雑感~洋画の邦題は原題から離れすぎはなぜ?

昨日の日経のプラス1で洋画の邦題はなぜ原題から離れているの?という特集記事があった。

(日経電子版より)

洋画の邦題は次のように決められる。

直訳→作品のコンセプトに合うフレーズを列挙→作品のコンセプトに合うフレーズを列挙→組み合わせを試す→完成

邦題は映画会社の宣伝担当がつけるそうだ。例えばBasic Instinctの原題。

直訳は「基本的な本能」。この題名では何の作品か分からない。イメージはこうだ。

Basic Instinct(原題)→作品のコンセプトに合うフレーズを列挙→組み合わせ(氷、女、魔性、仮面、微笑)→完成「氷の微笑」

色々案がデてきまったのがシャロン・ストーン主演の「氷の微笑」だ。

もちろん製作者の意向で変えられないケースもある。ただ、「ジョーズ」は当時アメリカの大ヒットで話題になり変えられないし、原題は変えられないが、それだけでは作品のイメージが伝わらない場合は「フオレスト・ガンプ一期一会」のように副題で補った事例もある。

デイズニー映画は原題と異なる邦題が目立つ。アナと雪の女王や来月公開のミラベルと魔法だらけの家のように原題にない主人公の名前が入っている作品も多い。

話題になる大作を中心に同時公開が多い昨今、時間的余裕がない事情もあるのかも納得できる。洋画の邦題のつけ方にも色々あるのだと参考になった記事だった。これが韓国映画など他国の映画、海外ドラマとなるとどうなるだろうか?

本日も拙い文章ながらお読みいただきどうも有難うございました。

#日本経済新聞プラス #映画 #邦題 #洋画