流れに関係ない。バタフライ・エフェクト的にはあるかもだけど、目に見えてはない。

四大文明は初手から必要なのか

多くの場合世界史の紹介というと四大文明からスタートする。黄河文明(中国)、インダス文明(インド)、メソポタミア文明(イラク)、エジプト文明(エジプト)の4つを地図とともに、その起りから順に紹介していく。今回ここからスパッと諦めてしまう。

流れを重視したいので、中国にとんで、エジプトにとんでとあっちゃこっちゃ行きたくない。というか話の中でどうしてもこれらとはカスルので、そこでちょっと紹介したほうがわかりやすかろうという算段がある。四大文明というくくりも既に古いという話もあるしね。

バビロンからいこうぜ!

じゃあどこからよ、というとメソポタミアからはじめたいと思います。ユーラシア大陸の真ん中よりちょい左下っかわです。現在のイラクにあたる場所で肥沃な三日月地帯という言葉が頻出し、農業にめっちゃ適してたのねと思えばいいです。

でユーラシア大陸は他の大陸と違い横長です。これは諸説ある系なんだけど、縦に長いと移動する時気候が変わって、交流の難易度があがるというのがある。メソポタミアはそれこそ横に、左右に、エジプトとインドがあって交易も盛んで歴史俯瞰の起点にするにはもってこいの場所。

諸説の塊、"銃・病原菌・鉄"をエンタメとして読んでから後を追ってくれてもいいと思いますよ。ただそれなりに長いので下記諸星さんの要約聞いてもいいと思う。そこでも横長の話は触れられてます。

東西南北?上下左右?

普通はですね、あまり私は普通という言葉を使いたくない派閥の人ですが、あえてつかいます。普通はですね、東西南北で位置を表現するのですのが、今回は上下左右で行きます。

人生の中で何人か遭遇しているのですが、空間把握能力が4んでいる人はそれなりに居て、西っていってもわからなくて左というとわかる人や、地図をぐるぐる回さないと理解出来ないっていう人は現実に居ます。何故かそういう人でもFPSでNEに敵!とかいうとわかるの何なんだろね。

諸注意

紹介する本や表現の中に差別用語が含まれます。バージョンアップしていく事はもちろん大切ですが、現段階の事なのである程度含まれます。故意に危害を加える意思をもって使うことは絶対しませんが、表現上でてくる事はあります。

また、ですます調だったり、そうでなかったり表現がコロコロ変わります。音感やリズムとしてそっちのほうがいいなと思ったらそのようにしてしまいます。あしからず。

あと紀年数ですが、途中まで紀元前、紀元後で表現します。ADやBCは思い切りキリスト教形式なので、今回ふさわしくない。別にキリスト教圏しか扱わないわけではないので。でも西暦ではありますよ。大体を旨としているので正確な年数は書かず、紀元前1000年頃とか、紀元後300年頃とか書きます。

終りに

受験には全く役に立たない世界史なので気をつけて。世界史は今自分がどういう所に立っているかの理解にとても役立つと思うので、できるだけ楽しく知って欲しい。最後まで読んでくれた方ありがとう。次回から具体的になっていきます。(ぐぬっ……ぎりぎり2000字をまた超えてしまった……。)


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