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僕は高校から付き合っていた彼女と結婚するものだと思っていた。

僕は高校から付き合っていた彼女と結婚するものだと思っていた。

それが、就職した後、社会の厳しさを知り、そのしんどさを彼女にぶつけ続けてしまい、嫌気がさしたそうで

「私はあなたに何を言えばいいのかわからない」と残し、離れ離れとなった。

仕事もうまくいかず、彼女にも振られ、途方に暮れた。

思い出すたびに、あふれてくるやりきれない気持ち、自分が世の中で一番不幸なんじゃないかとさえ思ってしまった。

友人にも話をしたが、なかなか、心が復帰せず、会うたびに同じ話を繰り返してしまう僕の相手は面倒だっただろうと今では思う

そんな中で知り合った人たちに本当に苦労している人が何人もいた。

病気、家庭不和、経済苦と悩みは多種多様だった。

自分自身をみて情けなくなった。ただ彼女に振られたぐらいで、ただ仕事がうまくいかないぐらいで‥・

そこから、少しは人のために生きたいなあーと思って始まった人生。

20年近くたち、色々な人から話を聞いてほしいと言われるようにもなり、少しは世の中に必要となれる人になれたかなーと