映画感想文特別編〜3月の映画個人的総括

3月は興味深い作品とアカデミー賞作品賞ノミネート作品に出会えた。

まず、邦画から。
少女は卒業しないは予想以上に良かった。卒業目前にした少女たちの息遣いがスクリーンを通じて伝わった。

洋画では韓国映画「ハンサン龍の出現」は久々に韓国映画の強みである歴史映画の良さが出ていた。秀吉朝鮮出兵時の内容で、朝鮮側の視点、日本側の視点がきっちり描かれていて見事。「コンペディション」は興味深い内容で、今の世界の映画制作、興行に関する皮肉、監督、俳優、舞台俳優の駆け引きや議論の応酬が凄かったが、何といってもペネロペクルスの演技、ファッションも凄い。内容もいいが、ペネロペ・クルス目当てで観るのもあり。

アカデミー賞作品賞フェイブルマンズは、素晴らしかった。スピルバーグの青年期を描いた映画だがさすがの出来。興味深い内容だったし、スピルバーグの思いが物凄く伝わった。
エブエブには驚かされた。あの破茶滅茶なストーリーでもしっかり作品のテーマは押さえている事に脱帽。ただ、好みは分かれそう。

アカデミー賞作品賞ノミネート候補作品3作品を観たが、個人的にはフェイブルマンズが良かった。エブエブも良かったけど、印象に残る作品、ストーリーとなるとフェイブルマンズしか思いつかない。今年のベスト作品候補になりそうだ。

本日も拙い文章ながらお読みいただきありがとうございました。

#映画感想文 #少女は卒業しない #コンペディション #エブエブ #フェイブルマンズ

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