2歳児クラスになってからの保育参観

 1年ぶりの保育参観がありました。一年前と比べてうちの子がめちゃくちゃ成長していることを実感した1日でした。

1.1年ぶりの保育参観

 流行り病も収束してきたためか、以前よりも長時間の保育参観が行われました。
 この1年間の間に親だけの懇親会は行われたのですが、そのときは各家庭保護者1名までという制限がありましたが、今回はそういった制限もなく、参観も1時間と長めのスケジュールでした。

 保育園での子どもの様子が1年ぶりに見られるということで、去年のことを思い出して少し心配になる部分もありました。去年のように参観中に私や奥さんの方にジリジリと近づいてきたらちょっと恥ずかしいなあと思ったのです。
 そんな1年前と比べ、どうなっているのかが楽しみで、少し早めに保育園に到着しました。しかし、「登園時間」はその時間に来てください、という意味ではなく、「登園時間」から「開始時間」までに登園してくださいという意味だったらしく、他のクラスの登園の兼ね合いで外で待つことに。

2.突如始まるかけっこ

 駐車場の空きスペースで待っていると、私たちと同じように早めに来ていた同じクラスの子どもがぽつりぽつりと集まってきました。
 外で待っているだけで暇だったのか、クラスの子どものひとりが長めの直線で走り始めました。それを見ていたうちの子はその子に近寄り、一緒に走りはじめ、気がつけば同じクラスの子たちがほぼ全員かけっこをしていました。
 子どもは元気だなあという素直に思いましたが、それよりも「うちの子がクラスの子どもたちと遊んでいてホッとしました。
 普段、うちの子は公園や室内遊技場で遊んでいても他の子どもと距離を取っているため、「うちの子は同じぐらいの年の子と遊べるのだろうか?」と心配していました。奥さんも同じことを思っており、保育園でクラスの子たちと仲良くしているのだろうかと不安に思っていました。

 そういった不安が杞憂だったことが保育参観の前にわかりました。ニコニコしながらかけっこをして、たまに同じクラスの子どもの名前を呼んでいる姿をみて、うちの子は他の子どもと仲良くできるんだなと安堵しました。

3.保育参観の内容は忍者修行

 保育参観がはじまる前から満足感を得ていましたが、保育参観の内容もとても良かったです。
 開始前に親子で集まって1日の流れを確認し、その後子どもたちが集められて保育参観がスタートしました。

 内容は忍者修行の成果を見せる、という内容でした。忍者修行とは「岩ジャンプ」「水遁の術」「手裏剣投げ」「分身の術」といった名前がつけられていましたが、紙パックで作られた筒を飛び越えたり、画用紙で作った筒を口に開けて上を向いたり、折り紙で作った手裏剣を投げたり、反復横跳びのような動きをしたりといった内容でした。
 これらの忍者修行は今日の保育参観のために1ヶ月ぐらい前から練習しており、それの発表会という側面もありました。

 何故かうちの子はトップバッターに選ばれており、多くの目があり緊張しているようでした。しかし、結果的にはしっかりとジャンプしたり、手裏剣をオーバースローで投げたりしていました。その姿を見て胸からこみ上げるものがありましたが、奥さんから写真と動画をしっかりと撮れ! と指示があったのでなんとか涙は抑えることができました。

 途中、クラスの子と協力して取り組むシーンもありましたが、うちの子が自分から声をかけてペアを作っていました。その後、楽しそうに2人で踊っていてほっこりしました。

 忍者修行の成果発表が終わったところで、親と子どもで別々の島を作り懇談会となりました。3歳クラスの教育方針などの話があった後、各ご家庭から他の人に聞いてみたいことを質問し合う時間が設けられました。
 その間、子どもたちは保育士さんと一緒に遊んでいたのですが、うちの子はそこでも他の子と遊んでいたり、泣いている子の横について頭をなでていたりしました。
 1年前と比べて随分社会性を身に着けたんだなあとしみじみしましたし、保育園でもしっかりとうちの子にしつけてくれているんだなとわかりました。

 懇談会が終わり、保育参観もお開きとなり、他の保護者と少し話してから帰宅しました。普段見ることができなくて、不安になっていた部分が安心にかわるいい保育参観でした。

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