Emergency medical system

救急医療等の疑問を呟いています。

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最近の記事

三次救急と二次救急

救急車搬送を含む救急患者の増加は、団塊世代が後期高齢者となる2025年以降に、平均寿命の延伸も合わさり、拍車がかかると予想されています。さらに、核家族化による独居老人の増加により、頼れるところは、遠くの身内より、近くの救急病院と救急医•看護師、救急車になっています。 記事には、今後の高齢者救急のために、三次救急医療機関を減らし、二次救急医療機関を充実させるべきだとあります。 持病の悪化等で、高度な対応が必要ではない場合に、身近な二次医療機関を頼ることは、今後、医療資源を有効に

    • 救急車の適正利用と選定療養費

      記事では、「選定療養費は、救急車で搬送された場合は一律に徴収の対象外となっており、この運用を改める。」とありますが、選定療養費は、原則として、救急車搬送で緊急性がある場合は対象外ですが、入院の必要がない軽症者は、選定療養費の対象になる得るかと思います。(間違えていたらすみません。) ポイントは、個々の病院や医師が、患者の状況等から判断する必要があり、一律に行うものではなかったため、対応が画一的ではなかったと考えます。(これも、間違えていたらすみません。) 医師の働き方改革(私

    三次救急と二次救急