メンヘラの大乱闘スマッシュブラザーズみたいな状態になった話(その2)


〜あらすじ〜
Aちゃん(天然劇場型メンヘラ)が友人・同僚であるBちゃん(真面目過ぎてメンヘラ化)を⚪︎したい
と病み電話を受け
休前日の深夜、撮り溜めたお笑い番組を見ようと
ウキウキしてた筆者(男絡むとメンヘラ化)の心はボッキリ折れかけていた…。
友人2人をどうにか取り持とうと
一念発起したものの、どうやら2人だけの問題ではなさそうで…?


そのLINE後

Bちゃんから
「もうそこまで話がいってたなんて…巻き込んで本当ごめん!」

と謝罪されたが


話を聞くとBちゃんの仕事ぶりをA彼が褒めまくってたのが原因らしく



おい、何年付き合ってんだよ、
性格(超嫉妬深い)知ってるやろ( `皿´ )

とA彼のKYに内心キレ


何一つ落ち度がないのに
謝る必要はないよとBちゃんに伝えた。




そこから
Bちゃんの職場環境の悩みを打ち明けられた。


職場の【先輩】とやらの
マウントとセクハラが酷いらしく
仕事をしていれば雑談と称して
聞きたくもないAVの話をされつづけたり
他にも色々あるんだけどね…と


部外者なのを気遣ってかその後に言葉を濁していた


因みにBちゃんはかなり言葉を選び丁寧に話をする人なので
話し方が問題になったというより


ニコニコ穏便に接しようとするBちゃんに対して
何やっても大丈夫だろうと調子に乗ったんだろうなと言うことと、

他の内容を聞くと
真面目に仕事一直線なBちゃんの対応はあまり良く思っていなさそうにも思えた。



おう?職場の後輩はキャバ嬢ではないぞ?

それ、普通にガチギレしていいヤツやで!!
なんて思ったが


「でもモヤモヤはそのくらいでやりがいはあるし…持病に理解があって仕事をくれるのはありがたい」

とBちゃんは話していたので
そっと言いかけた言葉を引っ込めた。


うーん。取り敢えず、Aちゃんの精神状態をどうにか出来んかと。


実は不倫でもAちゃん達カップルの反対辞めたのは
A彼さんが全力で生活保護手続きと
Aちゃんがメンヘラ化した原因の親から
独立・一人暮らしする為の部屋探しや
それに纏わる手続きを全部サポートしてたからで

ちょっとやそっとの愛情で
そこまでの手間が掛かる事を一気に請け負うのは
簡単に出来ることでは無いと思ったのと

そしてその頃は

自暴自棄で病んでれば病んでる程“そこが自分の居場所”という状態だったAちゃんが

メンタルヘルスの本を読んで自分の状態を学ぶようになるという
前向きで安定した状態になっていたので


もう何も言うことはあるまいと黙った訳です。
(のちに、もう一つの疑惑が浮上してきたが)


しかしそれからおよそ7年…

現状どうしてこうなったのかと。


元精神科入院&通院患者兼薬の副作用で病状悪化した経験があるため
何と無く引っかかる点があったので


Aちゃんに

「前迄落ち着いてたのに
以前じゃ考えられないような攻撃性が出ているように感じるんだけど
というか以前は自分の前では隠せてた自我が消えたとも言う

現在にどんな診断が下されてるのか
今どんな薬を飲んでるのか聞いてもいい?」

と連絡を入れて
直接会って話を聞く事にした。

そして再度、別の専門医から
診断してもらい、治療方針も考え直す事も考えてほしいが
生活保護の受診システムが複雑なので
それが可能なのかを問う為に手続きを引き受けてるA彼もきて貰えないか打診


正直、この時点で
ここでAちゃんが自分を変えたいと動かなければ
この様な問題を繰り返すし


夜中の突然の電話攻撃も定期イベント化が続くので


縁を切ろうと思っていた。


人間関係に置いて同じ事繰り返す人に対して
虫唾が走るタイプで

再び筆者も限界を迎えかけていたのである。


Aちゃんは会話自体は楽しい子なので細々と関係は続けていたが
とうとう それすらも負の印象が越え始めていたのだ。


そして当日ファミレスで
事前に聞いていた薬について
良い所と副作用についてAちゃんに話した。


A彼は仕事の都合で途中合流らしい。


処方の内容は
・興奮を抑え、
・興奮を抑えリラックスを促し
幻覚や妄想を抑え不安定な精神させ安定させる


………。
おい。どれも全然効いてる気がしねーぞ。
[興奮を抑え]が被ってるけど



めちゃめちゃ興奮してるし
膨らんだ感覚で物騒な事言い放ってるやん。




と飲んでるからこれで済んでいると言うのなら

裸足で逃げ出したくなる気分である。





彼女になぜこの処方されてるのに
こんな事になっているのか不思議なんだよね…
と話しながら

そしてふと




(これ…誰かが燃料供給してるんじゃないか…?)

と。






さりげなくAちゃんに
「因みに同じ会社の人と仲良かったりするの?」なんて聞いてみた。

((小さい会社なので、レギュラーで働いているのはBちゃんと
例の【先輩】しかいないのだが))

A「退院する時にA彼が迎えに来れない時は【先輩】って人が
迎えに来てくれたり、A彼が仕事でデートが無くなった時に
ドライブに連れてってくれたりしたんだー」

ん?

その【先輩】ってBちゃんの事…良く思ってないような…
二人一緒に居させて大丈夫なのか…?


なんて考えを巡らせてるうちに
A彼が到着。





話は本題に入った。


まずはAちゃんに

「正直な話をすると、Aちゃんは病気である事で自分を守ってる様に見えて
直したい、良くなりたいと思っている様に見えなかったんだけど本心的にはどう思ってる?
それでも別にその人の在り方だから良いと思うんだけど、
これは自分の想像でしかないから、直接聞いてみたいと思って。」

と問った。ある意味ここが一番自分の中の超本題。



A「治して…たい。良く…なりたいです」



ここで言質を取って
A彼が動きやすくする為に敢えて到着後に聞いたが
見事にハマった。


・現在明らかに状態が悪い
・現在の状況と現診断が噛み合ってないので
他の専門医に再度診断して貰うことは出来ないのか

など話していった。


まず生活保護者が使用出来る医療券対応可能な病院か、

障害者手帳に紐付けしている病院でなく
(※Aちゃんは障害者手帳を持っている)

医療券が使えないと自費診療になると。


また病院乗り換えるとなると再度紐付けし直す手続きが必要な為

通い始めたが

“やっぱりダメだったから元の病院に戻りたい”が簡単にはできないので


慎重に選ぶ必要もあるし

その手続きを渋る担当者が多くまた難航する事も多い


と言うことで中々大変そうでもあったが
HPの内容や先生の雰囲気、口コミと
Aちゃんが一人で通えるエリアを考慮しながら
病院をピックアップしていった。



そして後は二人で話し合って下さいと。
(A彼に“手を出したのはお前なんだから責任取れ”の念を送りながら)



一番重要な話は一旦済んだので

A彼に二人の日常的な話や
AちゃんBちゃんのトラブルについてきいてみた。


この日は
Aちゃんがお守り代わりに渡したストラップを紛失したらしく
控えめにAちゃんはプリプリしていたが

そんな事がどこ吹く風と
A彼「おかしいな〜つけといたんだけど〜どこいったんだろ〜」と
鞄の中を探しながらもニコニコ。

A「どうしてすぐ無くすの!!信じられない!!(A彼が)手術の時に必死になって渡したヤツなのに!!」

とどうやら思い出深いものだったらしいが

やっぱりニコニコ。
失くしといて渡した当人の前でそのリアクションはマズイだろ…
演技でもいいから取り敢えず悲しそうなフリをしろ
←筆者の心情


そしてトラブルに関しては

A彼「いやー友達の事だから、褒めた方がAも嬉しいかと思って…Bちゃんをよく褒めてちゃってたんですよね まさかこんな事になるなんてねぇ〜

自分も忙しい事が増えて

【先輩】に送り迎え頼んだりして
なかなか以前よりいる時間も少なくなってしまった分
より不安定さはあったかもしれないんですよねぇ〜

今はBちゃんの話は控える様にはしてたんですがねぇ〜」


とニコニコしながら話す

おうおう また出てきたぞ【先輩】

朗らかそうに見えるが
現状職場外の人間にまで飛び火している大トラブルに対して

にこやかに語ってる所をみると


(コイツ…こんな感じで今迄全部かわしてきたヤツだな。)


A彼「いやー!筆者さん、凄いよ、ここまで頭キレる人なんて!
うちの職場に来て欲しいよ!!」(ニコニコ)



(それやったら第二のBちゃんの誕生じゃねーか。)


コンビニ感覚で
近辺で人事どうにかしようとすな。




ついでにいざとなったらAちゃんの宥め役…
…もとい身代わり人形にする気マンマンだろ!

そしてこの話の流れでその話題はやめろ!!

と言いたくなるのを堪えながら



コレでAちゃんが定期的に発狂してる原因が見えた。

こんな感じで火薬に火をつけてるんだろうなと。



自由人もといKYを炸裂させた会話を続けていたが
A彼が仕事に戻る時間となり


一応念の為
「Aちゃんの送り迎えを先輩さんがされてるって話聞きましたが
先輩さんからAちゃんにBちゃんの話して

火に油を注ぐような可能性はありませんか?」


A彼「そんなそんなーー!
先輩とはもう何十年の付き合いになるし
阿吽の呼吸というか、その空気感は読み合ってますから絶対大丈夫ですよぉ〜〜」(ニコニコ)


そうですか…


いや、KYの人が言う「空気読みあってます」程
筆者の中で空気読めてない説が濃厚になった。


続く

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