見出し画像

「日本社会はどこからでも変えられる!」...そんな勇気をくれたお言葉。

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/embed/channel/660/592153
※大河内薫マネリテラジオVoicy 2023年8月18日放送より

どうも、大河内薫です。
本日は「日本社会はどこからでも変えられる!」と言うお話です。
僕は「お金の教育」を通じて社会を1ミリでも前に進めたいと思って活動をしていますが、立場や状況が違っても社会に風穴を開けられる可能性があるんだなと勇気をもらい、そして背中を押された「言葉」を皆さんにシェアしたいと思います。


■現役の高校野球部監督のトレンド入りキーワード

先日、X(旧Twitter)で「高校野球の嫌い」と言うキーワードがトレンド入りしていました。
なかなか激しいキーワードだったので僕も気になってみたところ、これを言ったのがなんと、現役の慶応高校野球部監督である森林貴彦さんだったんですね。
どうやらそれは、NumberWebと言うスポーツ雑誌のWeb版に森林監督の書籍を抜粋する形で記事が掲載され、そのタイトルが「慶應高監督が明かす“高校野球の嫌いなところ”」だったんですね。
これが基となってトレンド入りした様です。

その記事や森林監督の過去の言葉なんかを深堀りしてピックアップしていったら、これが非常に良かった。
と言う事で今日はこれについてシェアしたいと思いました。

■坊主じゃなくてもいい野球部

絶賛開催中の夏の甲子園で、慶応高校はベスト8まで進出していて強い高校なんですね。
そしてまだまだ優勝の可能性も残しています。

「高校野球」「高校球児」「甲子園」のイメージって、たいていの人は「坊主」が頭をよぎると思います。
個人的には「高校野球=坊主」って言うのがそもそもよくないんじゃないかと思っている所ではありますが、やっぱりこのイメージは強いと思います。
でも、慶応高校野球部の選手は「坊主」じゃないんです。

この慶応高校の野球部は、監督含め選手全員が「エンジョイ・ベースボール」を掲げていて、とにかく自由なんです。
なので、坊主にしてもしなくても自分で考え決めていいそうです。
全国ベスト8入りしている強いチームの監督の立場で、高校野球の文化に対しての違和感などを発信するのって、やっぱりカッコいいなぁと思うわけです。

NumberWebに掲載されていた森林監督の「言葉」を一部要約します。

今の高校野球は嫌いなところがたくさんあります。
それゆえに現状を変えていきたいからこそ、指導者として高校野球に携わっています。
別に坊主頭じゃなくても何も問題ないのではないか。
監督が絶対的な存在である必要があるのか。
こうした現状への疑問や改革案を常に念頭に置き、慶応義塾高校野球部では監督と部員が対等に意見を出し合いながら、日々の活動を作っていく事を目指しています。
世の中は個性を重んじたり求める時代になっています。
そうであるにもかかわらず、目立たないように隣の人と同じ事をやっていれば安心と言う風潮が高校野球にはまだ残っています。
挨拶の仕方や入場行進などが典型的な例ですが、何をするのも一緒で、その集団の中にいる事を重んじて、そこに属してさえいれば安心。
これも高校野球の負の文化であり、日本人のメンタリティの形成に悪影響を及ぼしていると感じています。

皆さんどう感じましたか?
この話を聞いて、皆さんがどう感じたかを考えてアウトプットして欲しいなと思います。

■変わった方がいい文化はたくさんある

僕が感じたのは、「日本の文化」って色んな所で色んな物が残っている中で、変わった方がもっと良くなるだろうとか、もっと議論すべき物と言う事がたくさんあると思うんですよね。
「高校野球の文化」もその中の1つだと思うんです。

僕は中の人ではないし外から見てるだけなので、とやかく言う立場ではないと思いますが、やっぱり違和感があったりもするわけです。
加えて、外から見ているとこの「違和感」の部分ってとても重い問題だなとも感じるわけです。
これを現役の高校野球部の監督と言う立場で、もちろんそこには恐怖心なんかも絶対あると思うんですけど、それでも発信していく力強さって凄いなぁと思うんです。

この手の発言は、チームが強くて監督として「名将」だから取り上げられるんです。
部員全員で楽しみながら強いチームを作り上げ、今では優勝を狙えるベスト8まで勝ち進んでいるこのチームの監督がズバっと言うからこそ取り上げてもらえると言う事なんですよね。
神奈川県予選で1回戦負けのチームの監督が言ってもメディアは取り上げてくれないわけです。

■変わらないと思っていた高校野球の文化が変わった

日本の文化の中でも、高校野球の文化ってなかなか変わらなさそうじゃないですか。
森林監督は、そんな高校野球の文化ですら変われたんだから日本社会だって変われるはずだと言うイメージを持ってらっしゃるんです。

これには本当に勇気づけられました。
そう言う見方だったり、こう言う戦い方もあるんだなと強く感じましたね。

僕も、お金の制度について批判するだけでなく、こうしたら良くなるんじゃないかと言う事を提案したり、皆さんの隣にいる大切な人にも広めてもらって「マネリテの環」を広げていこうとしています。
でもこれだとなかなか社会は動かないって事もわかっていて、どうしたらいいんだろうかと思う事もあるわけです。
森林監督の「言葉」から、こんな切り口でも社会を動かせる可能性があると言う事を気付かせてくれました。

■お金の教育だって変えられる

お金の教育について、これまでずっと日本人が蓋をしてきた事ですよね。
誰がどう考えたって大切な事のはずなのに、一切教育してこなかった「負の文化」である事は間違いないんです。
高校野球の「負の文化」が変わった様に、お金の教育の「負の文化」が変わってきたら、その他の日本の変わらなければならない文化ももっと変えていけるじゃないかと言う、社会に対してのパワーになるかもしれません。
こう思えた時に、森林監督の「言葉」は背中を押してくれたし、勇気づけられたなぁと勝手に感化されました。

自分が関わっている社会や文化を変えていく。
それらを変えられたのであれば、その積み重ねで日本社会だってもっと良くなると発信していく。
森林監督は、自分のチームを部員とともに作り上げて、強くして、全国に向けて発信していると言う事ですね。

僕がやるべき事は、日本のお金の教育を変えるために日々頑張っていく事なんだけど、「もっと変えていけるはず」と言う事も強く発信していかなきゃいけないんだなと改めて思いました。

あなたにも目の前の課題や変えたいものがあると思うんです。
それが変わった事で、その他の「負の文化」にも影響していく事がイメージできると、ポジティブなパワーに変わっていくんじゃないかと思います。

■お知らせ

さて最後にお知らせです。
8月19日(土)から8月20日(日)に「未来の先生フォーラム」と言うイベントが開催されます。

教育業界最大級のこのイベントは、全国各地の革新的な先生方や教育関係者たちが一堂に会して対談します。
僕も両日登壇しますので、ぜひぜひ皆さんに聞いて頂きたいと思ってお知らせします

実は当日とオンラインでの参加は1,000円かかるのですが、下のリンクから事前登録をして会場に来ると無料です。
https://mirai-sensei2023real.peatix.com/view
当日は、僕も会場をフラフラしてると思うので、もし見かけたら声をかけてくださいね。

8月19日(土)は10時30分から、東京都立農業高等学校の教諭の塙枝里子先生と、「人生100年時代を生きる力を育む金融教育」と言うテーマでお話をさせていただきます。
でね、塙先生は教員になってからずっと金融教育を考えてらっしゃる方で、僕なんかよりも全然大先輩なんです。
「お金の教育を現場で」と10年以上やっている方なので、そんな塙先生と金融教育についてしっかり話したいと思っています。

そして8月20日(日)は12時50分から、「人生100年時代のキャリア教育・進路相談とは」と言うテーマで、司会の宮田さん、未来の先生フォーラム代表の宮田さん、Voicyパーソナリティーでおなじみの伊藤洋一さんを含め5人でお話をします。
本当にレベルの高いお話になると思いますし、ほとんどの方が教育業界にどっぷりの方です。
僕は「お金の教育を変えるぞ」と言う立場なので、そこの所でいい感じにディスカッションをしつつ色んな物を引き出して、みんなで考える場にできたらなと思っています。
「未来の先生フォーラム」は、8月19日(日)と20日(土)ですので、お時間ある方は「桜美林大学新宿キャンパス」に来て頂けたらと思います。

本日も張り切っていきましょう。

それでは、素敵な1日を。
最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ✨じゃあね!

ーーーーーーーー
この記事を音声で楽しむには
Voicy:https://voicy.jp/channel/660/

マネリテDAO~信頼できる仲間とお金の話をしよう〜
公式サイト:https://monelite-dao.com/

リンク一覧
https://lit.link/kaoruookouchi

サポートはいりませんので、SNSで感想を投稿していただけたら嬉しいです。それが何よりのサポートです…! メンションをいただければ、飛んでいきます(๑•̀ㅂ•́)و✧