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【communication design store おおきな木】アップサイクルの価値

廃材や捨てるにはもったいないモノを再生してつくられた商品は、ますます価値があがっていると思われます。今回、オンラインショップをつくったきっかけの1つは、この状況になる前に、ある百貨店で福祉の現場で作られたアップサイクルなモノを販売する機会をいただいていましたが、それがなくなったということでした。

今までもリサイクル品という名で福祉の現場では、廃材、いただいた着物などを利用した商品はよくあったもの。改めて、アップサイクルの商品と言われ、セレクトしてみたら、その切り口での商品はいろいろあったのでした。

■布ぞうり

着物地で作られた布ぞうり

■NP

英字新聞で作られたバックと封筒、袋。

■はあとの木(みつなちブンブン)

着物のリサイクル商品。

リサイクルのシステムも行政でも民間でもかなり便利で充実したサービスがあって、無駄にすることも少なくないのですが、思い入れのある生地や素材として面白いものをリメイクすればこんなものができるんだけどなと思いながらその時間を割くことができない。

そんな人からすると、こんなお値段でいいんですか!!と言われてしまうような価格でこうしたものを販売してしまってるのが福祉の現場です。

着物をほどく。という作業が、障害のある人たちの仕事にちょうど良かったりします。アイロンかけたり、裂いたり・・・。

手間がかかるものは、普通は人件費が高くつくからやらないところ、福祉の現場では喜んでやるものなのです。

想いで深いモノが障害のある人たちの手によって生まれ変わる。SDGsの文脈からしても、そんなことが改めて見直されているように思います。









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