旅立ち
春は別れの季節。
私の看護学生時代の中で、1番多くの時間を過ごした友達が、道外へと旅立つ。
普段の学校生活も、
実習で辛いときも、
急にラーメンが食べたくなった時も、
入学式で初めて出会った時から今日まで、
どんな時でも一緒にいた。
まさに相棒のような存在。
彼女はとても細かいところまで気遣いができる。
私はいつも彼女の気遣いに甘えてしまう反面、
その優しい心や、広い視野を尊敬していた。
それでいて、芯がある。
自分で決めたことをやり遂げる行動力があり、
目標に向かって道外へ旅立っていく。
離れ離れになるのは本当に寂しい。
急にラーメン食べに行ったりしたいもん。
私の気分屋に付き合い切れる人なんてなかなかいないもん。
でも、
彼女が決めた道で努力することを応援したい。
新しい土地でいきいきと暮らす姿を見てみたい。
もっともっと広い世界に飛び出した時の彼女を見てみたいたい。
本当にそう思う。
悲しいだけの“別れ”ではない。
更なる飛躍のための“旅立ち”という言葉がふさわしい。
それに、距離が離れるだけで、
今後もきっと変わらない関係でいることが容易に想像つく。
リモートラーメンとかしてそう。
寂しい気持ちを押し殺し、
これまでの感謝とこれからの応援と
今後ともよろしくねの思いを込め、
最後は笑顔で見送ることができた。
(電車でちょっぴり泣いた)
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